マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
「笑う門には福来る」という

日本で古くから親しまれている
言葉があります。

これは心理学的にも
理に適っているかと思います。


私は今まで
10年ほどカウンセリングしてきまして

うつ病や神経症の方々を
観察していますと

表情が完全に固まっているケースが
多いかと思います。
(表情筋と脳は連動しています)


*(通信カウンセリングの方は、
耳と心眼で、微妙な呼吸の流れを読みとります。
呼吸の流れによって、表情筋や脳・心理状態が
固まっているかどうか観察します)


脳(特に前頭葉)の活動レベルが
下がってきますと

表情が固まり、
「笑い」が理解出来なくなります。


例えば皆さんの会社で
忘年会などの場で、

みんなが、ある冗談に対して
笑っている時、

うつ病の方は、
その冗談が全く理解できず

独り、鉄仮面のような表情で
固まっている・・・

こんなケースが
あるかと思います。


また上司や同僚が
「冗談で言った事」に対し

突然激怒するケース。


前頭葉の活動レベルが
下がっていると、

物事を「高度な抽象化情報」
変換することができなくなり


抽象度の下がった情報として
ストレートにとらえてしまい、

突然、怒り出したり、
悲しみが溢れだしたりします。


そんな感じでいますと、
やがて職場やサークルなどで

「危ない人」
「冗談の通じない人」と
レッテルを貼られ

誰も近寄らなくなり
孤立していきます。


まさに悪循環ですね。

どこの環境でも
人間関係が上手くいかなくなる。

このように、
前頭葉の活動レベルが弱まると
ジョークが全く理解できなくなります。


うつ病で
代表的な気質パターン。

執着(粘着)気質・
メランコリー親和型があります。


グーッと物事に執着し、
視野が狭くなる

いわゆる
執着(粘着)気質の方で
多いパターンは、

そもそも冗談・ジョークが
理解できないケースが多いと思います。


またメランコリー親和型の方は、

皆が笑っているジョークが
本当は真に理解できていないのですが、

とりあえず周りに合わせ、
気を使って

作り笑いするパターンが
多いと思います。


メランコリー親和型は、
こうやって自分にウソをついて

過剰に周りに合わそうとして疲れ、
やがて脳の病気になり、うつ病になります。


これら代表的な、
うつ病気質に共通して言える事は

うつ病により、脳が弱ってしまい、
「冗談(笑い)が理解できない」ということ。


ジョーク(冗談)というものは
高度な脳の働きです。

「ある事柄が、ああなって、こうなって・・・
え!こうなってしまうの!?
これは傑作だ!面白い!」

冗談を理解するのは
こういった脳の高度な推論(主に前頭前野)が
働いています。


ゆえにお笑い芸人さんは、
一見おバカにみえますが
非常に高度な脳を持っています。

(勉学などのIQとは違う頭の良さ:
EQともいいます)


うつ病で脳の活動レベルが
弱っている方は

笑いが理解できなくなるかと思います。


しかし、面白い事に
マインドフルネスや森田療法、
認知行動療法
などで

脳のトレーニングを積んでいき、
うつ病から回復していきますと

笑いが多くなる、
笑顔が増えるケースが多い。


たまにマインドフルネスが上達し、
うつ病を克服された卒業生の方が

復習のためカウンセリングに
いらっしゃいますと、

私とクライエントさんの二人、
漫才で終ってしまう事もあります。

(もちろんきちんと
心理学のお話もしますが)


え!これは一体・・・
お笑い系カウンセリング!?

「あはは・・・(笑)
このカウンセラーさんは芸人!?」


特に受講されて
まもない方に

わざと冗談を
言ってみたりします。


・・・一見ふざけて
いるようにみえますが

どういう反応をするか、
脳(心)の活動パターンなどを
ちゃんとみています。



ちなみに
日本心理カウンセリングの父
(元文化庁長官)

故、河合隼雄先生は
「オヤジギャグの名手」でした。


オヤジギャグに関しては、
あのお方の右に出る人はいない。

カウンセリングもそんなノリです。

とても偉い人なのに、気取らず
非常に気さくで親しみやすい。

とても魅力的な方ですね。


また「笑い」というものは

マインドフルネス仏式瞑想の視点から
言いますと「慈しみ」に並ぶほど

とても善い
「いのちのエネルギー」です。


緊張で固まっている場でも、
ジョークがあると
スッと場が和みますね。


マインドフルネス仏式瞑想を
身につけますと

人生どんな苦難が訪れても、
底抜けに明るい。

仏像の後光は
これのシンボル・
たとえかもしれませんね。



余談ですが、大阪の方は
「ボケとツッコミ」文化がありますね。

私はあのユニークな
笑いの精神が大好きです。


「ボケとツッコミ」というものは
認知療法で言いますと、

高度な「認知・モノのとらえ方・視点」
かと思います。



「これは絶対苦しい!私は不幸だ!」と
思っているものも

「ボケとツッコミ」のフィルターを通しますと
案外おバカで笑える、
ツッコミどころ満載なものになります。


「こうだ!と思いこんでいるものの、
モノの見方、とらえ方を変える」ということ。

心理学では
「リフレーミング」といいます。



自身の認識パターンが変われば
世界が変わります。


周りや世界、環境を
自身のエゴの思い通りに
変えようとしても不可能です。

それよりも自身の
モノのとらえ方・心の反応パターン(認識・認知)が
変わってくると
世界・環境が違ってみえます。


地獄や天国は
あの世にあるものではなく、

自身の心(モノのとらえ方)にあります。



とんちの一休さん
(禅宗の一休宗純)は

皆がこうだ!と思っている常識を
逆さにみると

案外滑稽なものだよ・・・という
「とんち」の名手ですね。


皆がこうだ!と思っている常識を
一回ひっくり返し、逆さにみてみます。

そのひっくり返ったものを

もう一度元の位置に戻しますと
「物事の真意(真理)がよくみえます」


*私もカウンセリングで難しい事例に遭遇し、
行き詰った時、頭を指でクリクリして坐ります(笑)
困った時は、自分の潜在意識(仏)に聞きます。


一休さんがやっていた技は
心理学でいうリフレーミングです。

(物事を主観(わたし)を離れ、
すっと客観で俯瞰してみる。
物事のいろいろな姿がみえてきます)


「ジョークや笑い、
ボケとツッコミの精神」は、

とんち(リフレーミング)を育てる
訓練なんですよ。



また「他人のジョークを分かろう、
ジョークを作ろう」という

心理作業
前頭葉を活性化させます。

(抽象度の高い情報処理が出来るよう、
普段からお稽古しておきます)


うつ病の皆様も、毎日の中で、

ジョークという簡単な脳トレに
親しんでみてはいかがでしょうか?


毎日うつ病で苦しいながらも、

ほんの一つでも
笑えるものを見つけ出す、

作り出すという
心理作業が大切かと思います。


「え!?できません!」

と言われる方も、まずは
形(型)から入るとよいですよ。

そういった習慣(型)にハメた
生活をしていますと、

脳がその型に合わそうと
変化を始めます。

(脳の可塑性といいます)



*闘病中、周りの人。
奥さん、ご主人さん
お母さん、お父さん、恋人、友人・・・

「笑い」を創造する生活・お稽古に
協力してあげてください。


うつ病でなくても一般の方でも
「笑い」の医学的効果は

世界では、もはや
常識になっております。


・海馬(記憶中枢)の
情報処理能力が上がる。

・βエンドルフィン(幸福ホルモン)が分泌され、
幸福感が出ますし、活性酸素が中和され、
細胞は若返り、綺麗になります。美しくなります。

・大脳新皮質に血流が
円滑に流れるようになる。

大脳辺縁系(感情脳)が「暴走」した時、
この大脳新皮質がしっかり働きますと
感情脳の暴走を上手に鎮めてくれます。

などなど・・・

~~~~~~~~~~
「笑い」の恩恵は
盛りだくさんです。
~~~~~~~~~~


うつ病。
地獄の毎日でも

日々の生活に
「一輪の美しい花(笑い)」を
みつけること。


苦しみの人生も

心理学的作業によって
脳をチューンナップすれば、

「笑いの人生」に
転換することも可能です。


当ブログ内で
たびたび語っておりますが、

私は20代の頃、うつ病・強迫性障害で
地獄の毎日の中、
「薬物療法の限界点」を感じておりました。

これでは根治は無理・・・と。

(リアル患者さん達も
これは身をもって分かっていると思います)


薬物療法とは違った
「何か」を模索していた時

心理療法(マインドフルネスと森田療法)に
出会いました。


心理療法を
身につけていきますと

人生のコペルニクス的
大転換が起きます。


薬物療法とは一味違った
斬新な理論

うつ病・神経症(不安障害)に
切り込んでいきます。


うつ病は治る病気です。
大丈夫です。

しっかり心理トレーニングを
行っていきましょう。




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【2013/12/23 12:20】 | 「リフレーミング」モノの見方を変えよう!
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