マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
前回は先日放送された
NHK「病の起源(うつ病編)」についての
当心理カウンセラーのコメントでした。

今回はその続きです。

*↓前回のお話
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-903.html


番組の中・後半に、うつ病・ストレス脳の
四つのキーワードである
「天敵・孤独・記憶・言葉」に対する対抗策として

「平等」という概念が取り上げられていました。
平等の概念が「脳に良い影響」を与えた
非常に良い実験がありましたね。

実験ではこの時、まさに脳の扁桃体が
ニュートラル(ストレスが無い状態)になっていましたね。


ここ重要ですので、
本日はこの「平等の概念」について
当カウンセラーの専門分野である

第三世代の認知行動療法
マインドフルネス(ACTやDBTも含む)や
森田療法の視点から論じていきます。



これら新しい心理(精神)療法
根源にあるパターンは「中道」

渇愛・嫌悪に執着せず
好き・嫌いに執着せず
頑張りすぎず・怠けすぎず・・・

両極端を離れた「中道」

そして相対するものを
客観的に、平等に観る。
(「平等性智」といいます)


森田療法では「あるがまま」(Let it be)

物事に(心に浮かぶ妄想も)
「渇望・嫌悪せず。価値・評価を与えず。平等に観て」

「平静な動じない心」
具体的心理トレーニングで作っていきます。


これらマインドフルネスや森田療法の概念は
大きなくくりで「如実智見」といいます。

*これら両心理療法は仏教哲学が根本にあります。


これらのトレーニングを
心理カウンセラーと共にしていきますと

(必ず熟練した専門家の指導のもと行います)

前回のお話の、孤独に対する
「とらえ方・関わり方」が修正されていきます。

環境や人間関係に対する
「とらえ方・関わり方」が修正されていきます。


「おひとりさま」でしたら
「おひとりさま」の幸せのなり方があります。

もちろんゆく先々
伴侶が出来たら「伴侶が出来た」幸せのなり方があります。


環境や人間関係が悪かったら
まずよくなるよう因果の法則(原因+縁=結果)で
コツコツ努力していき、

あらゆる策を駆使し、それでも避けられない。
「現段階」では不可抗力でしたら
その環境のまま幸せのなり方があります。


『つまり環境がどうあろうと、
そこに「一輪の美しい花」をみつけられる脳になっていきます』



もちろんこれは、
理屈や机上の空論だけでは
単なるキレイごとです。

実際、心理学的理論に適った訓練を
日々行っていかないと何も変わりません。

読んだだけ、頭で理解しただけの
理屈では真に救われない。

これを禅の言葉で「不立文字」と言います。


・筋肉はトレーニングなしでは太くならない。

・「心(脳)の筋肉(ニューロンや大脳皮質など)」もこれに同じです。

(ストレス耐性がつく、またはストレスに対する
「とらえ方」が変わりますので、ストレスがストレスでなくなってきます)


人間の脳は、
その人の普段やっている思考・行動パターン(心理訓練)
生活リズムのに「合わそうと変化していきます」

これを「脳の可塑性(かそせい)」といいます。


*森田療法では「外相整えば内相自ずから熟す」といいます。


外部機器を使う療法や、精神疾患に対する脳外科手術、
また薬物療法もよいですが、

人間というものは元々、そういったものに頼らなくても
心(脳)を調整する能力が備わっています。
ただ使い方を知らないだけ。元々その性能はあります。


心理療法は私達に
様々な可能性の扉を開かせます。

しかも薬や機械を使わない「非侵襲系」ですので安全です。
薬や機械を使いませんので「副作用」もありません。


患者さんにとって
一番良い道(QOL:クオリティオブライフ)は

最終的には薬や外部機器に「頼らなくても」

自分の足で、自分の人生を
力強く歩んでいく事ではないでしょうか?



*ただし当サイトで何度も主張しますが、
心理療法に繋げるモチベーション確保の手段として
薬物療法は非常に効果的です(特にうつ病急性期・回復期)
ただ薬を何年・何十年「何の策も打たず」
ズルズル飲み続けるのは賛成できません。


あと、番組では言語(言葉)に対する概念を
言及しておりました。

これについて当カウンセラーの見解は
長くなりますので、
またいつかの機会に書きますが、

一言でまとめますと、

「人は言葉によって病んだのなら
逆に言葉によって回復することもある」
と思います。


また、マインドフルネスの心理訓練は
右脳と左脳を「平等」に鍛えます。


どうか自分に合った心理士(カウンセラー)に
出会ってください。

皆様が心の病から
回復することを願っております(合掌)


p.s
読者の皆様へ
二部作読んでくださりありがとうございました。
いつも文字ばっかりですみません。

今回の二部作は、
あくまで当心理カウンセラーの臨床経験に基づいた
個人的見解なのであしからず。。


心理カウンセラー
山中紹聖



当カウンセリング・心理療法の詳しい説明

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html


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【2013/11/07 06:58】 | うつ病
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