マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
うつ病的な性格の代表格。
「メランコリー親和型」「執着気質」の方は
物事に対する「こだわり」が強いケースが多い。

それは精神的なものも、物理的なものも。


ゆえに強迫性障害との親和性も高いかと思います。
併発される方もいます。

逆に言いますと
「強迫性障害(強迫神経症)」が基礎疾患で、
それが元で疲れ果て、
副次的にうつ病が出ているケースもあります。


今日の講話はこの、
うつ的なパーソナリティの持ち主独特の
「こだわり」についてお話をしていきます。
よろしくお願いします。


さて、読者の皆様は
ここで疑問が浮かぶと思います。

健常者、特に職人などで
「いい仕事」する人の「こだわり」と、

うつ病、神経症的な
「疲れるこだわり」と何が違うのでしょうか?



まず職人さんの「こだわり」は

先日の滝川クリステルさんのスピーチではありませんが、
「おもてなし」です。

お客様が、本当に良いと思うもの、
ためになるもの、サービス、商品など・・・
これらは職人の「こだわり」→「おもてなし」です。

根底には「強い利他(りた)」があります。
我(が)が、あまり働いていない。


対して病的な「こだわり」は、
ほとんどの場合「どうでもよいこと」に対する「こだわり」です。
ゆえに日常や業務において非常に融通が利かない。

またこのうつ的「こだわり」は、
一見、利他に見える時もあります。
しかし、心理の目で深層心理を観ますと

「我に対する執着」です。

人のため・・・という隠れ蓑を使って
脆弱な自我・我(が)を必死で守っている。


非常に分かりやすい例でいいますと
ボランティアです。

ボランティアでも2つのタイプに分かれます。
真の利他心で行っているボランティアと、

「人のため」という美しいスローガンを盾にし
実は脆弱な我(自我)から
目をそむけるツールにしている人。

そういった人は、たいてい「これ見よがしに」
ボランティアを「してみせます」

おかしな宗教団体や
得体のしれない自己啓発団体の方に
この心理パターンが多い。


話は戻りますが
「我」に対する「こだわり」

そこには利他が無い。
自分の事ばっかりです。

深く深層心理を洞察しますと
「全て自分を守るため」

自分を守るため、
脆弱な自我(おかしなプライドなど)を守るため・・・

そういったもののために
「こだわり」ます。

*仏道では「我利我利亡者」といいます。


そこから生まれた商品やサービスは
客観的視点が外れ
大抵「ひどいもの」です。


そして結果自分が疲れます。


・・・もちろん私達は聖者じゃないんですから
完全に「無我」にはなれません。

逆に言うと全く「無我」になったら
経済活動(仕事)になりません。

完璧に無我にならなくていいです。

もしなりたかったら、山奥の寺にでも出家してください。
しかし、それでは何の役にも立ちません。
単なる自己満足の世界です。そこには利他が無い。


私達、俗人は全く無我にはなれませんが、
マインドフルネスや禅により
「我(自我)」を少し緩め「プチ無我」になっていきますと、

うつ病・神経症の病的な「こだわり」から

「おもてなし」になっていきます。


視点を変えますと、
うつ病的な「こだわり」は、裏を返すと「おもてなし」

うつ病の人達は、
いい~仕事出来るようになりますよ。



うつ病・神経症の方は、潜在意識に
元々健常者より強い「心的エネルギー(生のエネルギー)」を持っています。
意識、無意識

その「生のエネルギー」の扱いがマズイと、
そのマグマのようなエネルギーが「自己破壊」に向かいます。
自殺念慮はその典型ですね。

逆に、うつ・神経症の方のマグマのような生のエネルギーが
適切な方向に向かうと「水を得た魚のように」
素晴らしい才能を発揮したり、非常にいい仕事をします。

*うつ(神経症)気質の方、独特の執着性(粘り強さ)は、
天然のものですので、健常者は敵わないし勝てない。


この自分が持っているうつ気質を、
不幸と思うか、ラッキーと思うか・・・
「どうとらえ、どう活かすか」は自分次第です。

うつ気質は使い方によっては
ラッキーなツールになります。

これを潰そう、排除しようとするのではなく
具体的な心理学的技術を使い「利用」しちゃいましょう。

うつ・神経症的な人が
幸せな人生を生きていく王道です。



当カウンセリング・心理療法の詳しい説明

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html


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【2013/10/08 08:34】 | うつ病、神経症の「思考パターン」
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はじめまして。
朱鷺(shuro)
>うつ病の人達は、
いい~仕事出来るようになりますよ

↑ここに激しく同意し、思わずコメント欄を開いてしまいました。
不躾で大変失礼いたします。

最新記事しか拝読させていただいておりませんので、今後、他記事をゆっくり読ませていただきたく思います。

自殺企図や自傷行為をする人たちの、ものすごく自分に厳しくて、自らの命を卑下し、貶める傍らで、その素直さやpureさ、そして、真面目さに切なくなります。
10代から20代くらいの子たちのブログを時々覗きますが、なかなか壮絶です。
今は、見守るだけしか出来ません。
ですが、そういう子たちが、生きる希望を得て、何かを始めたら、本当に良い仕事が出来るだろうと容易に想像がつきます。

突然乱入して、勝手なことを申し上げました。
大変、失礼いたしました。



Re: shuroさんへ
ショウセイ
コメントありがとうございます。

> >うつ病の人達は、
> いい~仕事出来るようになりますよ
> ↑ここに激しく同意し、思わずコメント欄を開いてしまいました。
> 不躾で大変失礼いたします。


いえいえ。とんでもないです。
ありがとうございます。事実を書いたまでです。


> 自殺企図や自傷行為をする人たちの、ものすごく自分に厳しくて、自らの命を卑下し、貶める傍らで、その素>直さやpureさ、そして、真面目さに切なくなります。


そうですね。いろんなタイプがあります。
そういったピュアな方もいれば、

一見ピュアにみえて、そのさらに奥深く
深層心理に何か隠している方など。

特に大人のうつは複雑です。

どちらにせよマインドフルネスは、その人の潜在意識の奥深くまで
炙り出し意識化していきます。

心理学では「無意識の意識化」といいます。


> 10代から20代くらいの子たちのブログを時々覗きますが、なかなか壮絶です。
> 今は、見守るだけしか出来ません。
> ですが、そういう子たちが、生きる希望を得て、何かを始めたら、本当に良い仕事が出来るだろうと容易に想像がつきます。


そうですね。私は日々、
心理臨床現場からリアルに目の当たりにしております。

専門家として心理学的技術や助言を授けますが、

もっと大切なのは、私達大人が背中をみせる事です。
リアルな生き様。特に実際うつ病を寛解ではなく克服した方が、

「うつ病でもちゃんと克服し、生きていく事ができるんだよ」と。

行動によって示すことは、
万の言葉や机上の空論、心理学的テクニックより勝ります。


> 突然乱入して、勝手なことを申し上げました。
> 大変、失礼いたしました。

いえいえ。貴重なご意見ありがとうございました。
shuroさんのブログは美しいですね。
また拝見させていただきます。



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コメント
この記事へのコメント
はじめまして。
>うつ病の人達は、
いい~仕事出来るようになりますよ

↑ここに激しく同意し、思わずコメント欄を開いてしまいました。
不躾で大変失礼いたします。

最新記事しか拝読させていただいておりませんので、今後、他記事をゆっくり読ませていただきたく思います。

自殺企図や自傷行為をする人たちの、ものすごく自分に厳しくて、自らの命を卑下し、貶める傍らで、その素直さやpureさ、そして、真面目さに切なくなります。
10代から20代くらいの子たちのブログを時々覗きますが、なかなか壮絶です。
今は、見守るだけしか出来ません。
ですが、そういう子たちが、生きる希望を得て、何かを始めたら、本当に良い仕事が出来るだろうと容易に想像がつきます。

突然乱入して、勝手なことを申し上げました。
大変、失礼いたしました。

2013/10/08(Tue) 18:16 | URL  | 朱鷺(shuro) #-[ 編集]
Re: shuroさんへ
コメントありがとうございます。

> >うつ病の人達は、
> いい~仕事出来るようになりますよ
> ↑ここに激しく同意し、思わずコメント欄を開いてしまいました。
> 不躾で大変失礼いたします。


いえいえ。とんでもないです。
ありがとうございます。事実を書いたまでです。


> 自殺企図や自傷行為をする人たちの、ものすごく自分に厳しくて、自らの命を卑下し、貶める傍らで、その素>直さやpureさ、そして、真面目さに切なくなります。


そうですね。いろんなタイプがあります。
そういったピュアな方もいれば、

一見ピュアにみえて、そのさらに奥深く
深層心理に何か隠している方など。

特に大人のうつは複雑です。

どちらにせよマインドフルネスは、その人の潜在意識の奥深くまで
炙り出し意識化していきます。

心理学では「無意識の意識化」といいます。


> 10代から20代くらいの子たちのブログを時々覗きますが、なかなか壮絶です。
> 今は、見守るだけしか出来ません。
> ですが、そういう子たちが、生きる希望を得て、何かを始めたら、本当に良い仕事が出来るだろうと容易に想像がつきます。


そうですね。私は日々、
心理臨床現場からリアルに目の当たりにしております。

専門家として心理学的技術や助言を授けますが、

もっと大切なのは、私達大人が背中をみせる事です。
リアルな生き様。特に実際うつ病を寛解ではなく克服した方が、

「うつ病でもちゃんと克服し、生きていく事ができるんだよ」と。

行動によって示すことは、
万の言葉や机上の空論、心理学的テクニックより勝ります。


> 突然乱入して、勝手なことを申し上げました。
> 大変、失礼いたしました。

いえいえ。貴重なご意見ありがとうございました。
shuroさんのブログは美しいですね。
また拝見させていただきます。

2013/10/08(Tue) 21:06 | URL  | ショウセイ #-[ 編集]
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