マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
うつ病的思考パターン
「100か0か。全か無か。完璧思考」2


以前このテーマは取り上げましたが
今回補足の講話をいたします。


うつ(神経症)気質の方は
物事を完璧にこなそうとする傾向にあります。

そして着手する前に、頭の中で妄想し、
「完璧にこなせないのだったら、億劫になり
”いっそやらない”を選択し寝てしまう」

(100がダメだったら0を選択)

逆に一度着手しますと、
残業してまで、寝る時間も削って
心と身体の悲鳴を無視して・・・
朽ち果てるまでやってしまいます。

こんな思考パターンが「全か無か思考」です。


これが自分の内なる世界に留まれば
自分が壊れ、うつ病になります。

しかし、これが自分だけに留まらず
「他人」にもこのパターンを適応してしまいますと
人間関係が破壊されます。


うつ病・神経症の方は
「自分の勝手な心のルール」を
他人にも適用してしまう事が多々あります。


「自分はこう思うのに・・・」
「自分だったらこうやるのになぁ・・・」
他人がその通りに動かないと
イライラし、うつ(神経症)症状が出ます。
*特に非定型うつ病に多い。

もっとひどいパターンは、
思い通りにいかない他人を(心理的・物理的に)実際攻撃してしまう。


もちろん健常者でも、ちょっと神経質な方なら
こういったパターンはあります。
しかし、うつ病(神経症)の方は「過剰」です。

何でもモノは加減、バランスです。
バランスを崩すと病気になります。

「心の病というものは、バランスを崩しているよ・・
というありがたいサイン」です。



これら心の悲鳴に気付かず放置しておりますと、

やがて慢性的なストレス脳になり、
個人個人の脳の耐えうるレベル(レッドゾーン)を超えますと

脳の病気

うつ病になります。


つまり世間でよくいう
「脳の病気説」は合っているのですが
それは「結果論」です。

大切なのは
「脳の病気に至るプロセス」を修正していく事です。


結果のところ「脳の病気」ばかりに焦点を当てて
薬物療法で対応・・というパターンですと
再発の危険性が高い。
(欧米の研究では3割の方が、そもそも
抗うつ薬が効かないタイプもあると言われております)

こういった古いタイプの方法論ではなく。

薬物療法で「脳の病気」に対応しつつ・・・
心理(精神)療法で「脳の病気に至るプロセス」の部分を
修正していく事が、欧米で最新式の方法論です。

回復も早いですし、再発率もグッと低くなるかと思います。

*ただし心理療法はオカルトや怪しいものではなく、
マインドフルネスや森田療法、認知(行動)療法など
ちゃんと精神医学的に認められたもの限定で選択します。



当カウンセリングで
いつも皆さんにお話するのは
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うつ病を雑草に例えますと
地表に出ている草をむしっても

根っこからえぐり取らなければ
また何度でも雑草は生えてきます。

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このたとえは
・地表に出ている草をむしる(薬物療法:対症療法)
・何度でも生えてくる(うつ病再発)
・根っこからえぐり取る(心理療法)

地表に出ている草(現在のとりあえずの症状)は
薬物療法で対応しつつ・・・

根っこの部分は心理療法でコツコツ対処していく。

「薬物療法と心理療法の併用」がオススメかと思います。


先日、厚生労働省の、
うつ病に関するページをチェックしておりましたら
厚労省も、こういったことを主張しているのに

現場(病院)レベルでなぜ浸透していないのか
不思議でしょうがないですね。



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【2013/10/05 08:42】 | うつ病、神経症 「7つの自動思考」
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