マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
当ブログはページ数が
膨大な数になってきました。

ここで中継点として「まとめ」を書いておきます。

*今回は、うつ病の専門的なお話です。
やや難しいですが、難しいお話を分かろうとする「意志」が、
脳の活動領域を広げます。


まず当カウンセリングは
薬物療法一本でよくならなかった方に

それにプラスして「心理療法」も並行して行っていきましょう
という立場です。

また薬物療法が絶対イヤだ!という方に
最終手段として「心理療法」を提示しております。

*しかし、この状態はオススメではありません。
なるべく正しい薬物療法と、正しい心理療法を「並行して」行っていきましょう。

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「当カウンセリングの主な理論」

① 日常生活や職場で
外的なもの、内的なもの(心の中のもの)に対して
心理学的に「歪んだモノのとらえ方」をすることにより
「不必要なストレス反応」を起こします。

② ストレス反応をすると「即」
視床下部→下垂体から
副腎皮質刺激ホルモンが分泌され

③ 副腎皮質からストレスホルモン(コルチゾールなど)が
過剰に分泌され

④ 身体、脳に回り
前頭前野、海馬などの脳神経細胞を攻撃し弱体化させ、
ストレス耐性が弱くなります。

うつ病・神経症の方は、この状態が慢性化しており
「慢性的ストレス脳」になっております。
(脳科学ではアロスタティック負荷といいます)

ゆえに、②~④のサイクルの制御が効かなくなります。

結果、個人個人の脳の耐えうる
「レッドゾーン」を超えますと
「脳の病気=うつ病」になります。

*ちなみに、これを脳科学では
ストレス反応の「HPA軸」(サイクル)と言います。


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普通の人は、HPAサイクルが始まりますと
すぐに抑制のフィードバックが働き
ストレスホルモンの分泌が止まってきます。

しかし、うつ病・神経症の方は
「慢性的に過剰に」このサイクルが暴走しておりますので、
抑制のフィードバックが上手に働かなくなっています。


またこのストレスホルモン分泌の
「抑制のフィードバック」を働かせるのは
「海馬」が主に関わっております。


最新の脳科学では「海馬神経」は
大人になっても増えるし
修復するという事が明らかになりました。

しかし、ストレス反応を止めないと
海馬神経の攻撃・破壊が収まらない。
よって「海馬神経の生産が追い付かない」


マインドフルネスや森田療法は、
たとえるならば・・
まず「バケツの裏の穴を塞ぎます」

つまり上記図①のストレス反応
心理学的訓練により「緩やかに」していきます。

ここをしっかりしないと、
いくら抗うつ薬などで、物理的な力で良い気分になっても
スキーマ(心理学的な「モノのとらえ方・思考パターン・心の構え」)は変わりません。
*(条件がそろえばクセになっている
ストレス反応をしてしまいます)


バケツにいくら水を注いでも
裏に穴が開いていれば、そこから垂れ流し、
いつまで経っても水は溜まりません。

いつまで経っても
うつ病は治りません。


抗うつ薬で一時的に気持ちよくなって・・
裏から垂れ流す(クセになっている独特のストレス反応)・・・
また抗うつ薬を飲む・・・
この繰り返しは延々と続きます。

薬を何年・年十年飲んでも治っていない人が多いのは
こういう理論です。


「まずバケツ(心)の裏に開いた穴を塞ぎましょう」
(慢性的なストレス反応パターンの修正)


もちろん何十年の人生で刻み込んできた
モノのとらえ方・思考パターンを修正するのは
常識で考えて、数週間で治るものではありません。

心理学的な訓練を日々コツコツと
腰を据え行っていきます。


こういった日々コツコツと・・・が出来ない方。
また、ズルして楽して良くなりたい・・という発想の方は、

「うつ病が〇日でよくなるDVD・CD」や
「うつ病が一発でよくなる・・を謳う
おかしな宗教・自己啓発団体」などに騙されます。

自業自得です。


長年刻み込んできた、脳や心の軌道修正は
日々コツコツと腰を据えて・・が王道です。
これ以外、道はありません。

いつの世も真実・真理は、
コツコツ単調な作業の積み重ねです。


~「薬物療法について」~

当サイトは薬物療法について否定的な見解が多いですが、
けっして全否定している訳ではありません。

たとえば、心理療法も行えないような
ひどい精神状態の方は、まず病院の薬物療法で強引にでも
冷静にならないと心理療法・カウンセリングどころではありません。

「薬物療法は物理的な力で、とりあえずの元気が出ますので」

薬物療法でモチベーションを維持しつつ、
水面下で心理療法を使いコツコツ「根治」に持って行く・・

のが王道です。

クライエント(患者)さんからしても、
この方が楽かと思います。

変に心理療法一本で頑張らなくてよいですよ。
別に薬を使ったからといって逃げではありません。
薬物療法(対症療法)と心理療法(根治療法)の併用を
オススメいたします。


最後に、
当カウンセリングは最新の心理療法、
第三世代の(認知)行動療法であるマインドフルネスを
本格的に心理臨床で行っている、日本唯一のカウンセリングです。
(マインドフルネスをカウンセリングに導入し9年になります)

日本は欧米に比べ、まだまだ
「薬物療法」と「心理療法」の併用という概念が浸透しておりません。

この「薬物療法」と「心理療法」の併用という概念を
広く世に普及すべく、
提携していただける病院・医療機関など
ございましたらありがたいです。


上記図①に焦点を当てた
「当カウンセリング理論まとめ・心理学編」は
また今度書きます。


*当ブログ全体が①について
あらゆる角度から言及しておりますので、
パソコンから閲覧の方は「左のカテゴリー」から
いろいろご覧になってくださいませ。

*スマホ・携帯の方は「カテゴリー欄」からどうぞ。


当カウンセリング・心理療法の詳しい説明

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html



【2013/09/17 06:10】 | うつ病と 「脳について」
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