マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
<前回の続き>

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さて、前回は
たとえ「西洋式のいわゆる」セラピーや心理療法、カウンセリングで
一旦気分がよくなっても、

諸行無常(一切万物は移り変わる)で
やがて日時を置き「ひどい気分」がやってきます。

そして、うつや神経症の方は
いつもの心理的な病に陥り
必要以上に苦しみます。

この悪しき心理サイクルから脱出しない限り
人生の悪循環は続きます。



前回は、うつ病・神経症の方が
なぜ気分に価値を置き、執着するのか・・・という
テーマについて講話をいたしました。

では、今回は、
マインドフルネス森田療法が熟成し、
気分に対する執着が緩むとどうなるか・・・
についてお話ししていきます。


前回のお話で

>各種セラピー・リラクセーションなどで、良い気分が得られても、
>「やがてイヤな気分は、やってきます。
>ひどい気分がやってきます。100%やってきます」

*心理臨床の世界では「リラクーション」ではなく
「リラクーション」という正式な言葉を使います。
実はリラクゼーションという言葉は、俗世間で「間違って」広まった言葉です。


と言いました。
仏教哲学はなんて悲観的なんだ・・
と思ったでしょうが、続きがあります。。


「良い気分が一旦得られても、やがてイヤな気分はやってきます。
ひどい気分がやってきます」

・・・しかし、視野を大きく広げ人生全体を俯瞰しますと
ひどい気分になっても、やがて良い気分はやってきます。

ですが、その良い気分はやがて過ぎ去り
ひどい気分がやってきます。

そのひどい気分もやがて過ぎ去り、
良い(普通の)気分がやってきます。

~このように移り変わり(諸行無常)は続きます~



・・・ただ、この人生の縮図を俯瞰してみて
心の病の方は、気分の良し悪しに異常に一喜一憂し、気分に振り回され、
気分の奴隷、召使いのように生きるのはバカバカしくないですか?


前回のお話のように
「気分に執着するのは、気分に人生の価値を置いているから」
というお話をしました。

日々のマインドフルネス仏式瞑想や坐禅により
気分というものに「あまり価値が無い」という事を悟りましたら
こうなっていきます。



朝起きて
さぁ。今日の心のお天気はどうでしょうか?
そうですか、雨(うつ)ですか。

では雨が降っているがまま
今日成すことをこなしていきます。


朝起きて
さぁ。今日の心のお天気はどうでしょうか?
そうですか、晴れ(気分がいい)ですか。

では晴れのまま
今日成すことをこなしていきます。


お天気(心の気象)は、私達には操作不可能です。
操作不可能な事を何とかしようとすると苦しみます。

たとえば今、
外で雨が降っていて止められますか?
本気で止めようとしているんですか?


しかし、
マインドフルネス森田療法が育っていきますと、

もう気分(今日の心のお天気)というものに
あまり価値を置いていませんので

気分が良かろうが悪かろうが
ハッキリ言いますと「どうでもよいこと」です。

--------------------

雨が降っているなら
雨が降っているがまま
今日(今)生活します。

晴れているのでしたら
晴れのまま
今日(今)生活します。

日日是好日


さて今日(今)何をしましょうか

--------------------

そこにもう
鬱だとか神経症だとか
気分がいいとか悪いとか

そういったものに対する
「とらわれ(執着)」が緩んでいますので

効率の良い、「真の意味で」楽しい人生を
ひょうひょうと送ることができます。


*ただし、
これらのお話を「頭の理屈」でいくら分かっても
うつ病に対し、全く役に立ちません。
何の解決にもなりません。

よくある自己啓発本のように
読み終わったら「あぁ、なるほど。勉強になった」

・・・はい。それだけ。
またいつもの心の病の自分に戻っています。
何も変わらない。

理屈も大切ですが、もっと大切なのは、
心理療法家についてもらい、
日々の心理学的訓練(マインドフルネス)で
「身体で」分かっていく事です。

うつ病や神経症から「真に解放」されるのは
心理学的訓練を行っていかないと成り立ちません。



さて、
私達(私もかつて鬱病・神経症患者でした)は
今まで気分の奴隷になっていたわけです。

しかし、うつ病や神経症患者さんが
マインドフルネスや森田療法を熟成させていきますと

気分に対する
「奴隷解放宣言」が真の意味で発布されます。


これが森田療法や禅の世界観
「あるがまま」(Let it be)の世界です。

人生の「手かせ足かせ」が外れ
真の意味で自由がやってきます。

この
(気分が良い悪いを含んだ上での)心身の身軽さこそが

「”真の意味での”気分の良さ」なのではないでしょうか?



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Whisper words of wisdom(賢い智慧のことばをささやきなさい)
Let it be・・(あるがまま)
----------------------------------

*ビートルズの代表曲「Let it be」歌詞抜粋
これはポールマッカートニーの歌詞ですが、
ビートルズの中でもジョンレノンが仏教ファンで有名ですね。
ちなみに「イマジン」は般若心経の世界観と言われております。



~あるがままに身をゆだねる~


諸行無常(移り変わり)
これは自然法則です

社会、動物、海、山、大地、
私達の身体の細胞、精神、大自然、地球・・・
全てこの法則で成り立っております

また科学的事実です

人生全体を諸行無常(あるがまま)に
身をゆだねます

私達も地球を構成する
「細胞」の一つ

一即多 多即一


*一即多 多即一
華厳経のことば:奈良の東大寺・大仏様で有名ですね。
もちろん、大仏様のような巨人がいるのではなく、
大仏像は、一即多 多即一の「シンボル(象徴)」です。



当カウンセリング・心理療法の詳しい説明

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【2013/08/31 06:23】 | うつ病
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