マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
「強迫性障害(強迫神経症)と強迫観念」


今日は
読者さんの相談にお答えします。


Q、
先日、道でお金を拾った時、
「ネコババしてしまおう」「誰も見ていないから」・・などと、
妄想・雑念で頭がいっぱいになりました。

警察に届けたのですが、帰ってから
「あぁ、やっぱりポッケに入れておけばよかった・・」など
強烈な心の声(強迫観念)で頭がいっぱいになり、


「こんな考えを持っている私は、
バチが当たるのではないか・・・」

「近日中に災難が降りかかるのではないか・・」


と、さらに強迫観念に縛られ、

一日中、心が不安定になり、
頭が重くなり気持ち悪くなってきました。

マインドフルネス・森田療法的には、
どうすればよいのでしょうか?



A、
はい。健常者の方々は、この事例
なんてことないのですが、

神経症(不安障害)の方は、
そういった事でとても苦しみます。



私もブログ内でよく語っておりますが、
昔、強迫神経症(強迫性障害)の患者でしたので、

そういった強迫観念で、
頭がいっぱいになる辛さはよく分かります。


そして、そういった観念を否定、除去しようと、
あの手この手で「もがき」ます。

しかし、もがけばもがくほど
頭の中の観念(妄想)は
強くなるのではないでしょうか?


さて、まずお金を拾った時の
対応からお話しします。

マインドフルネス仏式瞑想・森田療法的な答えは、

…………………………………………………………
「ネコババしたいという想念があるがまま、
正しい事をします」

…………………………………………………………


マインドフルネスや森田療法の立場は、
「美しい清らかな心で、お金を届けましょう・・」などと
バカバカしい偽善者のような事は、けっして言いません。

ネコババしたい・・という想念が
浮かんだのは事実でしょう?


それは、そこまで悪い事ではありません。
誰しもあります。それが人間です。

ウソは止めます。本音でいきます。
ちょい悪(ワル)でOK。


その想念を排除しようとしたり、
見て見ぬフリしても無くなりません。
出るんだからしょうがない。



今から一つテストします。

いいですか?

==========================
ピンク色の象を想像しないでください」
==========================

想像しない事、できましたか?

無理ですね。
(特に神経症的な方は)


頭の中のピンク色の象を
排除しようとすればするほど、
ピンク色の象のイメージは強くなる。
(神経症の方は苦しくなる人もいます)

これを精神交互作用といいます。



マインドフルネス仏式瞑想や森田療法の立場は、
そういった想念が浮かんできた事実を

「否定せず抑圧せず排除せず」
あるがまま受け入れ、


「ネコババしたいという想念が、
自分にあることを素直に正直に認め、
そういった想念が”あるがまま”正しい事をします」


*ポイント:
こういった想念がある事を
正直に認めきっていないと「それが強迫観念になり」
脅威となり、あなたに襲いかかってきます。



自分が汚れていると思うのでしたら
汚れているという思いが「あるがまま」一坐り。

自分にバチが当たるのではないか・・・
という想念があるのでしたら
その想念が「あるがまま」一坐り。

私などクズで生きていてもしょうがない、
死んでしまいたいと思うのでしたら
そういった想念が「あるがまま」一坐り。

辛い、こんな人生はイヤだ・・と思うのでしたら
そういった想念が「あるがまま」一坐り。

*(技術的な事は、文字で説明不可能ですので
カウンセリングにてお稽古します)



一坐り


一坐り・・・


--------------------------------------------
不快な想念を排除しようとせず
それらも「包含」し、共生し、
自分の陰の面も、陽の面も平等に受容し、

「現在・今・この瞬間に生きる」
--------------------------------------------


やがて、あなたの強迫観念(強烈な想念・妄想など)は
頭の中にあるがまま「無害」になる事でしょう。


この技術がお稽古で身についていきますと、
強迫観念やうつ的なネガティブ思考が
「あるがまま」無害になり

普通に社会生活が送れるようになっていきます。


*ただし今日のお話は、初級~中級向けの
心理臨床テクニックとして、神経症に対応する技術です。
上級者になっていきますと、もう少し高度な技術に入っていきます。

それは「意志(チェータナー)」に直接働きかけていきます。
すると今日のお話のような場面に遭遇しても
ネコババしたいという考えが起動しにくくなっていきます。

坐蒲
(坐禅・瞑想用座布団)


まぁ、辛い時は一緒に一坐りしましょう。
カウンセリングにいらっしゃい


========================


強迫性障害(OCD)は、
薬物療法一本では回復しません。

薬物療法と並行し、

「正しい心理学的訓練が必須」です。
(これは神経症だけではなく、うつ病も同じです)

心の反応パターンを修理していきますと
必ず楽になっていきます。



ブログランキング参加しております。応援クリックお願いします
(Ctrlキーを押しながらクリックしますと画面の処理が早いです)

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ

人気ブログランキングへ
2クリックしていただいた方・・ご支援ありがとうございました。



当心理カウンセリング、心理療法(マインドフルネス・森田療法)
お問い合わせ・お申し込みは、コチラからどうぞ。

http://mindfulness-arugamama.com/mail


【2013/07/22 08:35】 | うつ病、神経症の「思考パターン」
トラックバック(0) |


こっぴー
読むだけで救われました!
すごいブログですね!


Re: こっぴーさんへ
ショウセイ
いえいえ。ありがとうございます。
またいらしてくださいね(合掌)

コメントを閉じる▲
コメント
この記事へのコメント
読むだけで救われました!
すごいブログですね!
2013/07/22(Mon) 20:38 | URL  | こっぴー #R5uPEqOw[ 編集]
Re: こっぴーさんへ
いえいえ。ありがとうございます。
またいらしてくださいね(合掌)
2013/07/23(Tue) 01:41 | URL  | ショウセイ #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック