マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
非指示型カウンセリング・・・
これはいわゆる傾聴(けいちょう)カウンセリングですね。
(来談者中心療法という心理療法の一種)

このタイプのカウンセリングの限界について

精神科通院歴豊富な
「元患者」の視点
からお話をいたします。
よろしくお願いします。


私は昔、うつ病・神経症患者時代
病院のカウンセリングや民間のカウンセリングなど
様々な「いわゆる」カウンセリングを受けてきました。


こういった傾聴カウンセリングは
ただグチを聴いてもらうだけでしたら
よいのではないでしょうか?

もしくは気休め程度でしたらよいかと思います。

しかし・・・実際の「患者の視点」から言いますと


たとえば
うつ病患者さんが、強烈な自殺念慮が出てきた時
心理学的な対応法・アドバイスを教えてもらいたいのに、

カウンセラーは「お辛いですね・・なぜそう思いましたか・・」
など、延々と繰り返してきます。
・・いわゆるお約束の「小手先の傾聴テクニック」ですね。


患者さんのニーズは、
「自殺念慮が出た時の心理学的対応法や
アドバイス・具体的訓練法」を聴いているのに
今の気持ちなど「傾聴」されても・・・



それは魚屋さんに行って
魚を売っていないのと同じくらいおかしなこと。

心理屋さんに行って、心理が売っていない。。
一体、何屋さんなんでしょうか?


そして病院(カウンセリングルーム)を出る時
「生殺し」のような状態になって、余計死にたくなります。


患者時代、病院の傾聴カウンセリングが本当にイヤでした。
(余計悪くなったので、途中でやめましたが・・)


もう一つ、当カウンセリングの
クライエントさんで「よくあるケース」を紹介します。


たとえば、
強迫性障害(OCD)で「手洗い確認」が止まらなくて
(その他、様々な強迫観念&強迫行為)

その手洗いを止めたいのに、傾聴カウンセリングでは、
相変わらず、何も指示せずアドバイスをせず
フムフム聴いているだけ・・・ひたすら傾聴。。


プロの心理士のアドバイスを聴きに来ているのに
騙された感じですね。

そのクライエントさんは、ブチキレて帰ったそうな。
そして当カウンセリングを訪れました。


はい。OKです。うちでは歓迎します。
むしろそういった方々に、とても「親しみ」を感じます。


当カウンセリングでは、心理学的理論に基づき、
「手洗い確認の止め方」、「自殺念慮の対応法」、
「強迫観念のさばき方」
など、
『具体策を出していきます』

プロ心理士として
「傾聴+心理学的アドバイス&訓練」をいたします。


ひたすらマニュアル通り・・・カウンセラー目線だけではなく
クライエントの皆様のニーズを考える事です。


こういったニーズは、カウンセラー自身、
「患者経験が無いと」察知できない世界です。

患者経験の無い人が、うつ病・神経症患者さんの
何を共感するのでしょうか?


ちなみに、心理カウンセリングとは
心理学的知識・技術をバックボーンにした
相談行為(業務)全般の事です。

傾聴(来談者中心療法)というものは、
その「ほんの」一体系にすぎないのですから・・

別にそのやり方(カールロジャーズの考え方)に
固執することもないですね。

*ただ、こういったタイプのカウンセリングは、
大学の教授先生にウケるタイプのカウンセリングです。


それよりも
本当に大切なものってなんでしょうか?


カウンセラーの自己満足や芸術性、
教授大先生に好かれることではなく、

「クライエントさんがよくなるか?ならないか?
ではないでしょうか?」



教授大先生に好かれるけれど・・
苦しんでいる患者さんの「役に立たないカウンセリング」より、

教授先生には嫌われるが、
患者さん(クライエント)が
よくなるカウンセリングをしていきたいですね。


どちらにせよ、昨今の流れは
(特に心理療法・カウンセリング先進国、欧米では)

認知行動療法(CBT)、マインドフルネス(MBCT)、
アクセプタンス(ACT)などを使ったカウンセリングスタイルが
主流になりつつあります。

精神医学・心理臨床の世界では、
脳科学的エビデンスを基にした「第三世代」と呼ばれる
最新式のものです。


従来型の、傾聴カウンセリングの意味の無さを悟った、
現代の心理臨床の世界がたどり着いた場所ですね。

やっと目覚めた感じですね。

クライエントさんのニーズは
「単なる共感」から→ 「共感+アドバイス・具体策」に移りつつあります。


そして、それらのツールを使って
自分の人生を、自分の足で歩いていくのが

本当の「自律(自分を律する)」
また「本物の回復」ではないでしょうか?



カウンセラーも、患者の側に立って
時代の流れを敏感にキャッチするという事ですね。


もっと究極なことを言いますと、
カウンセラーも一度「うつ病地獄」を経験していただき
患者をやってみた方がよいかと思います。

心の病は目に見えぬもの、
身体の病とは、とらえ方が全く違います。


*最後に傾聴のフォローを入れますと、
病院もあれだけの人数のクライエントさんを対応するのに、
流れ作業の傾聴にならざるを得ないのは、よく分かります。
病院のシステム上、しょうがない。ある意味同情します。

また傾聴は、社会人の自己啓発、接客としてよいと思います。
またグチを聴いてもらうとスッキリするかと思います。

レストランや携帯ショップ、受付業務など・・
サービス業(接客業)に従事されている方は
傾聴は勉強になると思います。

「ただ心の病には通用しません」


心理系大学の教授大先生のキレイごとや建前論、
一方的な意見ではなく、
「現場の患者のニーズ」に「耳」を「傾ける」事です。

これが本当の「傾聴」ではないでしょうか?



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【2013/06/27 03:30】 | 元患者の視点
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