マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
<前回の続き>

さて、前回のお話の
「仏教心理学的カラクリ」を理解した上で
「無明:むみょう」(うつ病・神経症の根源)に対する

A、手軽にできる「策」
B、究極の「策」(根治に至る道)
を提示します。

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「前回のおさらい」

① まず、無明とは簡単に言いますと
「強烈な生存欲」

② また、これを守るための
「恐怖・不安」

③ さらに、これを隠そうとして
「欲」や「嫉妬」、「慢心(おかしなプライドなど)」
これらが、さらに”強化因子”となり・・・

② 「恐怖・不安」が強くなり

① 「強烈な生存欲」になります。



これら①→②→③→②→①の過程が「我(が)の作用」です。

これがちょっと抽象的に聞こえる方は
「原始脳(大脳旧・古皮質)の働き」と、たとえると科学的でしょう。

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「無明に対する対処法」

まずA
車のアクセルに対抗するのはブレーキです。

ここでたとえるブレーキとは
「sati(サティ:パーリ語:日本語訳は正念)」
これは聖なる客観視です。

うつ病・神経症の方々が
上記の方程式①②③②①の流れが始まったら、

「おお。今、私の原始脳が暴走しているな・・」
客観的に気付くこと。
心理学では「メタ認知」といいます。


原始脳が暴走を始めた時、
スッと、一歩距離を置いて
客観的に観察していてください。

手を加えなくてもよいですから、
客観的に眺めていてください。

日常の中で意識してやってみること。
これがアクセルに対する「ブレーキ」になります。

たとえるなら
衆議院の暴走を監視する「参議院」です。

*これの、もう少し深い訓練、お勉強は
当カウンセリングの授業で行っていきます。



次にB
「諸行無常の理」(全ては移り変わる)
頭の理屈ではなく、毎日のマインドフルネス仏式瞑想(行動療法)により

身体に、細胞レベルに、遺伝子レベルに・・・
染み込ませていく事。


ここだけは理屈を超えた世界です。
「不立文字」(ふりゅうもんじ:仏教語)といいます。

頭の理屈、机上の空論で理解しただけでは
実際、うつ・神経症症状が出た時
何の役にも立たない。


頭の理屈だけでは使えない。


うつ・神経症思考が

やってきては
去っていく

去っていっては
やってくる


おお。やってきたか。
おお。去っていったか。

ただそれだけの事
理屈を超えた世界

そして究極の自由・・・


空


うつ病・神経症独特の気分・感情への
「執着心」が緩んできます


気分・感情に振り回され
何もできなかった人生が変わり始めます。




当カウンセリング・心理療法の詳しい説明

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html



【2013/06/11 06:10】 | マインドフルネス心理療法とは?     (理論編)
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