マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
<前回の続きです>

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-783.html


さて、
うつ病、回復期「後期」以降の方に
「頑張らないでいい」という発言がよくないのは、
*(回復期後期について詳しい説明は、上記URLにて)

うつ病や神経症の方は元々、
潜在意識下では「生のエネルギー」が普通の人より強い人。

意識、無意識

この人達が、頑張らず、何もせず・・
じーっとしている期間が長くなりますと、

そのうち、
「私は何のために生きているのだろう・・」や
「私なんか生きていても何も役に立たない・・」
という発想になってきます。



このように、元々普通の人より強い、潜在意識下の
「生のエネルギー」が自己破壊に向いてしまいます。

上記の発言はその典型ですね。

「死にたいは、もっとよりよく生きたいの裏返し」


つまり、急性期、回復期前期~中期を過ぎ
ある程度安定してきましたら

元々強い潜在意識下の
「生のエネルギー」(心理学で言うリビドー)を
何か「健全な対象に向ける訓練」をしていかなければ
回復は遅れるどころか、また悪化します。

*リビドーについて。
フロイトは「性」のエネルギーと言いましたが、それは違います。
心理学の世界でも批判されています。
正しくは「生」(生きる全般の)エネルギーです。


大人になってリビドー(生のエネルギー)が自分に向いてしまう状態を
「二次的ナルシシズム」といいます。
うつ病・神経症患者の「心理症状」はその典型例です。

そのリビドーを何か健全な対象に向ける訓練
(対象リビドー)

を円滑にしていきますと、
うつ病患者さんは、
水を得た魚のようにイキイキしてきます。


ここで言う、健全な対象とは、

いきなり世界の人々の幸せ!や
大富豪になる!大手企業に就職する!などの
現実離れしたものではなく、

まずは、社会復帰のためのアルバイトや、
簡単なボランティア、お料理教室など稽古事。
リワークプログラムや心理療法、心理トレーニングなど
「現実的なもの」限定で。


そして社会生活のコツをつかんでいって、
徐々に大きな対象に向けていきます。

うつ病気質の方は「頑張らない・・」ではなく、
常に「何かの対象に」エネルギーを向けていること。

その生のエネルギーを向ける対象が無くなりますと、
うつ気質の方は、徐々に自己破壊思考になっていきます。


うつ気質の方は
何か健全な対象にリビドーが向きますと、
普通の人より「いい仕事」します。

天然の真面目さと几帳面さ。
粘り強さがありますので、普通の人達は敵わない。

うつ気質の方は、
リビドーを向ける方向さえしっかりしていけば
普通の人より「ダイナミックな幸せな人生」を送ることができます。


リビドーを向ける方向があやふや、
もしくは「無い」状態が続きますと、
暗く沈んだ自己破壊の人生を送ります。

「私なんか生まれてこなけりゃよかった」・・・と。



もちろん別に偉い人にならなくてもいいです。

男性の方でしたら
普通に自分に合った仕事して、健全な趣味をみつけて・・

主婦の方でしたら、
大好きなご主人さんのために
おいしい料理の研究や、かわいいお子さんの素晴らしい成長など・・

こういったものに健全な形でリビドーを向けていれば
病むことはありません。


またそういった普通の幸せが難しい・・という方は
心理(精神)療法がそれを可能にします。


で、まとめますと、
これらの鬱病患者さんの心理的特徴をしっかり把握し、
周囲の方々は接してみてください。

決して、(一部の)おかしな病院やマスコミ

(何年もうつ病から抜け出せない人に対し)
「うつ病の人に頑張れと言わない。ずっと薬を飲み続け休息・・」などと言う、

プロのアドバイスとは思えないような、
浅はかで、智慧の無いアドバイスを鵜呑みにせず


本当に患者さんの人生の事をおもうならば、
「どの説(モデル)を参考にしていくか
深く洞察し選択していきましょう」


*今回のお話は、あくまで一つの理論です。
世の中には様々な理論があります、
自分に合った理論。ケースに合った理論を参考にし、
選択されると良いかと思います。



当カウンセリング・心理療法の詳しい説明

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html


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【2013/05/22 04:49】 | うつ病 「総論」
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