マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
まず本題に入る前に・・

かつて昭和時代、
「一休さん」という長編アニメがありました。
(平成生まれのヤングは分からないかもしれません)


その中で「どちて坊や」という
伝説のキャラクターがいました。

ちょいキャラなんですが、
かなり存在感がありました。


この「どちて坊や」は
まだ小さいので、ことばの意味が分からなく、

事あるごとに「どちて?」を繰り返し、
一休さんや和尚さんを困らせました。


たとえば、一休さんに対し、


どちて坊や 「どちて頭に毛がないの?」

一休 「仏さまにお仕えするために、とってしまったんだよ」

・・・どちて坊やは意味が分からないようでしたので、
知恵を出すため、一休さんは
頭を指でクルクル・・・(お約束のとんちポーズ)


どちて坊や 「どちてクルクルちゅるの?」

一休 「こうしていると知恵が出るんだよ」

坊や 「どちて知恵が出るの?」

一休 「そういうおまじないだよ」

坊や 「どちておまじないでちゅか?」

・・どちて坊やも頭をクルクル真似をして、

坊や 「わたちには何も出ません。どちて?」

一休 「キミはまだ小さいからさ」

坊や 「どちて小さいとダメでちゅか?」

・・・こんな感じで延々と続く・・・
こういったキャラです。


うつ病・神経症など
ストレスの溜まりやすい方は、
心の中で「どちて坊や」をやってみましょう。



--------------------------------------------------------


『例1』

あなた 「あぁ。不安だ」

どちて坊や 「どちて不安なんでちゅか?」

あなた 「私には何の取り柄もなく将来が不安なの」

坊や 「どちて取り柄が無いと将来が不安なんでちゅか?」

あなた 「出世できないから」

坊や 「どちて出世できないとダメなんでちゅか?」

あなた 「世間体が悪い」

坊や 「どちて世間体が悪いとダメなんでちゅか?」

あなた 「それは・・・人と比べてカッコ悪いから」

坊や 「どちて人と比べるんでちゅか?」

あなた 「えっ!?・・・うーん・・・」

坊や 「ねぇ。どちてでちゅか?」



『例2』

あなた 「もうイヤだ。死にたい・・」

どちて坊や 「どちて死にたいんでちゅか?」

あなた 「もう人間関係に疲れた」

坊や 「どちて人間関係にちゅかれたんでちゅか?」

あなた 「どこに行ってもバカにされる。無能だからだ。
ダメ人間でどうしようもない」

坊や 「どちて無能だとダメ人間なんでちゅか?」

あなた 「え!?・・うーん・・ダメなものはダメなの!」

坊や 「ダメなものはどちてダメなんでちゅか?」

あなた 「・・・うーん・・・・」



と、まぁこんな感じで
自分の妄想を質問攻めにしてみてください。

やがて、
自分の妄想の「行き詰まり」にたどり着きます。


なぜなら、うつ病・神経症の人が抱く
「妄想」の根拠は、
「あやふや」なものが多いからです。


*ここでいう妄想とは、主にネガティブ思考のこと。


「私達は何で、くだらない事にこだわって
自ら生きにくくしているんでしょうね?」



特に例1。
「どちて人と比べるんでちゅかね?」

極端に人と比べる生き方は、
他人のエゴ・価値観に
振り回される生き方。

他人の奴隷の人生です。

そこには苦しみしかありません。
自分は自分の人生を生きると
楽になるかと思います。


さて・・
森田療法のことばで、
こういったものがあります。

「思考は事実ではない」


心の病の方は
事実かどうか分からない、

バカバカしい思考・妄想に
翻弄され、振り回され
一日中、余計な疲れを溜め込みます。


こういった妄想に「何の価値もない」事に気付くだけで、
妄想に対する「執着」は減り、ストレスは激減します。




~注意!~

今日のお話は、当カウンセラーが勝手に作った
「どちて坊や療法」ですので、
心理学の学術書をみても載っていません(笑)

あえて言うならば認知療法のアレンジバージョンです。

ブログ読者とクライエントさんのために作りました。


そして、
これは「絶対他人にはやらないように」してください。

結構ムカつきますし、非常に失礼です。
人間関係が悪くなります。
確実に友達がいなくなります(笑)


この方法は
「自分自身の心(ネガティブ思考)に対してのみ
行ってください。


ネガティブな妄想や、
自ら生きにくくしている思考の「とらわれ」

「どちてでちゅか?」客観的視点
質問攻めにしてみましょう。


このアニメ、一休さん。
仏道の教えの全てが
込められていると思います。

今、大人になって振り返ると、
すごいアニメだった・・・
また再放送やるとよいですね

*確かオープニングの画面で
「文部省推薦アニメ(現、文部科学省)」と書いてありましたね。
納得です。


生きづらさを抱えた大人達・・・

一休さんは、心の病克服のヒントが
たくさん詰まっているかと思います(合掌)



心理カウンセラー・仏式セラピスト
山中紹聖



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【2013/04/12 05:03】 | 認知療法の視点
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Re: 鍵コメントRさんへ
ショウセイ
おはようございます。

そうそう。どちて坊やって、ちょいキャラなんですけど
なぜか知っている人多いですよね(笑)

それだけ「大きなお友達」たちの潜在意識の中に、
染み込んでいるのかと思います。

先日、友人と飲みに行って、なぜかこの話題で盛り上がりましたので
ブログに書きたくなりました。

> 一休さんは本当にためになるアニメでしたね。

あれは人生の教科書ですね。
レンタルにDVD置いてあるという噂をキャッチしました。

> 山中様は どちて?そんなに面白いんですか?どちて?(^o^)

「はぁ~い。面白かった~?じゃね~♪」
↑(毎回お話の最後、有名フレーズです)

あとエンディング曲のバラード泣けますよね・・・v-409
母上様・・一休・・・i-241

はい。次回からまた真面目なお話に戻ります。
コメントありがとうございました(合掌)



無題
d.k
日頃記事を拝見している者です。
今回のどちて坊や、シンプルですが奥行きの深い面白い話だと思いました。
普段私たちの当たり前だと思っている事象に純粋無垢な疑問をぶつけると、それまで凝り固まっていた考え方に違った視点、客観的になりやすいですね。
今まで無我とか自我とか客観、主観的とか様々な言葉・概念にハマってしまいなんとなくスッキリしなかったんですが、どちて坊やの話でスッキリしました。ありがとうございました。


Re: d.kさんへ
ショウセイ
> 日頃記事を拝見している者です。

こんにちは。
以前コメントくださった方ですね。
覚えてますよ。コメントありがとうございます(合掌)

> 普段私たちの当たり前だと思っている事象に純粋無垢な疑問をぶつけると、それまで凝り固まっていた考え方に違った視点、客観的になりやすいですね。

全くその通りですね。
私達大人、特にストレスの溜まりやすい方は、
頭で捏造した概念などに「とらわれ」がんじがらめになり、
勝手に生きづらくして、行きつく先は「うつ病など心の病」です。

我(自我:エゴ)で、ガチガチに凝り固まっている大人に、
坊やの「無我」の質問をぶつけられると答えられない。

今日のブログのお話の、
坊やの質問は、いわば「ほとけさま」の質問ですね。

これら一休さんの「とんち話(禅問答)」は、
私達が「絶対だ!正義だ!常識だ!私は〇〇なはずだ!」・・と思っていることも、
視点の枠組みを変えてみると、非常に滑稽でバカバカしいものもあります。

そんなものに「とらわれ」て、おかしなプライドにしがみついて、
心の病にまでなって苦しむのが私達、凡夫なんですね。

視点の枠組みをスッと変え、ガチガチの主観ではなく
スッと客観で俯瞰してみることを心理学では「リフレーミング」といいます。

「心理的柔軟性」を鍛えるトレーニングですね。


> 今まで無我とか自我とか客観、主観的とか様々な言葉・概念にハマってしまいなんとなくスッキリしなかったんですが、どちて坊やの話でスッキリしました。ありがとうございました。

そうですね。それがアニメの力かと思います。

経典や、難解な心理学書に書いてあるような難しい事も、
一休さんのようなアニメでストン・・と胸に落ち、本質が理解できますよね。

ですので私は、頭の固い学者が書いた本より、
マンガやアニメが好きですね。



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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013/04/12(Fri) 08:25 |   |  #[ 編集]
Re: 鍵コメントRさんへ
おはようございます。

そうそう。どちて坊やって、ちょいキャラなんですけど
なぜか知っている人多いですよね(笑)

それだけ「大きなお友達」たちの潜在意識の中に、
染み込んでいるのかと思います。

先日、友人と飲みに行って、なぜかこの話題で盛り上がりましたので
ブログに書きたくなりました。

> 一休さんは本当にためになるアニメでしたね。

あれは人生の教科書ですね。
レンタルにDVD置いてあるという噂をキャッチしました。

> 山中様は どちて?そんなに面白いんですか?どちて?(^o^)

「はぁ~い。面白かった~?じゃね~♪」
↑(毎回お話の最後、有名フレーズです)

あとエンディング曲のバラード泣けますよね・・・v-409
母上様・・一休・・・i-241

はい。次回からまた真面目なお話に戻ります。
コメントありがとうございました(合掌)

2013/04/12(Fri) 10:38 | URL  | ショウセイ #-[ 編集]
無題
日頃記事を拝見している者です。
今回のどちて坊や、シンプルですが奥行きの深い面白い話だと思いました。
普段私たちの当たり前だと思っている事象に純粋無垢な疑問をぶつけると、それまで凝り固まっていた考え方に違った視点、客観的になりやすいですね。
今まで無我とか自我とか客観、主観的とか様々な言葉・概念にハマってしまいなんとなくスッキリしなかったんですが、どちて坊やの話でスッキリしました。ありがとうございました。
2013/04/12(Fri) 11:07 | URL  | d.k #-[ 編集]
Re: d.kさんへ
> 日頃記事を拝見している者です。

こんにちは。
以前コメントくださった方ですね。
覚えてますよ。コメントありがとうございます(合掌)

> 普段私たちの当たり前だと思っている事象に純粋無垢な疑問をぶつけると、それまで凝り固まっていた考え方に違った視点、客観的になりやすいですね。

全くその通りですね。
私達大人、特にストレスの溜まりやすい方は、
頭で捏造した概念などに「とらわれ」がんじがらめになり、
勝手に生きづらくして、行きつく先は「うつ病など心の病」です。

我(自我:エゴ)で、ガチガチに凝り固まっている大人に、
坊やの「無我」の質問をぶつけられると答えられない。

今日のブログのお話の、
坊やの質問は、いわば「ほとけさま」の質問ですね。

これら一休さんの「とんち話(禅問答)」は、
私達が「絶対だ!正義だ!常識だ!私は〇〇なはずだ!」・・と思っていることも、
視点の枠組みを変えてみると、非常に滑稽でバカバカしいものもあります。

そんなものに「とらわれ」て、おかしなプライドにしがみついて、
心の病にまでなって苦しむのが私達、凡夫なんですね。

視点の枠組みをスッと変え、ガチガチの主観ではなく
スッと客観で俯瞰してみることを心理学では「リフレーミング」といいます。

「心理的柔軟性」を鍛えるトレーニングですね。


> 今まで無我とか自我とか客観、主観的とか様々な言葉・概念にハマってしまいなんとなくスッキリしなかったんですが、どちて坊やの話でスッキリしました。ありがとうございました。

そうですね。それがアニメの力かと思います。

経典や、難解な心理学書に書いてあるような難しい事も、
一休さんのようなアニメでストン・・と胸に落ち、本質が理解できますよね。

ですので私は、頭の固い学者が書いた本より、
マンガやアニメが好きですね。

2013/04/12(Fri) 12:15 | URL  | ショウセイ #-[ 編集]
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