マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
まず本題に入る前に・・

「マインドフルネス瞑想は
リラクセーションの一種なんですか?」


という質問がよくあります。


これは、そういった
マインドフルネスの情報源(サイトなど)を観ていますと、
かなり誤解されているパターンが多いですね。

*ちなみに心理学の学術的な世界では、リラク「ゼ」ーションではなく、
正しくは、リラク「セ」ーションといいます。
ま、どちらでもよいのですが、
一応、当サイトはリラクセーションという言葉を使います。


この問いに答えるため、
まず自律神経のお話をします。

たとえば、ヒプノセラピーや各種リラックス呼吸法、
世間でよくあるイメージ瞑想など・・
ああいった類のものはリラクセーションです。

とてもリラックスして一種の「変性意識状態」になります。
副交感神経を優位にします。


世の中、なんでもリラックス・副交感神経がいい・・
というような風潮がありますね。


うつ病の
心理療法の立場からしますと、あれは間違いかと思います。


なんでもモノは加減、バランスです。

副交感神経も優位になりすぎますと、
逆にだるくなったり、やる気が無くなってきたりします。
ああいった類のものをやりすぎますと、
うつ病の方は余計、抑うつ感がひどくなる場合もあります。


正しくは
「副交感神経と交感神経のバランスがとれた状態
最も良い状態です。


交感神経は絶対悪ではなく、
生きる上で大切なファクターです。

もちろんこれも「モノは加減」で、
過剰になりますと、
イライラ・焦燥感・緊張・血圧上昇など良い事はありません。

何度も言いますがバランスの問題です。


*ここで「自律神経について」*

副交感神経と交感神経を「自律神経」といいます。

私達人間は、一日の内で
副交感神経優位、交感神経優位の状態になり、
まるでシーソーのようにバランスを保っています。


想像してみてください・・・

シーソーの片側にマツ〇デラックスのような人が、
ドーンと乗ってしまったら、シーソーはどうなりますか?

ずっと片側に偏ったままになりますね。
動かない・・・


これが自律神経が崩れた時です。

うつ病は何らかの原因(諸説ありますので書きません)で
自律神経のバランスが崩れ、
ずっと副交感神経過剰の状態になっていると言われています。

ですのでリラクセーションなどで
さらに副交感神経を優位にしてしまったら、
余計うつが悪くなる可能性があるかと思います。



たとえば病院などで行います、
リラクセーション系のもので、
うつ病治りましたか?

一時の「ほわーん」とした心地よさだけで、
数時間したら元の木阿弥でしょう?

それどころか、家に帰って数時間・・・
あるいは次の日くらいに、ドーンと重く、だるくなるような
「リバウンド」を経験された方いませんか?

あれで、うつ病がよくなることはありません。
問題解決にはならないと思います。
(私も昔、患者時代よくやりました)


マインドフルネスはリラクセーションとは
全く異質のものです。

交感神経に偏りすぎず、過剰になりすぎず・・
副交感神経に偏りすぎず、過剰になりすぎず・・

両極端を離れた「中道(中庸)」に導き、
交感神経、副交感神経の「ほどよいバランス」に調節します。



*このサイトはマインドフルネスの専門サイトで、
以前から語っておりますが、

この心理療法は、2600年前
「お釈迦様(仏陀)」が作られた
心の病に対する治療論の集大成です。

これが現代になり「脳科学的効果(エビデンス)」が裏付けされ、
欧米ではすでに「精神科領域」で広まっています。
(日本ではまだまだですが・・)


さて、
お釈迦さんの理論は「バランス」

交感神経に偏りすぎたものを
「ちょうどよいところ(中道)」に調節します。

副交感神経に偏りすぎたものを
「ちょうどよいところ(中道)」に調節します。


したがって、脳が、
ほどよい覚醒(交感神経)と
ほどよいリラックス(副交感神経)に調節され・・

また、うつ病・神経症”思考”独特の
「100か0か。全か無か。完璧主義・極端思考」も
緩和され、ほどよい「中道」に導きます。



リラクセーションのように「無意味に副交感神経」に偏りすぎ、
気持ちいいだけの理論ではなく、

「覚醒とリラックス」バランスのとれた精神状態になっていき、
結果「生きるのが楽になっていきます」


世に広まってしまった
「うつ病=頑張らない(極端思考)」という間違った理論ではなく、

「うつ病=頑張りすぎず頑張る(中道)」といった
正しい方向に調整していきます。


もちろんリラクセーションのような
「癒し」を否定するわけではありません。
気分転換の時いいですよね。私も好きです。

(私自身疲れた時、たまにそういったものに行きます)


ただ、心の病やストレス対処に関しては、

「癒し(リラクセーション)」と
「治し(マインドフルネス)」は違うということです。




当カウンセリング・心理療法の詳しい説明

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html


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【2013/04/07 08:03】 | マインドフルネス心理療法とは?     (理論編)
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Re: 鍵コメントPさんへ
ショウセイ
おお。ご無沙汰です。こんばんは。

> 禅をやりすぎて困ったことになった白隠禅師は
> ハチミツとろとろ瞑想で治したとか。
> その話は自律神経とは関係あるんですかね?

なるほど。マニアックな質問ですね。
それはおそらく、軟酥(なんそ)の法のことでしょうか?

白隠さんは禅病になったといいますね。

日本に伝わった禅は北伝仏教系の瞑想法で、
オリジナルの原点の「安全な仏教瞑想」(マインドフルネス)と少し違います。

そういった一点集中型瞑想やイメージ瞑想は、心の病の方が行いますと、
あまりよくないと思います。

白隠さんが禅病(一種の神経症)になったのは、そのケースかと思います。

その軟酥(なんそ)の法も、北伝仏教系の瞑想で
一種のイメージ瞑想、リラクセーション瞑想ですね。

自律神経に影響があると思います。
もちろん健常者の方がリラックスするのはよいと思います。

しかし(今日のブログのお話の理由により)
心の病の方は向かないと思います。
妄想に巻き込まれてしまいますので、
そういった瞑想は、むしろやらない方がよいかと思います。



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2013/04/07(Sun) 23:34 |   |  #[ 編集]
Re: 鍵コメントPさんへ
おお。ご無沙汰です。こんばんは。

> 禅をやりすぎて困ったことになった白隠禅師は
> ハチミツとろとろ瞑想で治したとか。
> その話は自律神経とは関係あるんですかね?

なるほど。マニアックな質問ですね。
それはおそらく、軟酥(なんそ)の法のことでしょうか?

白隠さんは禅病になったといいますね。

日本に伝わった禅は北伝仏教系の瞑想法で、
オリジナルの原点の「安全な仏教瞑想」(マインドフルネス)と少し違います。

そういった一点集中型瞑想やイメージ瞑想は、心の病の方が行いますと、
あまりよくないと思います。

白隠さんが禅病(一種の神経症)になったのは、そのケースかと思います。

その軟酥(なんそ)の法も、北伝仏教系の瞑想で
一種のイメージ瞑想、リラクセーション瞑想ですね。

自律神経に影響があると思います。
もちろん健常者の方がリラックスするのはよいと思います。

しかし(今日のブログのお話の理由により)
心の病の方は向かないと思います。
妄想に巻き込まれてしまいますので、
そういった瞑想は、むしろやらない方がよいかと思います。

2013/04/08(Mon) 00:06 | URL  | ショウセイ #-[ 編集]
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2013/04/10(Wed) 21:24 |   |  #[ 編集]
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