マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
<前回の続きです>


強迫性障害(強迫神経症)
「過剰な確認行為」
(強迫観念・強迫行為)

やらないと心配で不安でしょうがない。
何度も何度も、確認行為を続けてしまう・・・

これについて今回は、
マインドフルネス心理療法の視点から解説いたします。

*(強迫性障害の森田療法の視点は
過去に「神経症・不安障害カテゴリー内」で語っております)


さて、結論から言います・・・

「まだまだ確認が甘いです」


ええっ!

確認で苦しんでいるのに確認って・・・
山中先生は冗談で言っているんですか?


いえいえ。

これは冗談で言っている訳ではなく
心理学的な視点です。

この確認したかどうか心配でしょうがないのは、
脳の中で「情報が確定していない」から起こります。


この「確認行為」が起こる時の心理状態は
「自動操縦状態」になっているケースが多いです。

↓(思考の自動操縦状態に関しましてはコチラを参照)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-61.html


簡単に言いますと、日常の慣れた行動など
ほとんど意識せず、半分自動で行っている行動です。

この時、頭の中は
ポケーッと思考に流されている状態、もしくは
頭の中が妄想・雑念でいっぱいになっている状態。

「客観的気付き」が外れた状態。


この状態で何かを行いますと
「やったかどうか忘れた!」や
「あ・うっかりミス・・」が起こりやすい。

また、例えば
車の追突事故など・・人がトラブルを起こす時も
必ず思考が「自動操縦状態」になっております。

*これは別に強迫性障害の方でなくても
一般健常者でも同じです。


これに対し、マインドフルネス認知療法は
古代から伝わる「気付きのワーク」を行います。


*これは「samma-sati(サンマーサティ):パーリ語」
日本訳ですと八正道の「正念」(正しい客観的気付き)
また日本では「正しく念ずる・・」と訳すところが多い。
(マインドフルネスは、仏教学から生まれた科学的心理療法です)


難しいお話はさておき・・・

マインドフルネスは「特殊心理技術」を使い、
「脳が常に目覚めている」状態を作っていきます。

つまり日常で脳が「ポケーッと」している・・
もしくは妄想でいっぱいになっている
状態を減らしていきます。


すると、何かをする時
常に自分を「客観的に観ている」状態になります。
こんな感じで「モニタリング」します。

鍵をかけた時も、窓を閉めた時も、
ガスの元栓を閉めた時も、手を洗っている時も・・・

常に自分を客観的に観ています。
それは「行為」だけでなく「思考」も。



「確認している自分を確認します」


これを脳科学・心理学の世界では
「メタ認知」といいます。

メタ認知をしますと、脳に
「正確な客観的情報」がインプットされやすい。


いつもの「自動操縦状態」でポケーッとしながら、
あるいは思考が妄想だらけで「まとまりが無いまま」
何かをしますと、
「不確定な情報」として処理されてしまいます。

当然、不確定なので「脳が不安になる」
もう一度「確認したくなる」



しかし、
「メタ認知」をしていきますと
脳内では「正確な確定情報」ですので
「もう確認しなくて済みます」不安にならない。



強迫性障害の
「強迫観念(思考)」や「強迫行為(行動)」は
次第に治まってきます。


今回の「過剰な確認行為」は
強迫性障害の一症状です。
他にも様々な「強迫」があります。
*マインドフルネスでは、それぞれ対処方法があります。


また、強迫性障害は様々な視点がありますが、
今回は「マインドフルネス心理療法・仏教心理学」の視点からお話ししました。

強迫性障害は、正しい心理訓練で治りますので
安心してください


当カウンセリング・心理療法の詳しい説明

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html


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【2013/03/07 06:25】 | 神経症(不安障害) 「克服のヒント」
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