マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
今日のお話は
うちのクライエントさんの相談で非常に多い、

マンションやアパート、団地などで・・
「隣の住人の音が気になりイライラするケース」
です

これは神経症・不安障害の方に多いです。


神経症(質)気質の方は、
執着が強いケースが多いので
一度、隣の住人の話し声など気になりだしますと、
その声に非常に過敏になります。


これは神経症の特性の
「細かなところに気が付く」、
「執着心が強い・粘り強い」特性が
裏目に出てしまっているケースですね。

また逆に、裏を返しますと
この神経症の特性が、
仕事・研究・趣味などで生きてきますと
素晴らしい才能を発揮します。
非常に「いい~仕事」します。


さて、今日の問題の
「隣の住人の声・生活音など」

確かに昨今は、過剰な個人主義が暴走し
非常に自己中、かつKYな方が多いのが現実です。

あまりにマナーの悪い住人は、
管理人・大家さんなどに言って丸く収めてもらいましょう。

もしくは、お金に余裕があるのならば
引っ越しも視野に入れられると良いかと思います。
(引っ越す場合。次に引っ越す先の「下調べ」を綿密に綿密に行いましょう)


ですが、ビミョーなレベルの声や生活音など・・
これは受忍義務があります。

しかし、普通の人はあまり気にならなくても
神経症の方は非常に気になる。

これに対し、当カウンセリングでは
「隣の音に対する関わり方・受けとらえ方」を修正していきます。


当カウンセリングで
マインドフルネス認知療法を訓練している方は、

隣の不快な音を
マインドフルネスの技術で観察いたしましょう。


まず音というものは、

音波が耳の鼓膜に当たり
蝸牛により電気信号に変えられ

やがて側頭葉の「聴覚野」に入り
各脳の連合野に送られ、音を分析・認知する
「単なる科学的現象」です。


音が耳に当たり、その音が
徐々に力を弱め、移ろいで行く現象に対し

「思考・感情を入れず。渇望・嫌悪せず。価値評価を与えず」
平静な心で・・・淡々と「純粋観察モード」に入ります。



祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり・・

鐘の音が
ゴーンと鳴って

ゴーン・・ゴーン・・

・・ゴーン・・・と消えていきます。

鐘の音に諸行無常を観察するという事です。


となりのうるさい音を
マインドフルネス・仏式瞑想の
「訓練」としてとらえます。

すると、あれだけ気になっていた音が
「学習教材」に変換します。



もちろん、このレベルまで達するには
当カウンセリングで指導を受け、「心理療法の作法」を守り
日々の「正しいお稽古」が必要になります。



当カウンセリングのクライエントさんでない
読者の皆様は、

隣の住人の音に「うるさい!」とパブロフの犬のように
「心理学的、条件反射」になっておりましたら、
まずそれに客観的に気付いてみましょう


そして、その音に対し
想いや感情を入れず
「客観的に」耳で観察してみてください。

移ろいで行く「音という現象」に対し、
「想いや感情」を入れれば入れるほど
苦しみと怒りは増幅します。


結果、自分が苦しむだけなんですね。


これらは
頭で理解するだけでは役に立ちません。

行動療法というものは、
とにかくお稽古。お稽古・・・です。


「不立文字」(ふりゅうもんじ)

理屈だけでは修得不可能。
繰り返しお稽古して
身体に染み込ませる事。


これは、
うつ病や神経症の治療(心理療法:行動療法)も同じ。


祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり・・・

それでは今日のお話はこの辺で



当カウンセリング・心理療法の詳しい説明

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html


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【2013/02/10 05:59】 | 神経症(不安障害) 「克服のヒント」
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