マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
うつ病、海馬神経損傷説
~心理学的見解~「序」

*当サイトは堅苦しい論を
分かりやすく砕いた論調で語りますので、
よろしくお願いします。


さて、今日は脳の視点から
「記憶」&「うつ病」についてお話いたします。

今日からのお話の主役は
脳の「海馬(かいば)」

*タツノオトシゴに似ている・・というビミョーな理由で
海馬という名がついております。


「海馬」・・これは主に
記憶(近時記憶)を司るところです。

私達は外界のデータを
短い順に・・


1、「感覚記憶」

これは、例えば
「私は山中ショウセイです」と聞くとしましょう。

ここで
「私は」が、すぐに忘れてしまったら

「誰が山中ショウセイさんなんですか?」
・・・という事になってしまいますね(笑)

こんな感じの
超短期記憶が感覚記憶といいます。


2、「短期記憶」

これは、例えばお母さんから
「○○ちゃん。ネギと人参とイモとカレー粉を買ってくるのでメモって!」
・・と頼まれ

「ふむふむ。ネギと人参とイモとカレー粉ね・・・」と
メモる記憶の事です。

メモるという作業を終えたら忘れてしまいます。

こんなのが短期記憶。
ワーキングメモリーとも呼ばれていますね。


3、「近時記憶」

例えば
「あ、昨日はカレーだったな」
「そうそう。明日はA社に営業に行く予定だ」

こういったのが近時記憶。


4、「長期記憶」

「中学生の時、あの人にフラれたなぁ」
「学生の時に登った富士山はキレイだった」
「あの人との素敵なお付き合い忘れない・・」
(恋多き、お姉さま・お兄さま方は
こういったのが多いのではないでしょうか?)

など、かなり前の事をしっかり覚えている記憶です。


また記憶は
「手続き記憶」や「陳述的記憶」(エピソード・意味記憶)に
分ける事も出来ますが、

こういったことを書きますと、
たぶん眠くなると思いますので・・
この辺にしておきます。


さて、
海馬は1~2をまとめあげ
「3」にする役割があります。


前々回のニューロンのところでお話しましたが
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-742.html

1~3の記憶は
瞬間的にシナプス結合により形成します。

ですが、「とりあえず・・」の
ニューロンのネットワークなので
まだまだ脆弱です。


1~3を繰り返し行い、
何度も何度も脳神経(ニューロン)に
インパルス(脳内の微弱な電気)&神経伝達物質など
信号を流すことにより

強固な「4」が出来上がります。
*(海馬から側頭葉など大脳皮質に
データが送られ長期記憶になります)


ざっと記憶のメカニズムをお話ししましたが
「じゃ、これが鬱病と何の関係があるの??」と

ツッコまれるお姉さま方・・・
まぁまぁ、しばし待たれよ


ここからが、うつ病に関係があるお話です。


<続く>



【2013/01/13 08:45】 | うつ病と 「脳について」
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