マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
イソップ童話に、こんなお話があります。



あるところに
キツネさんがいました


今日はポカポカお日様
ルンルン気分

キツネさんは散歩に出かけました


ぬ!?

木の上に
おいしそうなブドウが実ってるぞよ

よぉーし
とって食べようぜよ!


エイッ!ヤアッ!
(ジャンプを繰り返す)

・・・


はぁはぁはぁ・・
つかれた・・・

とれない・・
(吾輩にはブドウをとる能力はないのか?)

いやいや!
「あのブドウはきっと酸っぱいに違いない!
ふんっ!吾輩がとるまでもない」

さ・帰ろう

(でもお腹がすいた~)




さて、こんなお話を書きましたが
これは心理学で言う
「心理防衛機制、合理化」です。

また哲学用語では「ルサンチマン」といいます。

ま、簡単に言うならば低次元の「言い訳」です。


こういったパターンで、
自分の心を守っているんですね。

しかし、これは心理防衛機制の中でも
もっとも「低次元」な心の対処です。


例えば、
新型うつ病(←抑うつ神経症・神経症性抑うつ)の方で

「私が鬱病なのは○○のせいだ。しょうがない」
「私が治らないのは、あの先生が悪い。
私になんの落ち度もない。私を治さない先生が全て悪い」
「私が出来ないのは、体調が悪いからだ」
「私の人生がみじめなのは、きっとあの人のせいだ。
あの人が悪い。私は悪くない」などなど・・

結構、日常で無意識的にやっていたりします。

*ちなみに、新型うつ病の特徴的な
こういった他罰的言動は、脳の病気ではなく、
単なるパーソナリティの歪みです。
当然、精神薬を飲んでも治りません。

(逆に通常型うつ病、メランコリー親和型、大うつ病の方は
ひたすら内省的、自虐的です。こちらは、まさしく脳の病気です)



しかし、この心理防衛パターンを続けている限り、
この心理的カラクリに「客観的に」気付いていない限り・・
何の進歩も改善もありません。

人生がますます悪くなっていきます。
悪循環です。


自分のコンプレックスから目をそむけず、逃げず、
腰を据えて対処していかないと
問題はいつまでも「そこに残っています」
意識、無意識3

それが私たちの意識の世界に
一日中、いたるところで「ちょっかい」をかけてきます。
それが「心理症状の本当の正体」です。

この心理的要因を心理療法などで
具体的対処していかない限り
なんの改善にもなりません。


冒頭の物語のキツネさんですと
ブドウをとるために、
具体的アクションは、本当にジャンプだけですか??

ジャンプでダメでしたら
他の手は無かったのですか?

鳥さんなど仲間に協力を依頼し、
分け前を折半したり、

ゾウさんにもお願いし
背中に乗って、ブドウをGETしたり・・

それでもどうしてもダメだったら
取れそうな高さのブドウを探しに行ったり、

その他、工夫すれば様々な手があるはずです。


これは子供の童話の話ですが
私たちの日常でも・・・

うつ病・神経症が
「薬物療法一本主義」(キツネさんの話で言うならジャンプ)で
治らなかったら、諦めるんでしょうか?


「人事を尽くして天命を待つ」

心理学的・科学的「信頼できる手」を使って
人として、やれる事やってみて
それでもダメでしたら、そこで初めて諦め、受け入れましょう。
(ただしオカルトや霊感商法はNG)




【2012/09/27 09:50】 | 新型うつ病 「現代人の心の病」
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Re: かすみさんへ
ショウセイ
> こんにちは。
> いつも楽しみに読んでます!

ありがとうございます。
よろしくお願いしますi-260

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コメント
この記事へのコメント
Re: かすみさんへ
> こんにちは。
> いつも楽しみに読んでます!

ありがとうございます。
よろしくお願いしますi-260
2012/09/29(Sat) 09:33 | URL  | ショウセイ #-[ 編集]
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