マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
これは、うつ病でも
メランコリー親和型(主に通常型うつ病)の
パーソナリティに多いのですが、

「非定型うつ病のパーソナリティ」と違い
頑固で、やや思考の融通が利かないところがあります。


例えば何かを見て、怒りの感情が噴き出てきた時、

①瞬間湯沸かし器のように、頭の中が真っ白になり
カッとなってしまう。

②その対象に、「それは違う!違う!!」と
頭の中で妄想がぐるぐる回り、粘着的な怒りに発展する。



この2タイプがあるかと思います。
*(反対に悲しみも同じです)

そしてリカバリー(復旧)するのに
かなりの時間を要します。

これらは感情の処理速度に問題があります。


また、よく世間で言う
「うつ病は脳の病気だから仕方がない・・」というのであれば
治せばよいだけのこと。

現在、欧米の精神医学では
心理療法を続けた時、回復していく根拠
「脳科学的エビデンス(科学的根拠)」が出ております。


さて、
脳の感情の処理機能を正常に働かせるため、
こういったクセをつけてみましょう。


『1、弁証法(べんしょうほう)的対処法』


A、テーゼ
(自分が絶対こうだ!と思っているもの)



B、アンチテーゼ
(それに対し冷ややかな目、反論、別の視点、別の意見)

アウフヘーベン
(精度、レベルの高い視点)


「A、テーゼ」+「B、アンチテーゼ」=「アウフヘーベン」


これはヘーゲルの哲学用語ですが、
分かりやすく説明します。


例えば、
対象をみて瞬間的に怒りが込み上げてきた時、
妄想的な怒りが込み上げてきた時、

自分の狭い視野で
「絶対こうだ!」と思っているものに対し
一歩下がった冷静な視点で、反論をかけます。


それは、
「本当にそうなの?」
「これはもっと深い違った意味があるのでは?」
「自分がとらえている意味と少し違うのでは?」
「あの人の言葉は、本当にあなたに対し言っているの?
別の意味で言っているのではないですか?」
「狭い視野を離れ、こういった見方をしたらどう?」
「あの言葉は、こう応用できませんか?」など・・・

怒りが爆発し愚かなアクションを起こす前に
自分で自分に「ツッコミ」を入れます。


その「ツッコミ」と「自分はこうだ!」と
思っていることが混ざり合い
レベルの高い大人の視点「アウフヘーベン」が生まれます。

アウフヘーベンが生まれた時には
もう怒りの感情はありません。



認知療法では、こういった作業を
認知シートという紙に書いていきます。

もちろんこれは心理カウンセラーと
マンツーマンの訓練が必要。



『2、マインドフルネス的対処法』


これは1の対処法より
もっと高度で優れたもの。

このサイト全体が
マインドフルネスの説明になっております。
(分かりやすいマインドフルネス入門をご覧ください)

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-46.html

欧米の精神医学では、
第3世代の新しい認知療法と位置付けされています。
うつ病、神経症に対するファイナルウェポン(最終兵器)です。

他で良くならなかった方々の「最後の砦」になります。



さて、
話をまとめますが

「A、学問の情報処理能力」
「B、情動・感情に対する情報処理能力」は全く別物。

いくらAができても、が全くできなかったら
知識も学歴も資格も何の役に立ちません。
まず「人間ありき」です。


日本の教育はAばかり先行して
Bを置き去りにしております。

昨今、
うつ病や神経症、また自殺問題など
異常なほど増えているのは、

様々な原因があるかと思いますが、
ここにも問題があるのではないでしょうか?



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【2012/09/01 07:53】 | 認知療法の視点
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