マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
通常の鬱病は不眠、中途覚醒、早期覚醒が目立ちます。
しかし、非定型うつ病は真逆で「過眠」が前面に出ます。

また、通常の鬱病は食欲が無くなったりしますが、
非定型うつ病は「過食気味」になります。

通常型の鬱病は、頑張りすぎて燃え尽きて鬱病になりますが、
非定型うつ病は、そうでもない。それが原因ではない・・

通常型の鬱病は、例えば中堅管理職などの
働き盛り、几帳面・真面目、
頑固で、やや思考の融通が利かない男性に目立ちますが、

非定型うつ病は圧倒的に女性に多い。

などなど。


ですので非定型うつ病は、
通常型の「いわゆる」うつ病対策セオリーが通用しません。
また抗うつ薬に、ほとんど反応しないケースが多い。


今回は「過眠」に焦点を当て語っております。

当カウンセラーは、
マインドフルネス認知療法、森田療法、禅の哲学の視点。
全く新しい視点から、非定型うつ病を語っていきます。



さて、第一回は森田療法からの視点。

第二回は、非定型うつ病は
薬物療法にはあまり反応しない・・というお話。

第三回目は
「マインドフルネス認知行動療法」の視点からお話いたします。


過眠でお悩みの方は
第一回のお話「日亭軽うつ子さん」の例のように

起きぬけに、様々な情報が頭の中を駆け巡ります。
過去・現在・未来の情報が頭の中に散乱します。

脳の情報処理が追い付かず、バグを起こした状態が
「面倒くさい・億劫・異常な眠気」などの心理症状です。
そしてまた寝てしまう・・・布団が友達


鬱の方は脳の機能が低下し、
ただでさえ、現在の情報処理が大変なのに

そこに過去や未来の情報が、なだれ込みますと
脳がバグやフリーズを起こします。


ですので
脳の情報処理を軽くしてあげましょう。

まず起きぬけに、過去と未来系の情報に
重いシャッターを閉めシャットアウト。

現在系の情報に的を絞ります。



限りなく現在系の情報・・それは、
「今・この瞬間」呼吸をしている事。
「今・この瞬間」布団で寝ている身体の感覚がある事。


そしてそれらの感覚は
よく観察すると変化・変滅(諸行無常)しているということ。

全ての情報・思考は遮断し、その感覚に没入し観察する。


そしてそれに慣れてきましたら、
徐々に行動にシンクロさせていきます。

少しずつ、今日一発目に行うアクション
例えば歯磨き・洗面なら、その事のみ考えます。

それ以外の情報が頭に発生しましたら
全て厳密に遮断します。

歯磨きに突入します。
歯を磨いている時も、歯を磨いている感覚のみに没入します。

*これら行動療法的テクニックは
たぶん文字だけでは、よく分からないかと思います。
身体を使った具体的心理テクニック・訓練法は、
カウンセリングにてレッスンいたします。


こんな要領で次の行為、次の行為に移っていきます。
つまり、デジタルではなく「アナログ」で「一つ一つ」対応します。

ある程度こなせて勢いがついてきましたら、
うつ気質の方は完璧主義なので、
今日のお仕事全てキッチリやってしまいます。


うつ気質の方は、
はじめの一歩をどう動かすか?です。

例えば、
止まっている水車を動かすのは力が要ります。
しかし水車が回り始め、勢いがつくと自然に回り始め、
今度は動きを止める方が難しくなりますから

非定型うつ病も同じ。


こんな感じで、うつの症状が辛いとき、
過去・未来系の情報はシャットアウトし
「現在この瞬間」の行動やお仕事。


現在・この瞬間のお仕事でしたら、脳が楽なんです。
アナログでしたら、脳の情報量が少ないので負担が軽い。


一気にデジタル対応より
アナログ対応で一つ一ついきましょう。

急がば回れ。
うつ気質の方は、かえってこちらの方が
行動がサクサク進みます。


デジタルで要領よく、一気にやろうとしてコケるより、
アナログで一つ一つコツコツいきましょう。

心は地デジじゃなくてよい。
アナログ放送でOKです



それでは非定型うつ病、3部作終わります。
読んでいただきありがとうございました
(いつも長い文章ですみません)



【2012/08/04 10:19】 | 非定型うつ病 「薬が効きにくい鬱病」
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