マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
むか~しむかしのこと・・

中国の梁の国に、武帝という
それはそれは偉~い人がいました。

そのお方は仏教が好きで
寺院の建立やお布施などたくさんしてきました。


そこへ、インドから
達磨(だるま)さんがやってきました。
(達磨大師、禅宗の開祖)



武帝:「おお。あなたは高名な僧と聞く。
私は今まで多くの寺院、仏像を建立してきたし、
チョーたくさんのお布施、写経もしてきました。
ねぇねぇ達磨さん。わたしゃどれだけの功徳がありますかね?」

達磨:「無功徳・・」

武帝:「ちょっ・・
これだけのことしたんですよ!功徳があるはずでは!?」

達磨:「無功徳!!」

武帝:「じゃあさ!功徳ってなんやねん!?」

達磨:「廓然無聖!(かくねんむしょう)」



・・・と言って
達磨さんは、とっとと帰っていっちゃいました。。


これは有名な禅問答ですが、
現代風にちょっと崩して書きました。


さて、この武帝さんみたいな人
現代でも結構いますね。

これ見よがしに「善い事?」をしたり・・

「功徳にとらわれ」非常に汚れた心で
ボランティアをしていたり・・


それを達磨さんは
「無功徳!」と喝破しました。

・・で、本当の功徳は
廓然無聖(かくねんむしょう)だぜ。。と・・・

*廓然無聖とは
「とらわれ」なき、カラリと晴れた青空のような心。
そこには聖も俗もない・・・


私達の世界でも
まるでキリストにでもなったかのように
「善行・・という名の偽善」をしている方。

もちろん私達人間は神ではないので
完璧な人などいません。

誰しも心の奥底に「悪なる心」「偽善なる心」はあります。
逆に言いますと、あっていいんです。
善と悪が一体で人間です。

ただ自分の中の「悪なる心(煩悩)」
直視する勇気はありますか・・?
「悪なる心」に客観的に気付いているか・・がポイントです。


自分の中の
「偽善心、悪、しょーもない心」に客観的に気付いていて
「善行」をしている人は、本当の「善行」です。

自分の中の偽善心、悪なる心に全く気付かず
見ようとせず、
キリストのように振舞っている方。
これを偽りの善人「偽善者」といいます。


そういった人は暴走します。
カルト団体で正義の名のもと暴力を振るったり・・
正義の名のもと悪事をはたらく・・

世の中で一番タチが悪い人達です。


また、当カウンセリングで、仏式瞑想を勉強し
これ見よがしに瞑想してみせる人。

これは「無功徳」です。


早く効果(功徳)がほしいほしい!という人。

これも「無功徳」です。


会社で人が見ている時に
わざと、これ見よがしに善い事?をする人。

これも「無功徳」


などなど・・

こういった「武帝さんみたいな人」
心の病から回復する事はありません。


仏式瞑想は独りでこっそり・・
誰も見ていないところで行うのが本当の瞑想です。

(自分の心の成長のために行うもの)

そして、本当の事を言うと、

心の病からの回復・・・を『放棄』して瞑想した時、
逆に「心の病からメキメキ回復を始めます」


おかしな「とらわれ」が無くなるからです。


初級のうちは
回復したい!の一心でもOKですが・・

・・でも心の病から回復しかけた時、
上記の事が理解できてきます。


自殺念慮、絶望感、おかしなプライド・・
逆に、自信、幸福、希望・・・
全ては(くう)」だと。

マインドフルネス仏式瞑想で
心の病から回復しますと皆・・

「聖なるおっさん」になります。
↓(十牛図の10番目:真の目覚め・・)
十牛図10
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-27.html

「聖者ぶった偉そうな人」になるのではなく、
そこらへんにいる「感じのいいおっさん」になります(笑)

・・・ですが
実は、このおっさんが超カッコイイんですね。
大丈夫。コツコツ続ければ誰でも、おっさんになれます


仏式瞑想は
「聖なる凡人」になること。



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【2012/07/18 00:11】 | マインドフルネス禅問答
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