マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
さて、今日は仏教心理学のお話をしますね。
それでは、よろしくお願いします。



今から2500年ほど前・・

お釈迦さまが
菩提樹の木の下で悟りを開き
最初に説かれた教え。

それは四聖諦の第一
「苦聖諦」(くしょうたい)


この世は苦しみであるという事。
「一切皆苦」(いっさいかいく)


一般の方は
「なんて悲観的な考え方なんだ・・」
と思うかもしれませんが

重い鬱病や神経症など
心の病を経験され、地獄をみてきた人達は

お釈迦さまが言わんとしている事が
よく分かるかと思います。


まず四つの苦しみ。
「生、老、病、死」
これは説明するまでもないですね。

人は生まれた瞬間
死に一歩一歩近づきます。

その間、
病気や老いる苦しみがあります。


また
「愛別離苦」(あいべつりく)
愛するものと、いつか別れなくてはいけない苦しみ。

「怨僧会苦」(おんぞうえく)
憎い人と会わなくてはいけない苦しみ。

「求不得苦」(ぐふとくく)
求めても得られない苦しみ。

「五蘊盛苦」(ごうんじょうく)
心と体の欲望が燃え盛る苦しみ。
(その根本は五蘊に対する執着)


この八つの苦しみを
「四苦八苦」といいます。

この八つの苦しみ

「諸行無常」(この世は移り変わり、はなかいもの)が
しっかり分かっていますと


目の前にいる
奥さん、ご主人さん、友達、恋人、家族・・など

もっと慈しみをもって、大切にしなくては・・
という気持ちが強くなります。


日々接する人々も「一期一会」
大切にする気持ちが出てきます。


また現在、苦しんでいる人に
深い共感と思いやりをもって接する事が
出来るようになってきます。



「四苦八苦」と「諸行無常」の理を理解していないと
目の前のものが永遠にある・・と錯覚してしまいます

いつまでもあると思うから
身近な人を粗末に扱ったり、
粗暴な振る舞いをしてしまいます。


また本当の意味で苦を知らぬと
人の苦しみが理解できない

自己中心的で思いやりの無い
困った人になります。



この世は
根本的には苦である・・と理解しつつ「楽しむ」

(四苦八苦)

この世は移り変わり、
はかないものだと深く知りつつ・・「今を楽しむ」

(諸行無常)


*すると
欲望の暴走にブレーキがかかり
おかしなトラブルに
巻き込まれることはありません。


これがお釈迦様の示された
幸せの法則なんですね。



2500年前、
原始仏教は単なる「人間学」であり

マインドフルネスのような
「心理学・心理療法」だったんですね。

ですので原始仏教は、
科学と非常に相性が良い。


お釈迦さまが亡くなって
500年後、仏教はオカルト的な
信仰の類になっちゃいましたが・・


大切なのは、
○○を拝めば夢がかなう・・
○○を唱えれば病気が治る・・など
「おかしな信仰」ではなく


「人間釈迦」
何を言いたかったか・・なんですね。




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【2012/02/19 03:03】 | 心の病  「禅カウンセリングの視点」
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