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マインドフルネス仏式瞑想・森田療法を使った「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング) 
「強迫神経症」(強迫性障害)

独特の確認行為
~謎の強迫(儀式)行為!?~





さて、今回のお題の

強迫性障害
謎の強迫行為とは・・?



これは例えば、

家を出る時、
何度もドアノブを引いて回したり
異常なほど施錠のチェックをする。

もちろん少しなら誰しもありますし、
施錠チェックは防犯的にも
健全な行為だと思います。


・・・ですが。。


ドアノブが壊れるほど
何度も執拗に確認や

会社に毎回遅刻するほど
施錠のチェック。

これは社会生活に
支障が出ているかと思いますので、
異常だと思います。




もう一つ例を挙げましょう。


例えばこんな
強迫観念&強迫行為(謎の儀式)

(強迫性障害、当事者の方々は
以下の謎の行為「よく分かる!」・・と思います)


=========================
・車に乗る前に、駐車場に一番近い
電柱を31秒触ってからでないと危険。

・電話をかける前に
壁を触ってからでないとマズイ・・

・会社に行く前に、8個の自動販売機をつつかないと、
悪い事が起こる確率が65%上がってしまう。。

などなど
=========================


本人もおかしいと分かっているのだけど
やらざるを得ない謎の行為。

それにより生活がぎこちなくなって、
社会生活に支障が出ている。



当カウンセリングにも
これに困って来談される方多いです。



さて、
これら謎の確認、強迫観念、
強迫行為は何なのでしょうか?



神経症的気質の方は
几帳面な方が多い。

そして常に
完全な結果を求める傾向があるかと思います。


つまり潜在意識的には
「非常に欲が強い」

(森田療法の言葉で
生の欲望」といいます)


*表面上は穏やかそうな方でも、
「潜在意識(深層心理)の中では」
生の欲望(欲の強さ)を
抑圧しているパターンもあります。


その完全な結果を求めたり、
完璧にやりたい!というのは

「完全に出来なかったらどうしよう・・」
「最悪の結果になったらどうしよう・・」

という不安も、
もれなくセットで付いてきます。


一日中「完全にやりたい」と
「出来なかったらどうしよう」の
せめぎあい、葛藤の中にいます。


そしてその不安を消すために

謎の儀式、行為をして、
「自己暗示的プラシーボ効果」により

不安を消そうという深層心理の
心理防衛なんですね。


*プラシーボ効果とは
↓(幻の効果と謎の副作用を「作ってしまう」深層心理:全2話)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-44.html




先程の例。


たとえば、車に乗る前に
電柱を31秒触る・・というのは

絶対に事故を起こしたくない!という
「健全な欲」の裏返し。


電話をかける前に
壁を触わらなければ・・というのは

お得意様に最良の営業をしたい!という
「健全な欲」の裏返し。



もちろん電柱を触っても
触らなくても

事故起こす時は起こします。
起こさないときは起こさない。


壁に触らなくても
よい営業出来る時は出来るし、
出来ないときは出来ない。




仮に・・ですが、客観的に
統計的データをとってみたら
そういった結果が出ると思います。

つまり謎の強迫行為をすることにより、
物事が上手くいくという「因果関係はない」




もちろん強迫的、謎の行為や確認は
悪い心理防衛かと思います。

プラシーボ効果は、
少しは良い効果があるかと思いますが
(よい思い込みがかかる)

日常生活に支障をきたすほどの
強迫行為(確認など)に発展してしまったら

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
よく分からない自己満足的メリット?より、
社会的デメリットの方が大きい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

つまり「有害」かと思います。


*例(強迫行為により、毎回会社に遅刻したり。
近所のスーパーに行くのに、異常なまでの施錠確認で、
ものすごく時間がかかったり・・)



こういったタイプのクライエントさんは
マインドフルネス仏式瞑想&森田療法で
良くなっていく方が多々みえます。

なぜか?


心理療法を取り入れた生活をしていますと、
不必要に「完璧にやらなければ!」という
おかしな欲が緩んでくるからです。


当然、それに伴い
「出来なかったらどうしよう」という
不安も小さくなります。


すると「不安対処」のための
おかしな強迫行為(儀式)や
必要以上の確認をしなくても
平気になっていきます。


今までの
ぎこちない生活から解放されます。


*また、心理学の学習により、
クリティカルシンキング
(心理学的な客観的視点)を身につけますと、

謎の強迫行為をすることにより、
物事が上手くいく?という因果関係は「ない」という事実が
確信に変わっていきます。





さらに強迫神経症は、
ひどくなりますと、

うつ病も併発するケースがありますので
早めの対処が肝心です。


こういった症状は
周りの人に非常に相談しづらく
誰にも言えないかと思います。

たとえば、上記の例のような、
謎の思い込みや、強迫行為(謎の心理儀式)
他人に言えないでしょう。


普通の人達は上記の例、
全く理解不能です。

おそらく「この人ヤバい」と
思われるでしょう。

強迫性障害、当事者・経験者の人達は
上記の例「あるある」ですし、
「よく分かる」と思いますが。。



心理カウンセラーなどの専門家に
こっそり相談してみると
スッキリするかもしれませんね。

解決への「専門的方策」を提示してくれると、
とても安心します。


*ちなみに今回の強迫観念・強迫行為の例は
私がかつて、患者だった頃の実例です。

もちろん今は、心理療法的生活により
そういった「とらわれ」(強迫観念・強迫行為)はなく、
人生、手かせ足かせが外れたように
自由に生きる事が出来るようになりました。


また強迫神経症、当事者(経験者)同士、

神経症「あるある話」をするだけでも
楽になるかと思います。

心理学の世界ではこれを
「ピア カウンセリング」といいます。








心理カウンセリング・心理療法について

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html





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【2012/01/28 19:10】 | 神経症(不安障害) 「克服のヒント」
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