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マインドフルネス仏式瞑想・森田療法を使った「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング) 
パニック障害 「予期不安の上手な扱い方」
~マインドフルネス仏式瞑想のアプローチ~




例えば

電車の中、人ごみ、雑踏、
エレベーターの中など・・

特定の場所に行く時、


「また発作が起きて、
息が出来なくなるのでは!?」

「パニック発作が起きて、
うずくまってしまうのでは!?」

など・・・

こんなような
不安症によくありがちな思考を
「予期不安」といいます。



そして不安の事を考えておりますと

ああなったらどうしよう、
こうなったらどうしよう・・・と、

ますます不安が積もっていき
不安でがんじがらめになり
逃げられなくなり、

いつもの
パニック発作が起きてしまいます。



さて、その予期不安ですが、
「それ自体は無害」です。

(当たり前ですね。
まだ起こっていないのですから・・)


マインドフルネス仏式瞑想
(仏教心理学)の視点からいいますと、

=================
予期不安自体は無害なのですが
予期不安に「執着」すると
『有害』になります。

=================

その後、様々な心理的症状、
身体的症状に発展します。



では、予期不安の
モヤモヤが起こってきたとき

頭のモードを
こんな感じに切り替えてみます。

そう。
ゲームをするような感じで。


予期不安のモヤモヤ

~~~~~~~~~~~~~~~~~
「よーし。観察してやるぞ」と
自分の思考(妄想)を
客観的観察モードに入ります。

*まるでビルの守衛さんが、
モニターで人の出入りを
客観的にチェックしているように。
~~~~~~~~~~~~~~~~~


☆ルール

予期不安の思考・妄想に、

「思考・想い・感情を入れず、
何も狙わず・(効果を)期待せず、
客観的に観察する」



まるで工場の生産ラインで、製品の流れを
モニターで「淡々と監視」しているように


予期不安に
思考・感情を入れないゲームをします。


逆にその予期不安に

「思考・想い・感情を入れ、
何か狙って、(消える事を)期待して」しまいますと、
これを、ほんの少しでも入れてしまいますと・・

その予期不安は、膨れ上がっていき、
暴走モードに入り、

いき着く先は、パニック発作などの
様々な症状に発展してしまいます。

↓実例&アドバイス:仏教心理学の心理メカニズム
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1463.html



―――――――――――――――――――――――――
「ポイント」

・予期不安という種に
思考・想い・感情という栄養を与えない。
(栄養を与えなければ枯れていきます)

・ロケットエンジンに
思考・想い・感情という燃料(推進力)を与えない。
(ロケットは燃料を与えなければ止まります)

―――――――――――――――――――――――――


これはパニックだけでなく

うつ・神経症思考(ネガティブ妄想)
などにも応用が利きます。


最初は少し難しいですが
日々のマインドフルネス仏式瞑想の訓練が
これを可能にします。


*どうしても難しい場合。
何度やっても上手くいかない場合。

やはりテキストを読んで
自己流だけでは難しいと思いますので


専門家(心理療法家)とマンツーマンで
専門的プログラムを受け、
本格的な心理技術を身につけていきましょう。

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-3.html




予期不安に思考・感情を入れず
「人ごとのように」淡々と観察します。


その予期不安にグーッと
思考・感情を入れてしまいますと
たちまち、それは襲ってきます。

予期不安は思考・想い・感情を入れなければ無害です。
襲ってくることはありません。

予期不安。それは脳内を流れる
ただの脳内情報です。


健常な人でも、普通、人の脳は
常に頭の中に様々な情報(不安など)が

浮かんでは消え、
消えては浮かんでいるものです。

たとえば、ぽけーっとしていても、
脳はけっこう、いろんな情報処理などをやっています。

脳科学では
デフォルトモードネットワークといいます。
それは普通で健常です。


ですが、心の病の人達は、

そのチラチラ浮かぶ想念一つ一つに、
必要以上に執着し、過剰にこだわるから


かえって脳の情報処理が
おかしくなります。




~応用編~


話を予期不安に戻します。


予期不安を放っておきながら
今「やるべきこと」
をしていきます。

行動に突入します。



例えば

・「人ごみ、雑踏では」

頭の中に出てくる
不安・ネガティブ妄想。

それを排除しようとせず
放っておきながら

お店で、お気に入りの服をみたり
スーパーで買い物カートに、
今日のおかずを入れていく。

また、目的地へ淡々と歩を進める。

今、やるべき事を
淡々と行っていきます。



・「電車、エレベーターの中では」

頭の中に出てくる
不安・ネガティブ妄想。

それを排除しようとせず
放っておきながら


飴玉やガムを口に入れ
噛む動作、味を人ごとのように
淡々と観察します。

電車では新聞や本の文字を
一歩下がった視点で、淡々と読んでいきます。

立っている場合は、
電車やエレベーターに揺られて
足の裏の圧力が変化しているのを
淡々と観察します。


このように「今、現在、この瞬間」
起っている現象に
一歩下がった視点で淡々と観察。


これらは心理療法家など、
専門家についてもらい、
「マインドフルネスの訓練が必要」ですが

日々やっておりますと、
コツが掴めてきて、

いつもはパニック発作が起きていた場所でも、
「なんともなかった」という体験が得られるでしょう。


一回でも成功しますと
後は数珠つなぎで成功していきます。
(本人の努力次第ですが)

コツが分かってきて、自信がついてきます。

その積み重ねで
もうパニック発作は起きなくなっていきますよ







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【2012/01/04 04:55】 | 神経症(不安障害) 「克服のヒント」
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