マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
前回のお話は

スタンダートな、世間一般で言う
普通のタイプのうつ病

「いわゆる定型うつ病(大うつ病)」の
お話です。


今回のテーマ「非定型うつ病」は、
前回のお話と少し違います。


このタイプのうつ病は

大うつ病ほど強烈で、
ひどくはありませんが

長い年月、微妙な浮き沈みに
悩まされる鬱病です。


もちろん、
それはそれで大変辛いと思います。

このタイプは
前回のお話のように

具体的に「うつ病○○期」と
割り切れません。


基本的に大うつ病は、
何日もずーっと落ちっぱなし。

そして薬物療法と心理療法を
並行し行っていく事により、

急性期→回復期前期→回復期後期→維持期→寛解期・・・

と、徐々に回復していきます。


ですが非定型うつ病は
昨日、どん底の鬱だと思ったら

今日、楽しい事があると
ケロッと正常に戻っています。

これを
気分反応性」といいます。

*うつ病なのですが、
普通に趣味は楽しめます。


このタイプは
単純に脳の病気というより・・

パーソナリティ的な事が
かなり絡んでいるかと思います。


パーソナリティ的な事とは

性格や気質。
モノのとらえ方など。


もちろん普通の鬱病も
これらの事はありますが、

非定型うつ病は、
これがかなり顕著かと思います。


また普通の鬱病のように、

几帳面でひたすら
「内省的・自虐的ではなく」

「まず他人が悪い」という
他罰的傾向が多いと思います。


現代で非常に多くなった、
いわば「現代型うつ病」と言っても
よいかもしれません。



さて性格、気質、
モノのとらえ方・・・

パーソナリティ的な事は
薬では治りません。


前回に引き続き
このタイプの鬱病も

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「薬を飲んで頑張らない」ではなく・・
「心理療法を使い 頑張ります」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「うつ病=頑張らない説を
鵜呑みにしてしまい」

何年、何十年、ズルズルと頑張らず、
薬を飲み続けて治らない・・・という

『悲惨な事態』にならないように。



ただ誤解の無いように。

薬が絶対悪いと
言っているわけではなく

現在出ている不快な症状は
薬で一旦散らす事も大切。


ひどい精神状態で心理療法を行っても
身になりませんので、

現在出ている辛さを
薬物療法で一旦散らしつつ・・


それに並行して
心理療法を水面下でコツコツ続け

根治に向けて
心理訓練を続けることが
大切かと思います。



目に見える病気や
外傷などは、

医師や治療家の前で
黙って座っていれば、

勝手にやってくれて、
勝手に治してくれますが、


目に見えない
心の病を治すという事は


受け身の態勢では治りません


心理療法家(カウンセラー)との
「本気で治そう同盟」が必要。


心理療法家と
クライエント(患者)さんの
共同作業。

目に見えない心の病は、
患者さん側も
真剣に取り組まないと治りません。



どうも億劫で
本気で治す気がしない・・というのは

多くの場合、脳のせいでは
ないかもしれません。


潜在意識(深層心理)の奥底では
意識、無意識

「ま、今の自分も本当は、
まんざらではない・・」と

実は不幸な自分を愛している、
(現状に安堵している)ケースが
多いと思います。


この詳しい心理メカニズムは、
以下のリンクにて詳しく説明します。

↓(潜在意識の現状維持機能:全8話)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-94.html



また認知行動療法では
こうとらえます。

==================
意欲があるから行動するのではなく、
行動するから意欲が出てきます

==================


うつ的な方の特徴は、

行動に移せる、意欲や気分が出るまで
待っているケースが目立ちます。


しかし、残念ながら
「意欲」というものは、

ほとんどの場合、待っていても
出てきません。


森田療法でも

気分本位ではなく
目的本位の生き方
」という
考え方があります。


気分・思い・感情は
一旦放っておき、

エイッと行動(目的)を
してしまいます。


気分・思い・感情は
一旦、触らずに

エイッと、服を着替えてしまう。


気分・思い・感情は
一旦、触らずに

エイッと、掃除をしてしまう。


気分・思い・感情は
一旦、触らずに

エイッと、お風呂に入ってしまう。


などなど・・・


すると気分や意欲が
犬のしっぽみたいに

後からついてきている事に
気づきます。


当カウンセリングでは、
もっと「具体的な方法とプログラムで」

これらよいクセを身体に、
潜在意識に焼き付くよう

具体的な』お稽古(心理療法)を
していきます。


生き辛さを抱えた方々が
今後の人生を朗らかに生きていける、

一生もののメンタルスキルを
身につけていきます。

これが精神的財産になります。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「意欲があるから行動するのではなく、
行動するから意欲が出てきます」

「気分本位ではなく、目的本位の生き方」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


特に非定型うつ病は、
薬で治りにくい鬱病です。

非定型うつ病は、
病院の薬に並行し、

心理療法に力点を置いた
方法論を推奨します。



もし非定型うつ病が
分かりづらい時は、
簡単にとらえてみます。


普通の世間一般で言う

いわゆる定型うつ病
「”以外の”うつ病全般」と、

とらえると
分かりやすいかと思います。


気分変調症など、
似たり寄ったりの定義は
いろいろありますが、

それはあまり
重要ではないと思います。


科学的に定義づけできない
あやふやな診断名の議論より

結果生きるのが楽になって
よくなれば
それでよし・・なのですから。



シリーズで
いろいろ書きましたが

私は何うつ病?

私はうつ病の何期?


・・・と考え
「とらわれて」しまうならば、

淡々と心理療法生活を行い、
淡々と前進していった方が
よいと思います。


前回と今回書きました事は、
あくまで目安としてください。


淡々と心理療法生活を続け

結果、生き辛さが解消され、
結果よくなれば
それでよしだと思います。






【2011/10/10 05:47】 | うつ病 「総論」
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