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マインドフルネス仏式瞑想・森田療法を使った「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング) 
「むずむず脚症候群」
(レストレスレッグス症候群:RLS)

脚のムズムズが止まらない!
~マインドフルネス・森田療法のススメ~




~1章(序章)~


むずむず脚症候群」は
まだ完全に解明されていない疾患です。

それは生物学的なものなのか?
心理学的(心因性)なものなのか?

まだハッキリした定義はありません。

推定患者数、
約200万~400万人と言われておりますが
まだまだマイナーな疾患です。



むずむず脚症候群とは

脚に虫が這うようなムズムズ感

筋肉の内側から(皮膚の内側、奥から)
言葉では言い表しようのないムズムズ感


ひどい方ですと
日常生活に支障が出るほどの方もみえます。

リラックス時、安静時、
就寝前、特に強くなるケースが多いようです。


そして気にすれば気にするほど
ムズムズが強くなります。



普通の病院に行っても原因不明で
対応出来ないケースがあるかと思います。

しかし本人は深刻で
不眠や、場合によっては、

ストレスから鬱や神経症を
併発する危険性もあると言われております。


最近は少し認知度が上がってまいりまして
よい薬が出たとも聞きます。


ドーパミン合成異常や鉄分欠乏など
様々な事が考えられます。

もしくは
他の疾患が隠れているかもしれません。


*薬や生物学的要因に関しましては
心理カウンセラーの専門外ですので
必ず医師にご相談ください。



まず病院にて、科学的検査をして
「生物学的要因」を疑ってください。

そして、しばらく様子をみて、
よくならない時、

セカンドオピニオンをして、
様々な病院で診てもらい、
それでも一向に改善しない時、

「心理学的要因」
(心因性:こころの問題)の可能性を疑います。



これは
むずむず脚症候群だけでなく、

心の病の方々がよく訴える、
「謎の身体的不調」
も同様ですね。


謎の身体的不調
(謎の肩こり、頭痛、腰痛など。。)

どこの病院で科学的検査しても全く異常なし。
ですが確実に身体的な不調がある。

→ほとんどが心因性
(心理学的な問題)のものかと思います。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ですが本当に内臓、血管、
神経系などのトラブルがありましたら
大変な事になりますので、

まず優先順位は、
病院にて科学的検査。

病院の処置を最優先。

それで改善されなかったら

心理学的要因(心因性の問題)も疑う。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~





~2章(心理学の視点から)~



さて、ここからは

ムズムズ脚症候群について、
心理カウンセラーの専門分野
「心理学的要因」と、

心理療法」の可能性について
語ってまいります。



今回は
こんな仮説を立てておきます。

========================
むずむず脚症候群により、
うつや神経症になるのではなく、

逆で・・そもそも
うつや神経症(神経質気質)をベースに持っており、


そこから派出して
むずむず脚症候群に発展してしまっているケース。

========================



このお話をするために

私のかつての患者時代、
うつ病・神経症体験談を語ります。




むずむず脚症候群の神経症的視点


椅子に座ってリラックスしている時や
就寝前などに「むずむず脚(不快な感覚)」起こりやすい。


それは、心理学の世界では
リラックス時、意識と潜在意識(無意識)を隔てるフタ
緩くなるからです。


・意識= 普段私達がイシキできている意識。
・無意識= 私達が意識できていない意識
(深層心理・潜在意識ともいいます)


*潜在意識。。?と言われると
話が分かりにくい場合、

原始脳を制御する、
理性脳(前頭前野など)の働きが緩くなる
・・と、とらえてもよいかと思います。

意識、無意識


就寝前など、リラックスし、
意識と無意識のフタが緩みますと、

(原始脳を制御する
理性脳の働きが緩くなると)


無意識(潜在意識)に押し込めていました、

日常、知らず知らずの内に
「溜め込んでいたストレス」や、
「抑圧していた想い・感情」などが浮上し。。


--------------------------
意識の世界に現れます
--------------------------


意識、無意識3

それは様々な形で現れます。

・ある人は鬱

・ある人はパニック症

・またある人は謎の肩こり、腰痛、頭痛

・『そして今回のお話のような
脚の耐えがたいムズムズ感・・・』


などなど。


このように、
人によって様々な現れ方をします。



ここでは本題である
脚のムズムズ感に焦点を当ててみましょう。



私が神経症患者時代
よくあったパターン。


寝る前に、何気に、
非常にささいな感覚ですけど、

~~~~~~~~~~~~~~~~~
今、脚がムズっとしたような・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~

*(これは誰しもある普通の身体感覚なのですが、
神経症は、こんなささいな感覚が非常に気になる)


布団で横になっている状態、安静時は
さらにそこに意識が向いてしまい、非常に気になります。


その感覚に
とらわれ」てしまいますと、


またムズっ・・・

ムズムズ・・ムズズ・・・


やはり確かにムズムズする!
気のせいじゃないかも・・!


さらに「執着」しますと

また
ムズムズムズっ・・・

皮膚の外側、内側奥から
ムズムズ感が止まらなくなる。。


そして毎回、
気になって気になって眠れない。
(不眠症になります)



これは心理学(森田療法)の視点から言いますと、

============
神経症特有の
精神交互作用」です。

============


気にすれば気にするほど
不快な感覚に「とらわれ」

とらわれ(執着)の
悪循環が始まり、抜け出せなくなる。

まるで火に油を注ぐように
「とらわれ&気になる」が炎上していきます。
止まらない。


症状でも無いものを症状にしてしまう。
(心気症)


~~~~~~~~~~~~
ここでのキーワードは
「とらわれ(執着)」
~~~~~~~~~~~~



では次の章では

「とらわれ」「執着」に対する
マインドフルネス仏式瞑想の視点からの考察に入ります。





~3章~
(マインドフルネス仏式瞑想・心理療法のススメ)



さて脚のむずむず感。


これはマインドフルネス仏式瞑想の視点ですと、

潜在意識に
知ってか知らずか押し込めた

ネガティブな心的エネルギーの
可能性があります。

意識、無意識2

~~~~~~~~~~~~~~~~
「それは特に
内側からの皮膚感覚に表れます」
~~~~~~~~~~~~~~~~

*これは当カウンセリングのクライエントさんは
良く分かると思います。
・反応反発のエネルギー:サンカーラ


意識、無意識3

瞑想的に言いますと、

脚のムズムズ感は
その典型的特徴かと思います。
(汚濁した心的エネルギーの表れです)


伝統的なマインドフルネス瞑想では、

ネガティブな感情などの「心的エネルギー」と
「身体感覚」は、相互リンクしているととらえます。



「心的エネルギー」

↓   ↑

「身体感覚」



マインドフルネス仏式瞑想の理論を学習し、

作法を遵守し、適切な対応を毎日続けますと、
次第にその力は弱まり消えていきます。

おかしな「とらわれ」、
過度な「執着」が緩くなっていきます。



*瞑想用語を出しますと
一般の人が分からないと思いますので、

簡単に言いますと、
「ストレスがおかしな形で出てしまっている」

と言った方が
分かりやすいかもしれませんね。



さて、その「とらわれ(執着)」に

マインドフルネス仏式瞑想の技術をもって
対処していきますと、


・脚のムズムズ感に
上手に関わっていく事が出来るようになります。

*やがてムズムズ感はあるが、気にならなくなっていく。
もしくは、ムズムズ感自体が消滅していく。



・そして、それがそのまま
うつ病・神経症独特の「ネガティブな思考」

「不安感」「絶望感」などにも
同様に対処していけるようにもなりますよ。

*マインドフルネスの世界では、
体感覚も精神的なエネルギーも関わり方は同じ。


・もちろんパニック症の息が詰まる感じ、胸の動悸も
この瞑想の技術を身につけますと、同様に対処可能。

・摂食障害の「過食」「拒食」が起きるマインドにも
同様に対処可能。


・別に心の病でなくても、
日常のイライラなど、ストレス対処にも応用が利きます。


などなど。様々な事に応用が出来、

毎日を。一生を。
よりよく楽しく生きていく技術にもなっていきます。



それでは非常に長くなりましたので、

さらに詳しくお知りになられたい方は、
こちらのリンクからいろいろお読みくださいますと、

「なぜ治っていくのか?」
理解が深まるかと思います。

よろしければどうぞ。

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「マインドフルネス仏式瞑想・森田療法」入門編
(心の病・闘病についての基礎知識:まとめ)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1407.html

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【2011/06/13 08:13】 | むずむず脚症候群とマインドフルネス
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