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マインドフルネス仏式瞑想・森田療法を使った「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング) 
うつ病は様々な要因がありますが
今までいろいろカウンセリングしてきまして

いつも思う事は

うつ病以前にパーソナリティ障害や神経症などの
基礎疾患が根底にあって
副次的に「うつ的症状」が出ているケースも多々あるかと思います。
(特に非定型、新型うつ病は)


そして、
現代の時代背景とでも言いましょうか

メランコリー親和型などの通常の鬱病より

ディスチミア親和型などの
新型うつ病が多くなってきている。


「メランコリー親和型」とは、
簡単に言いますと。

やや思考の融通は利かないが
几帳面で真面目で優しく
人に対して思いやりがある。

周囲との調和や秩序を重んじすぎて
疲れてしまうタイプ。
そして粘着性な気質です。

頑張りすぎて鬱病になる典型的タイプです。

うつ病と言いますと
このイメージばかりが先走ってしまいます。


周囲との調和・・・

これは日本の高度経済成長期の
年功序列、終身雇用制の
時代背景のシンボルみたいなものです。

よくメランコリー型の鬱病は
中高年に多いと言われていますのは
こういった背景かと思います。



逆に10代から30代は
ディスチミア親和型、逃避型、未熟型と呼ばれる
新型の鬱病が多いと言われております。

時代は変わり、
現代ではこちらのタイプの方が
多くなってきているような気がします。


これは、
「自己愛性パーソナリティ障害」とかぶるところが多く

歪んだ自己愛への執着


現実と乖離(かいり)しすぎた
万能な自分の虚像を作り上げ
それに執着します。

ですので
おかしなプライドにしがみつきます。

基本的にヤル気は無いが
プライドが高いケースが多い。


当然、現実の自分はそれほど偉大ではないし
特に力も無い。。

その思い通りにならないジレンマ、
葛藤が疲れさせる。


こちらのタイプの鬱病は
どちらかといいますと従来型の鬱病のような
「自責的・自虐的」ではなく「他罰的」です。

自分が傷つくのを過度に怖れ、
他人の否を探します

また
いわゆる「あまのじゃく」なタイプです。

メランコリー親和型の鬱病と違い
他人への配慮が全くないケースが多い。


「万能ではない現実の自分」を
周囲から思い知らされますと
イライラし周囲に当たる、
もしくは自傷行為など「自己破壊」に向かう・・・


そして・・・疲れ果て
「うつ状態になります」


こちらのタイプは鬱病というよりも
「自己愛性パーソナリティ障害」に近いかと思います。

そして副次的に
「うつ症状」が出ているケースもあります。


ですので、こちらのタイプの鬱病・・・

「抗うつ薬を飲んでいれば自然に治ると・・・
勘違いされてませんか?」



パーソナリティ的な事に関しては
薬では修正できません。

心理療法が必要かと思います。


*今日のお話の補足を書いておきますと
自己愛への固着など、誰しもあります。
それが「社会生活に支障をきたすほど」のものになれば障害です。




「新型うつ病シリーズ」は
一応、少し教科的な定義付けを書きますが、

本当に大切なのは
学術的な定義や診断名の議論より

「どうすれば生きるのが楽になるか」
それだけで良いと思います。


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*尚、新型うつ病は病名ではありません。
昔からあった「抑うつ神経症」(神経症性うつ病)が
これに当たるかと思います。

近年、急激に増えてきましたので
「新型うつ病」というネーミングがついております。

当カウンセリングも便宜上、
このネーミングを使っております。

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【2011/05/24 02:42】 | 新型うつ病 「現代人の心の病」
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