マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
タイトルには「聖書に~」と書きましたが
私はクリスチャンではありません。

ただイエス様や、お釈迦様の
心理学者的側面を尊敬してます。



今日は聖書の言葉から
「良くなりたいか?」
のお話をします(ヨハネの福音書5章1節~9節)
(原文通りではなく、
分かりやすい言葉で書きます。ご了承ください)


それはこのようなお話です。

あるところに
38年、病気に悩まされてる人がいました。

その人にイエス様は
「良くなりたいか?」と言いました。


・・私はこれを見た時、
何十年苦しんでる病人に
「良くなりたいか?」って・・・

この人なんてKYなんだ!
なんて空気の読めてない人なんだ・・・
と思いました(笑)

しかし続きがあります。


この病人は
イエス様の「よくなりたいか?」に対し
「私がこんな不幸なのに周りは気遣ってくれない」とか
「周りが悪い」など。。

最後まで「良くなりたい」と
一言も言いませんでした。


なるほど。
イエス様は見抜いたのですね。。
「よくなりたいか?」は、
それを見抜いた上での言葉だったんですね。

さすがイエス様。
「よくなりたいか?」は
「本当に心の底から良くなりたいのですか?」ということです。



心理学では
「疾病利得」という言葉があります。


例えば、
いつも忙しく子供の相手をしない
お母さんがいたとします。

ある時、子供が
体の調子が悪くてぐったりしてます。

心配になったお母さんは
病院に連れていきますが
特に変わった様子はありませんでした。

それでも調子が悪そうなので、
その日は忙しい仕事を休んで
一日子供の面倒をみてあげました。

子供はすぐに良くなりました。


おわかりですか?

そうです、お母さんの
愛がほしかったのですよ。



これは例え話ですけど、
人は誰かに特別に優しくしてもらいたい時、
何かがほしい時の手段として
仮の病気になる事があります。

もっと身近な話ですと
会社(学校)に行きたくない時、さぼりたい時など・・・
お腹や頭が痛くなる時ありませんか?


疾病利得・・読んで字の如し、
疾病になる事で得をするということ。


これは心理防衛の一種なんですね。
心理防衛も必要だから出てきてるんです。

でもその防衛がなぜ出てくるのか?
を考えるのも心理学なんです。
先ほどの子供とお母さんの話のように。


心の病。
そういう視点からも自分を客観的に
「こっそり」チェックするのも良いかもしれませんね。


もちろん誤解の無いように。
例えば鬱病のどん底の急性期や回復期
危ない時は病院で診てもらって、薬物療法で
一旦エネルギーを溜めた方が良い時もあります。

それは
脳の神経伝達物質の異常(生物学的要因)も
考えられるからです。



ただ、もう一つの視点として
今の状況に甘えてたり、
聖書に出てきた患者さんのように、
何かのせいばかりにしてたり・・

そんな時、
イエス様のお言葉を思い出します。


「本当に良くなりたいですか!?」





まず本当に良くなりたいと決意しましょう。

「不幸な自分」のレッテルを一旦はがして、
不幸と決別しましょう。
良くなりたいと心から願ってください。


決意が完了した時、
もう八割の仕事は完成してます。
あとの二割はオマケみたいなもの。



そのオマケは私たちカウンセラー(セラピスト)が
伝える心理療法、心理技法です。
そしてカウンセラーは「回復」に向けてサポートします。


伝統仏教でも何かをする時
この「決意(アディッターナ)」をものすごく大切にします。



今日は「ヨハネによる福音書」からのお話でした。
教会みたいなお話で失礼しました。


長文お付き合いしていただき
ありがとうございました。




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【2010/08/02 13:58】 | ショウセイの心のお話&ひとりごと
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