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マインドフルネス仏式瞑想・森田療法を使った「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング) 
うつ病・神経症的、
認知のゆがみ(自動思考)

その2
「破局的な見方・ネガティブ思考」





これは、小さな事(ほんの些細なミスなど)を
大げさに破局的に見てしまう考え方です。

うつ病、神経症傾向の方は
ささいなことでも「針小棒大」にとらえてしまいます。

(逆に出来たこと、良かったこと、
幸せだったことは過小評価する)

そんなタイプの自動思考です。



例:

・仕事のほんのちょっとしたミスで、
「あぁ・・とんでもない失態をおかしてしまった!
もうこの会社にはいられなくなる。クビになる」

・ゲームをやっていて、ほんの小さなミスをしただけで、
「ああ!もう終わった!全てがダメになった!
私はいつもこうだ。何をやってもツイていない」

・受験・資格取得に失敗した。。
「もうだめだ。人生終わった・・
この資格を取れなかったら、生きていてもしょうがない」

・「町内会の会合で、イベントのお菓子を配り忘れた・・・
もうダメだ、私はみんなに嫌われる!」


などなど・・
こんな自動思考が「破局的な見方」です。


でもこれって、よく冷静にみますと
非常にささいな事なのかもしれません。


上記の例の会社員は
「とんでもない失態」ってよく聞いてみますと
得意先に商品の紹介パンフレットを置き忘れた・・・とか、
会社の偉い人に挨拶をし忘れた・・など。

これでクビになることはありませんね。
後日また訪問し
パンフレットを置いていけば良いだけの事です。


また会社の偉い人って、
そこまであなたのこと気にしていなかったりします。

もし次回会ったら感じのよい挨拶をしたりして、
以後気をつけます。
この件で、会社をクビになることは無いと思います。

さらに昨今は労働基準法が
かなり厳しくなってきておりますので、

会社はそう簡単に従業員をクビに出来ないシステムに
なってきております。


ゲームの例でも、他者の視点からみたら、
それほど大したミスじゃなかったりします。

またこのプレーヤーは、こまめにセーブしている人なので、
もし本当にダメだったら、少し手間ですが、
セーブした所からやり直せばよいだけのことです。


町内会の例ですと、
案外みなさん、お菓子など期待してない事が多いんですね。

次回の会合で「前回お菓子配り忘れちゃった・・ごめんね!」
で済む事かと思います。

仮にもし本当に嫌われたら、
この件とは別の要因があるのかと思います。

そこを心理学的に分析しクリアしていきます。



このように、ほんの些細なミスなどを
「針小棒大」にとらえ、
破局的なとらえ方をしてしまうのが

自動思考その2
「破局的な見方・うつ的ネガティブ思考」です。


また逆に、冒頭でも述べましたように、
日々遭遇するハッピーな事、よかったことは過小評価。
あるいは認識にも上がらない。

・仕事で上手くいったこと
→たまたま、まぐれで上手くいっただけだ。

・人から親切にされたこと
→何か裏があるに違いない。

・いつもの通勤路に、きれいな花が咲いていたこと
→認識にも上がらない。眼中にも入らない。

などなど。
こんな感じかと思います。


当カウンセリングでは、これを
幸福に鈍感な人。不幸に敏感な人」と呼んでいます。

慢性的ストレス脳になりがちな
典型バージョンかと思います。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「ではどうするか?」

当カウンセリング・心理療法プログラムでは、

なぜこのような認識パターン・
モノのとらえ方になってしまうのか?

その脳科学・心理学的メカニズム
(脳の中で何が起こっているのか?など)を学習し、

そして、それを改善する
心理学的ワークをお稽古していきます。

そのワークをしていく事により、

先ほどとは逆の、
「幸福に”敏感な人”。不幸に”鈍感な人”」

なっていきます。


『日々の中で、ほんの些細な
”ハッピーな事ばかり”
認識する脳に変わっていきます』

心理学的訓練(心理療法)により
それが可能になっていきます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



マインドフルネス仏式瞑想では、
物事は陰と陽のバランスととらえます。

『人生全体のスパンで俯瞰』しますと、
実は「不幸(陰)と、幸福(陽)は同じ量」

ですが、その人の人生の中で、
陰と陽「どちらを敏感に認識するか?」で
人生が、幸か不幸かが決まります。


全ては識(しき:ヴィンニャーナ)
認識パターンを変えていくと世界が変わります。

認識パターン(情報世界)を変えていきますと、
物理世界まで変わってきます。


たとえば、認識パターンを変えていきますと、
瞬間に脳内ホルモン
(神経伝達物質)の種類が変わります。

怒りや不安(の認識パターン)が多い人は、
いつも脳内に、コルチゾールやアドレナリンなどの
ストレスホルモンが、たくさん流れています。

物事を朗らかに楽しく、建設的にとらえられる人は、
いつも脳内にセロトニンやエンドルフィンなどの
ハッピーホルモンが流れています。


私達の身体は
40~60兆個の細胞で出来ております。

一日24時間で、数千億の細胞が
死んで、新しく生まれております。


いつもネガティブな
認知パターン(情報世界)の人は、

毎日生まれる数千億の細胞は、
そういった情報世界の影響を多大に受けます。

毎日生まれてくる細胞は
どんな細胞になるでしょうか。

そういった細胞が、臓器など
身体のパーツを形成していきます。


いつもポジティブな
認知パターン(情報世界)の人は、

毎日生まれる数千億の細胞は、
そういった情報世界の影響を多大に受けます。

毎日生まれてくる細胞は
イキイキとした細胞が生まれてくる事でしょう。

そういった細胞が、臓器など
身体のパーツを形成していき、

身体(物理世界)も
元気になっていくことでしょう。


これらは一例ですが、

情報世界(心・認知パターン)が
物理世界に影響を与えます。

特に脳内神経伝達物質は、
「瞬間的に」影響を受けます。


最後少し話がそれましたが、

今回は認知の歪みシリーズその2、
「破局的な見方(ネガティブ思考)」についてでした。



幸福に鈍感。不幸に敏感・・・な
うつ・神経症的思考ではなく、

幸福に敏感。不幸に鈍感」な人生を
送っていきたいものです。



―――――――――――――――――――
「幸福に敏感脳」

心理療法生活をしていきますと、
こんな風になっていきます。


道端に咲いている小さな花や、
今日職場で接した人の、
ほんの些細な微笑みを見ただけでも

ハッピーな気分になっていきます。


そういったものが、たくさん認識できる
心や脳になっていきます。


―――――――――――――――――――


<続く>




【2011/03/19 02:05】 | うつ病、神経症 「7つの自動思考」
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