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マインドフルネス仏式瞑想・森田療法を使った「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング) 
それではまず
うつ病・神経症(不安障害)的な人が起こしがちな
自動思考の一つめは・・・


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1、「全か無か。100か0か。
白か黒か。極端(二極)思考」

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たとえば、

うつ・神経症傾向の方々は、
何でも完璧にやろうとしがちな
傾向にあるかと思います。


完璧に出来ないのだったら、
いっそ「やらない」的な発想になり

億劫になり結局「0」を選択します。
腰が重い。


例:
トイレ掃除をやろうとしますが、
あれこれ考えていると面倒くさくて、億劫で、
なかなか着手できない。


・「0(無)を選択」

面倒で億劫で、いっそやらずに寝てしまう。

*(完璧にやろうとするから面倒になります)


・「100(全)を選択」

なんとかトイレ掃除に着手。

すると、予定の時間をオーバーしても、
今日やらなくてはならない行事があっても・・

それらを後回しにしてでも、完璧にトイレ掃除をやる。
今やらなくてもいいところまで。。



このように、100を選択してしまいますと
身体が朽ち果てても、たとえ睡眠時間も削ってでも、
貫いてやろうとします。


そして
エネルギーがなくなり燃え尽きます。
(バーンアウト:うつの症状の一つ)

エネルギー配分を考えないので、
後から、本当にやらなくてはならない事ができなくなり、
自責の念で辛くなる。



このように
うつ的思考パターンは極端で中間がありません。

白か黒かではなく、
「グレー」があってもよいと思います。

100か0かではなく、
「50~70」があってもよいと思います。

そして、やらなくてもよい、
どうでもいい事は「10~20」
適当にやって放っておく・・・という選択肢もあります。


うつ・神経症的な方は

どうでもいいこと、やらなくてもいい事に
一つ一つ100%MAXでこだわり、やってしまいがち。

そして不必要に疲れてしまいます。


うつ的な方は、
「頑張る事と、頑張らない事の仕分け作業」が
大切かと思います。


ひと昔前は「うつ病=頑張らない」
という言葉が流行った時代がありました。

*マスコミ等に影響され、
何でもかんでも「頑張らない」を決め込む人が
たくさんいました。


これも極端な思考(二極思考)で、

「なんでもかんでも頑張らない」は間違いです。
人生、時には頑張る事も必要かと思います。


特に長年のうつ病・
神経症を治していくのは大変です。

心理療法を腰を据えて頑張らないと
治りません。

それなりの努力が要ります。


また、何でもかんでも「頑張らない」でいますと、
それがクセになってしまいますと、
(そういった脳神経回路が形成されてしまいますと)

人生の踏ん張りどころ、
本当にここは頑張らなくてはならない時、
きちんと努力できない脳になってしまいます。

すると社会で適応できなくなり、
ますます生き辛くなります。


私達の脳は、筋肉と同じで、
使わないと(適切な負荷をかけないと)
どんどん退化し弱くなっていきます。

逆に適切な負荷をかけ、正しくトレーニングしていきますと、
どんどん強化されていきます。
(脳の可塑性)

正しい心理学的トレーニングを修練していくのは
正精進。正しい「頑張り」かと思います。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
頑張る事はしっかり頑張り。
頑張らなくていい事は頑張らない。
ボチボチやる時は、ボチボチやる

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


心理療法では、それらを冷静に判断し
メリハリがつけられる、理性脳を作っていきます。

うつ・神経症に苦しみ
生き辛さを抱えている方々が、
朗らかで、よりよい人生を送るために。



*ただし「うつ病発症したて」の、
急性期・回復期に限っては、お薬を服用し頑張らない。
安静にしていてください。

うつ病、各時期(各段階)の詳しい説明。
(急性期~維持期~寛解期の過ごし方)




ではこの
「全か無か。100か0か。完璧・二極思考」

また、今回からシリーズでお伝えいたします、
他のタイプの認知の歪み。

・これらはなぜ起こるのか?
・深層心理には何が引っ掛かっているのか?


など詳しいお話は
当ブログ全体を通じて語っておりますので、
よろしければお暇なときにお読みください。



さらに・・

「では具体的に
どう対処していけばいいのか?」は、

当カウンセリングにて
具体的、かつ実践的にお稽古していきます。



今回からのシリーズは、あくまで
認知行動療法で言う、

うつ・神経症的な認知の歪みの種類を
紹介してまいります。


本カテゴリーの冒頭で
ご紹介しましたように、

まずは手始めに、
認知の歪みの種類を把握しておくだけで

自身の思考パターンに
客観視が働きやすくなり(メタ認知)

いざ、辛い思考をしてしまう時に、
スッと歯止めがかかりやすくなるかと思います。



そんな感じでお読みいただけますと
幸いに思います。



<続く>






【2011/03/17 08:32】 | うつ病、神経症 「7つの自動思考」
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