マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
「森田療法、恐怖突入」と「孫子の兵法」


「巧遅よりも拙速」「兵は拙速を貴ぶ」
これらは孫子の兵法の言葉です。

孫子の兵法は古代から
戦の指南書として重宝されてきましたが

現代では、人生哲学書として
世界中で愛されてる書物です。


「巧遅よりも拙速」

じっくり、ゆっくりではなく、
「多少、いい加減でもよいから」、
サッと行動に移すという教訓です。



これを
うつ、神経症思考に応用しますと

うつ病や神経症傾向の方は、
行動する前に綿密すぎる準備をします。

それも100%・・・いや、
120%の準備です。


そんな完璧な準備をしている間に、
時は流れていきます。

もちろん120%の準備などムリですね。


そして準備が出来ないので動けない。

もしくは
準備に疲れてしまい
行動まで持っていけません。


その結果、
「やはり今日も何もできなかった・・・」
「私は人より劣っている・・・」

自己嫌悪になり、うつ思考が発生します。


60%~80%くらい
準備が出来ましたら

いっそ恐怖(行動)に
突入するのをオススメいたします。


うつ、神経症的な人は、
普通の人より優秀ですので

やりだしますと
確実に細やかに仕事をこなします。

また、一度やり始めると
止まらなくなります。

そこがうつ・神経症的な方の良いところ。


で、結果、
案外いい感じに
出来ちゃってたりするんですね。

このことを森田療法
「恐怖突入」といいます。

*認知行動療法では、
エクスポージャーともいいます。


また先ほどの「孫子の兵法」では
「巧遅よりも拙速」と例える事が出来ます。



「うつ病、神経症思考の図式」


事を起こす前に・・・

うつ病、神経症思考
「全か無か。100か0か思考が発生」

100%完璧に準備しようとする

やる前からハードルが高くなる

やるのが面倒、億劫になる
完璧にやれないのならば、
「0を選択してしまう」



この鬱病思考の図式、
カラクリに客観的に気付く事です。


ただ
森田療法の「恐怖突入」の注意点

この理論は
少々粗雑なところがありますので

元うつ病、神経症患者である
私流の「恐怖突入」の解説をいたします。


それは何でもかんでも
恐怖(行動)突入するということではなく

準備が40%以下ですと
本当にやらない方が良いです。

おそらく失敗しヘコみます。

失敗グセがついてしまい、
余計行動できなくなる。


ですので、60~80%くらいの
準備をしてから事を起こしましょう。

「巧遅より拙速」

100%の準備は不要です
だいたい60~80%くらい準備ができましたら
サッと行動に突入しちゃいましょう。

案外やれちゃいますので。


それでも不安な場合。。

行動するときに、何か頼れる武器がありますと
行動(恐怖)突入しやすくなります。

丸腰で敵に突っ込んでいきますと
やられますので、

マインドフルネス(行動療法)でしっかり
心理学的に武装し、突入しますと
緊張することなく、物事がこなせます。

そして成功が積み重なると
自信になっていきます。


行動に移さないと、
心のエネルギーが

「不安というエネルギー」に変わってしまいます。

そうなってしまいましたら、
もう行動は出来なくなります。


「行動(恐怖)突入」
「巧遅よりも拙速」

(100%の準備は不要)

うつ、神経症的な方の
日常生活でのポイントです。


今までの人生で
やってみたら案外何でもなかった・・・
という事ありませんか?

人間関係でも思い切って話してみたら
案外、いいヤツだったとか・・・

それが森田療法の「恐怖突入」です。

それが積み重なりますと
自信につながります。





【2011/02/27 07:43】 | 神経症(不安障害) 「克服のヒント」
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