マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
「うつ病と自動思考」


うつ病的な方は
自動操縦思考に振り回されます。


うつ病的自動思考とは

例えば
「このスプーンをあそこの食器棚に置いてきて」

という指示を受け
スプーンを食器棚に置いた。

それで普通
そのアクションは終わるのですが・・


うつ病的な方は、
そこから・・・です。

思考が、過去や未来に
プカプカ飛んでいき

雑念でがんじがらめになります。


もっとひどくなりますと

スプーンにまつわる過去の
イヤだった体験などの思索・・・
(反芻思考)

次から次へと
雑念・妄想の連鎖が始まり
がんじがらめ。

そういったものが
うつ病的「自動(操縦)思考」です。


「頭の中のおしゃべりを止めましょう!」

・・といっても止まりません


それを上手に料理するには
心理学的な特殊訓練(心理療法)が必要です。



「うつ病で苦しむ思考の図式」


自動思考

思考が未来や過去に散歩を始めます

・未来に対する不安
・過去の後悔など・・・
(妄想・反すう思考)

それに執着する

気がつけば
うつ病・神経症的な症状発症




例えば、ある時、
電車に飛び乗り

ハッと気が付いて
(我にかえって)下車した駅が
「うつ病駅」で帰れなくなる。


ポケーっとしていて
気が付いたら、うつ病王国に
拿捕されていて帰れなくなる。。

日常で、こんな事が
よくあるかと思います。


自動操縦思考が始まりますと
「我ここにあらず」な状態になります。
(雑念に振り回されてる状態)

ハッと気がつけば鬱症状発症

まずこの自動操縦思考に
巻き込まれている事に
客観的に気付くことが大切です。


もちろん自動思考(自動操縦)は
日常生活で必要な事もあります。

パソコンのキーボードの操作、
仕事のアイデア構想など・・
これらは必要です。


ですが反面、
心の病という弊害ももたらします。

なんでも「モノは加減」なんですね。

うつ病や神経症は
その加減を超えた暴走です。


「それを上手にサバけるようになるには
薬だけでは難しい」



私も患者時代、病院の様々な向精神薬を
何年も服用し、私自身の体をもって実験済みですが

↓(私が患者時代服用した薬達・・)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-13.html


薬は「一時的に」意欲を高めたり、
イライラを「一時的に」鎮静化する作用は
確かにあります。


ですが残念ながら
「思考のクセ(認知の歪み)」は
矯正できません。


『ただ、薬は一旦モチベーションを上げ
心理療法を、ちゃんとした精神状態で
受けるためのツールにはなります。
この点は大変良いと思います』



当ブログでいつも言っておりますが

うつ病急性期、回復期はお薬を服用し
しっかり休養していてください。

この時期は「頑張らないでください」
(エネルギーをしっかり充電してください)


しかし、回復期(後期)あたりから
慢性期(維持期)、寛解期は

心理カウンセラー・セラピストが行う心理療法や、
自治体などが主催する自立支援プログラムなどで

「少し努力し、頑張ることをオススメいたします」


薬は併用しつつ
認知の歪みを修正していく作業(心理療法)に
シフトしていきます。


この「つなぎ」
うまく出来ないとズルズル何年、何十年も
依存的に薬を服用し続け、
慢性化する危険性があります。

そして仮に良くなったとしても(寛解期)
また同じ事でストレス反応し、
再発する可能性が高いんですね。


うつ病の再発率の高さは、
今日のお話のようなカラクリです。

時代遅れの薬一本主義の療法
招いた弊害かもしれません。


大切なのは「薬物療法」「心理療法」の
良い所を融合させることですね。

(これらの概念は
すでに欧米では常識になっております)




【2011/01/26 06:17】 | うつ病、神経症の「思考パターン」
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こんにちは。
カンナ
「鬱の人の自動思考」興味深く読ませて頂きました。 よく心の健常者の人から、「なんでそこまで考えるの?」とか、「考えすぎやって」とか言われるのは、そこなんですね。
ついつい、というか、無意識に物事を深く深く、そして、捻じ曲げて捻じ曲げて考えてる。
『ああ、なるほど』って思い当たることだらけです。 知人から、「色々考える前に行動する!」 って、以前、アドバイスされた事がありました。 でも、『これやって、こうなったらどうしよう・・・』とか考え始めると身動きとれなくなってしまう。 やろうと思ったら、思いついたら、迷う前に自然ともう始めてる・・・みたいなのが心の健常者さんなのでしょうか。


なるほどぉ
なべ酒造
こんにちは。
ちょっとは理解できた気がします。
鬱の思考はそんな感じなんですね。

心当たりがあるような気がします。



Re:なべ酒造さんへ
ショウセイ
自動思考は誰しもあるのですが、鬱の場合それの
ネガティブハイパーバージョンなんですi-229

まず「あ・今、自動思考だな・・」と客観的に気付く事が第一目標です。

Re: カンナさんへ
ショウセイ
そうです。
自動(操縦)思考は鬱病の典型的な思考形態です。

鬱病、神経症のカウンセリングで「気分本位ではなく、目的本位で」
という言葉を使います。
事を起こす前に気分本位になりますと、身動きとれなくなり億劫になります。

「動く」という型から入って、達成体験を脳に焼き付けていくのも一つの手です。


でも、分かっちゃいるけど止まらないのが鬱病的自動思考。

自動思考が出てくるのだからしょうがない。
それをなんとかしようとしますと、必ず失敗し自己嫌悪が増します。

では、
自動思考が「出るがまま」行動すると良いかもしれませんね。

管理人のみ閲覧できます
-


Re: 鍵コメントさんへ
ショウセイ
了解いたしました。
では後ほど。。


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コメント
この記事へのコメント
こんにちは。
「鬱の人の自動思考」興味深く読ませて頂きました。 よく心の健常者の人から、「なんでそこまで考えるの?」とか、「考えすぎやって」とか言われるのは、そこなんですね。
ついつい、というか、無意識に物事を深く深く、そして、捻じ曲げて捻じ曲げて考えてる。
『ああ、なるほど』って思い当たることだらけです。 知人から、「色々考える前に行動する!」 って、以前、アドバイスされた事がありました。 でも、『これやって、こうなったらどうしよう・・・』とか考え始めると身動きとれなくなってしまう。 やろうと思ったら、思いついたら、迷う前に自然ともう始めてる・・・みたいなのが心の健常者さんなのでしょうか。
2011/01/26(Wed) 11:40 | URL  | カンナ #-[ 編集]
なるほどぉ
こんにちは。
ちょっとは理解できた気がします。
鬱の思考はそんな感じなんですね。

心当たりがあるような気がします。

2011/01/26(Wed) 15:58 | URL  | なべ酒造 #-[ 編集]
Re:なべ酒造さんへ
自動思考は誰しもあるのですが、鬱の場合それの
ネガティブハイパーバージョンなんですi-229

まず「あ・今、自動思考だな・・」と客観的に気付く事が第一目標です。
2011/01/26(Wed) 17:34 | URL  | ショウセイ #-[ 編集]
Re: カンナさんへ
そうです。
自動(操縦)思考は鬱病の典型的な思考形態です。

鬱病、神経症のカウンセリングで「気分本位ではなく、目的本位で」
という言葉を使います。
事を起こす前に気分本位になりますと、身動きとれなくなり億劫になります。

「動く」という型から入って、達成体験を脳に焼き付けていくのも一つの手です。


でも、分かっちゃいるけど止まらないのが鬱病的自動思考。

自動思考が出てくるのだからしょうがない。
それをなんとかしようとしますと、必ず失敗し自己嫌悪が増します。

では、
自動思考が「出るがまま」行動すると良いかもしれませんね。
2011/01/26(Wed) 17:51 | URL  | ショウセイ #-[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011/01/29(Sat) 23:22 |   |  #[ 編集]
Re: 鍵コメントさんへ
了解いたしました。
では後ほど。。
2011/01/30(Sun) 06:14 | URL  | ショウセイ #-[ 編集]
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