マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
「うつ病思考」


うつ病思考は様々なパターンがありますが
私自身の患者体験と、
カウンセリング臨床経験から一つの例を挙げます。


例えば、何かする前に
「ダルいなぁ」「あぁ・・イヤだなぁ」
「面倒くさくて体がついてこない」
など。

行動の前に、
これらの観念を異常なまでにグーッと掴んで身動きとれなくなる・・


でもこれ・・
うつ病以前に、子供の頃から
この「思考グセ」あったんじゃないでしょうか?




この場合、子供の頃から蓄積してきた
うつ的思考、行動パターンは
年齢を経るにつれ、環境的要因など
何らかの「縁(えん)」が加わると

原因+縁=「結果(うつ病発症)」になります。

つまり鬱病の種は、
昔から持っていたということです。

それが何らかの機縁で発芽したという事です。

この子供の頃からの
うつ病の種は薬では取り除けません。


もちろん日常の「ダルい・・」など、
これらのことは誰しもあります。

しかし、私もかつてそうでしたが、
うつ病はまさに病的。
日常生活に支障が出るほど動けない。

「単なるダルい」と「病的なダルい」は
「日常生活に大いに支障が出るか?」がポイントです。
私の場合はそこに
「この世から消えたい」がプラスされてました。



さて、
人が何十年にわたって
潜在意識に刻みこんできた思考パターンは、
常識で考えて薬では矯正できません。


心理訓練が必要。


私も患者時代、膨大な数の薬
数年にわたり服用し続けてきましたが、

薬は一旦脳を錯覚させ、
「人工的ハイテンション」、
もしくは「人工的なニセモノの心の平安」になるだけで、
心の反応パターンを変える力はありません。

今振り返れば、
それに気付いて良かったと思います。
(もちろん鬱病の急性期、
回復期は緊急避難的に薬は必要)


本当に何らかの脳の異常でしたら、
薬で根本から良くなる可能性があります

しかし数年~数十年、いろんな薬を服用し続けて
特に変容が無い場合、違った要因が考えられます。

生物学的要因は否定される可能性が濃厚。


そう、それはもう一つの要因。
「心理学的要因」です。
(欧米の精神医学では、すでにこの発想が常識です)


自分の症状を様々な角度から分析して、
消去法で要因を探っていきましょう。

それに気付くのが早いか遅いかですね。

でも人って周りから言われると
「あまのじゃく」なんですね。

例えばカルト団体にハマってる方に、
周囲が何言っても洗脳が解けないのと同じです。
自分で気付いて抜け出せるか・・がポイントです。


自分の人生を決めるのは自分です。
何を選択し、何をやっていくかも自分が決める事。

一生薬を飲み続けるのも、それも一つの選択肢。
個人の自由です。

また、「具体策の無い薬漬け・・これちょっとおかしいのでは・・?」
と判断されるのも一つの選択肢。


私のところに来談される
クライエントさんは、ほとんどが

自分で気付き、
自分で道を切り開いていこうと判断された勇者です。


そのために当カウンセリングでは
「技」を学びます。

その技を使って進むのは他の誰でもない
クライエントさん、「その人自身」なんですね。


私達カウンセラーはヒントを送り続けますが、
その人の苦しみを肩代わりすることは出来ません。

ちょっと冷たい言い方で申し訳ありませんが、
進むのは「自分自身」なんですね。


カウンセラーというお仕事は、
それを心理的にサポートし、
正常な日常に戻れるよう導きます。


【2010/08/13 07:03】 | うつ病
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おはようございます。
カンナ
ふとしたはずみに出るしぐさの「癖」って、それが、良い感じの癖じゃなくても、薬で治せないのと同じで、考え方の癖も薬では治せないんですね。
先生の記事を拝読し、改めて、感じ取りました。

持って生まれた性格に加え、親のしつけ、また、幼少期の体験などから、性格・人格って形成されていくから、それを、ある時期(自分が希望した時期)が来たからといって、がらりと変えることなんて、出来ないんですよね。
しかも歳をとるにつれ、人間って頑固になって行きますし・・・。 薬への“お守り的依存”や、“現実逃避の為の材料的依存”、を 徐々に、徐々に、解いていこうって思えました。

Re: カンナさんへ
ショウセイ
コメントありがとうございます。

> ふとしたはずみに出るしぐさの「癖」って、それが、良い感じの癖じゃなくても、薬で治せないのと同じで、考え方の癖も薬では治せないんですね。

よい例えですね。
そうですね。薬は一旦意欲を高めたり、イライラを一時的に鎮めたりする効果は確かにあります。
しかし、思考のクセまで修正する事は出来ません。

思考パターンを修正していくのは、心理療法のお仕事です。

> 持って生まれた性格に加え、親のしつけ、また、幼少期の体験などから、性格・人格って形成されていくから、それを、ある時期(自分が希望した時期)が来たからといって、がらりと変えることなんて、出来ない

全くその通りです。
何十年、心に刻みこまれた思考パターンは即変わりません。
心理訓練でコツコツ修正していくのが安全かつ王道です。

> しかも歳をとるにつれ、人間って頑固になって行きますし・・・。 薬への“お守り的依存”や、“現実逃避の為の材料的依存”、を 徐々に、徐々に、解いていこうって思えました。

素晴らしい気付きです。
薬は良い面もあるのですが、依存症になると害になります。

ちょうど今度、依存症の記事を書こうと思ってたところです。

ボチボチ過去の記事もみていってくださいね。
きっと回復のヒントが見つかると思いますi-179

それでは、またいらしてくださいねi-260

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この記事へのコメント
おはようございます。
ふとしたはずみに出るしぐさの「癖」って、それが、良い感じの癖じゃなくても、薬で治せないのと同じで、考え方の癖も薬では治せないんですね。
先生の記事を拝読し、改めて、感じ取りました。

持って生まれた性格に加え、親のしつけ、また、幼少期の体験などから、性格・人格って形成されていくから、それを、ある時期(自分が希望した時期)が来たからといって、がらりと変えることなんて、出来ないんですよね。
しかも歳をとるにつれ、人間って頑固になって行きますし・・・。 薬への“お守り的依存”や、“現実逃避の為の材料的依存”、を 徐々に、徐々に、解いていこうって思えました。
2010/12/14(Tue) 10:10 | URL  | カンナ #-[ 編集]
Re: カンナさんへ
コメントありがとうございます。

> ふとしたはずみに出るしぐさの「癖」って、それが、良い感じの癖じゃなくても、薬で治せないのと同じで、考え方の癖も薬では治せないんですね。

よい例えですね。
そうですね。薬は一旦意欲を高めたり、イライラを一時的に鎮めたりする効果は確かにあります。
しかし、思考のクセまで修正する事は出来ません。

思考パターンを修正していくのは、心理療法のお仕事です。

> 持って生まれた性格に加え、親のしつけ、また、幼少期の体験などから、性格・人格って形成されていくから、それを、ある時期(自分が希望した時期)が来たからといって、がらりと変えることなんて、出来ない

全くその通りです。
何十年、心に刻みこまれた思考パターンは即変わりません。
心理訓練でコツコツ修正していくのが安全かつ王道です。

> しかも歳をとるにつれ、人間って頑固になって行きますし・・・。 薬への“お守り的依存”や、“現実逃避の為の材料的依存”、を 徐々に、徐々に、解いていこうって思えました。

素晴らしい気付きです。
薬は良い面もあるのですが、依存症になると害になります。

ちょうど今度、依存症の記事を書こうと思ってたところです。

ボチボチ過去の記事もみていってくださいね。
きっと回復のヒントが見つかると思いますi-179

それでは、またいらしてくださいねi-260
2010/12/14(Tue) 13:30 | URL  | ショウセイ #-[ 編集]
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