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マインドフルネス仏式瞑想・森田療法を使った「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング) 
マインドフルネス仏式瞑想Q&A

「瞑想中の神秘体験??
不思議なものが見える・・・!? これはなに?」
~神秘体験をぶっ壊す~



========================


はい。今回も引き続き
受講生(元受講生)さんからのご質問コーナーです。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Q
以前、先生の瞑想のお稽古を受けたものです。
とても心が楽になりますので、
受講後も毎日、日課として取り組んでおります。
(個人的には抗うつ薬より効くのでは?と思っております)

質問ですが、瞑想が深まってきますと、
不思議なものが見える事が多々あります。

例えば光(ガス?)のリングのようなものや、
神様(観音様)のような神々しいものが見える事があります。

これは何なのでしょうか?
いわゆる霊や神秘体験なのでしょうか?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


A
はい。そういった体験される方もいますね。

ですが当プログラムを学ばれた方々は、
そういったものにも淡々とsati(サティ)を入れていきましょう。
この瞑想はsatiの瞑想でもあるのですから。

* sati(サティ):
深い洞察、客観的視点の気付き。
(現代心理学で言うならば「メタ認知」といいます)


まず長い説明がお嫌いな方々向けに、
「先に結論」から申し上げます。

=======================
潜在意識の奥深くに
スピリチュアル(神秘・霊的)体験がしたい!
そういったものが見たい!・・という想いがありますと、

変性意識状態(瞑想などで特殊な心理状態)の時、
そういったものが見えたりします。

つまり、それは
あなたの「こころ」が作り出した映像です。
=======================


<解説編>

ではここから、
「もう少し詳しく知りたい」方々向けに
詳しい解説に入ります。


さらに詳しい心のメカニズムを知る事で、
より深く明確なsati(客観的気づき・洞察)が入ります。

そのレベルのsatiが入らないと、
本当の意味で「心の治療」になりません。




心理学では人の心は、
普段の意識(顕在意識)と、

その奥底には潜在意識
(深層心理・無意識)があると言われています。


よく氷山に例えられますね。
海上に出ている氷山は、
その水面下にはもっと大きな氷山があります。

それは「こころ」も同じ。

意識、無意識


私達は日常生活(普段の意識)で
辛いことがあったりしますと、
それを持っていると辛すぎるので、

潜在意識に押し込め、フタをして無かった事にします。
忘れたフリをします。
意識、無意識2


・・・しかし、押し込めフタをしたものは
無くなったわけではありませんので、

時間が経つと何かの拍子で、
普段の意識に出てこようとします。

意識、無意識3


いわゆるPTSDでよくある
フラッシュバックなどもそうですね。

別に普通の人でも、
ふと過去のイヤな記憶が頭の中に蘇り
辛い思いをすることもありますね。

*例: 
たとえば、休憩してぼーっとリラックスしている時に、
1年前に会社の同僚に言われた、ひどい言葉が頭の中に浮上して
イライラし悶々とする。。などなど。


この心理現象は、精神分析では
「抑圧」のメカニズムといいます。


これは「辛いことがあったバージョン」ですが、

『願望』 つまり、こうあってほしい!という願いが
潜在意識の中で強いと、人によっては

それが普段の意識領域に浮上して、
その願いが視覚化されてしまう事もあります。


それが特に起きやすいのは、
変性意識状態」の時です。

*変性意識状態:
たとえば、瞑想中や催眠状態、
身近な例ですと、先ほどのたとえのように、
休憩中リラックスしている時など。
特殊な意識状態の時。


この変性意識状態の時は
意識と無意識(潜在意識)を隔てる
フタが緩んでいる状態です。
意識、無意識

無意識という箱のフタが
少し開いている状態。


今回のご質問の例ですと、

特にスピリチュアル系の方々は、
普段から「神秘的なものに対する憧れ」のようなものを
強烈に持っているかと察します。

スピリチュアル的な体験がしたい!
そういったものに救われたい!・・・と。


潜在意識の奥深くに、
そういった願望ありませんか?

よくよくチェックしてみてください。


潜在意識の中の
「スピリチュアル的なものに対する願望」が引っ掛かっていますと、
瞑想中にそういった神々しいものが見えてしまったります。

しかし、何度も言いますが、
私達が学んでいるのは「心の治療法」である
マインドフルネス仏式瞑想です。

それは冷静、かつ深い洞察。
客観的気づき(sati)の瞑想です。


そういったスピリチュアル的なものが見えてしまっても、
心躍らせず、焦らず、期待せず、

冷静に客観的に
「自分の心を分析」し対処してください。


ブログ学習により、こういった「知識」が身につきますと、
「そういった神秘的なもの?は、ふっと消えます」

面白いですよ。

仮に瞑想中に、
またそういったスピリチュアル的なものが現れても、

sati(サティ:古代仏教瞑想の技術)を入れますと、
スッと消えます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あ・・ひょっとして自分の潜在意識の奥深くに、
スピリチュアル的体験がしたい・・・という願望があって、

今、瞑想中、変性意識状態になった時に
そういった映像を出してしまったんだな。

つまり、この見えているものは、
自分の願望の現れかも・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

と、「客観的 ツッコミ」が入ると、
そういったものが
バカバカしくなって、スッと消えます。

別に「すごいもの」「神秘的なもの」ではなく、
単なる心理学的・脳的な現象ですので。



☆ワンポイント
漫才のように、ひとり「ボケとツッコミ」を入れましょう。

別にふざけているわけではなく、、

「ひとりボケ・ツッコミ」を入れれるという事は、
自分を客観的に観れているという事になりますので。

つまり心理学で言う「メタ認知」が働いている状態。
(脳的に言うならば、前頭前野が活性化している状態)




もっと話を広げますと、

霊が見える?人。
霊障に悩まされている人が、

瞑想を正しく身につけますと、
そういった苦しみから解放される人もいます。


なぜなら、そういったものは、
脳科学、心理学的なもののケースが多いからです。

あなたの心や脳が作った
「単なるイリュージョン」である事も
多々あるかと思います。


*注1: ただし統合失調症は話は別。
幻覚や幻聴が聞こえてしまう脳の疾患だからです。
こういったケースは瞑想は向いていません。
精神科による治療が必要。

*注2: 霊に関しては、この世には
現代科学で、まだ解明出来ない不思議な事も
たくさんあります。
(ですが数十年、数百年後、たとえば素粒子の世界で
そういった不思議な現象は、科学的に解明されるかもしれませんね)



ちなみに私が
この瞑想の道に入る前、幼少期~青年期。
(スピリチュアル好きだったので・・)

霊(神秘現象)?がよく見えましたし、
悩ませれる事もありました。


しかし、瞑想・心理学を学び
修練を積み重ねていきますと、

そういったものがバカバカしくなり、
一切見なくなりましたし、
悩まされる事も「全く無くなりました」

(私のケースは、単なる
心理学的な現象だったのでしょう)

心理学的、除霊?(笑)です。



*ワンポイント
霊??は心理学的な問題が
引っ掛かっているケースもある。
(自身の心や脳が作り出してしまっているケース)

そういった場合、瞑想の心理学的技術により
消える事も多々あります。




あともう一つ、

私が過去、こういった記事を「わざと」書いたのも、

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-701.html


今回のお話のメカニズムに
気付いていただくためでした。


以前、この記事を書いた直後から、
受講生の方々から「光のリングがみえた」の声を
聞くようになりました。

この記事を書く前は、
一切こういった声はありませんでしたが、

記事を書いた後に突然、
こういった報告が続出しました。



<今回の宿題>

それでは今回の知識を生かし、
そのスピリチュアル現象を「消して」みてください。

ありがたいスピリチュアル現象!ではなく、、
「単なる心理学的な現象」ですので。。


ありがたがらず、心躍らせず、
淡々と、淡々と、
そういったものを手放しましょう。

そして執着から自由になる心
育てていきましょう。



注意点は、

潜在意識の中に「ほんの少し」でも、
「微塵でも」

そういったスピリチュアル的なものに対する
憧れ、願望がありますと、

また瞑想中などに見えてしまう事が
あるかもしれませんので、


自身の心の奥深く・・・

潜在意識の中に、
スピリチュアル的なものに対する願望が無いか、
精密に精密にチェックしてみてください。

自身の潜在意識を含めた心が
客観的に俯瞰して観れるようになってきますと、
今回の問題が解決していくようになります。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あとこれは以前、受講生の方であったケースで、
「変化球的な事例」ですが、

こころの奥底に
慢心」が引っ掛かっていますと、

ブログに書いてあったこの現象は
私にも出来る、私は優秀だから、
こんなことはすぐにできる。
・・・というものが引っ掛かっていますと、

そういった不思議な画像を
「心理学・脳的に自分で作り出し」
みえてしまう人もいる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

これも同じ。

自身のこころ(潜在意識)を
「炙り出して」みてください。

そういった自身のこころに「sati(サティ)」
客観的気づきが入りますと、
そういったものを見なくなります。


この練習が
さらに発展していきますと、、

うつ病、神経症的な
「日常で悩まされる精神的な苦悩」にも、
sati(サティ)が入る
ようになり、

そういった精神的患いも
劇的に緩和されていきます。




こういった疑問が起こるかもしれません。
(受講生によくある質問)


Q
今回のお話。非常によく分かりました。
ですが今回のような心理作業が、うつ病や神経症に対し
何の役に立つのですか?

私はうつ病や神経症を治すために
瞑想のお稽古に来たのです。



A
よい質問です。

先ほどもお話しした事を、
もう少し掘り下げて説明いたします。

今回の知識や技術が、うつ病や神経症に対し
大いに役に立ちます」し、応用が利きますので。


たとえば、
うつや神経症の方々は、

普段日常で、何気に
過去のイヤな出来事を思い出し

辛くて悶々とする事が「よくある」でしょう?
(これをうつ病の「反すう思考」といいます)


この毎度おなじみ、
反芻(はんすう)思考が出てきたとき、

まず「あぁ。私はこれを
潜在意識に押し込めていたんだな」と・・
(この(不快な)情報は、
まだ脳内で未処理な情報だったんだな・・と)

心理学的に、
客観的に気づくことができますね。


ターゲットを俯瞰し、
心理学的に分析出来たら、

次に当授業でお稽古した、
瞑想の技術を使い、淡々と対応していきます。


イヤな過去の体験や、
イヤな感情が何度出てきても
淡々と対応していきましょう。

それを繰り返していきますと、やがて
出てこなくなります。

消えていきます。
霊と同じです(笑)


理由は今回長くなるので書きませんが、
当講義の1時限目の授業で学習した通りです。

*つまりその記憶の重要度が下がる
→よって、重要じゃないので
(情報処理完了したので)その記憶は出てこなくなる。

仮にその不快な?記憶が出てきても、
もうあなたにとって脅威ではなくなる。


*一時限目の授業を思い出してください。
瞑想の技術によって、それが可能になってきます。



長くなってしまったので、
今回はこの辺で終わりますが、

こんなように、一例を挙げましたように、
瞑想の知識や技術を、
うつ病や神経症に応用する事ができますよ。



はい。今回は霊?や
神秘的な映像が見えてしまっても

そういったものを、ありがたがらず、
執着せず淡々と見送りましょう。 というお話でした。
(ほとんどの場合、心理学・脳的な問題ですので)


それがうつ病や神経症独特の
「反すう思考」に対し上手に対処していく
になっていきますので。


こういった様々な
瞑想の技を修得していくことにより、

うつ病・神経症、生きづらさの
「根治」を目指す事が出来ます。



薬物療法は一時的に辛さを散らすだけの
「対症療法」ですが、

マインドフルネス仏式瞑想は
「根治」を目指す事ができます。

それではまた
次回のブログにてお会いしましょう。

長文最後までお読みくださり
ありがとうございました。


うつ病・神経症、生きづらさで悩む人々が
苦しみから解放されますように。







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自己啓発団体など、一切関わりはありません。
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【2021/06/26 05:08】 | マインドフルネス心理療法とは? (理論編)
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