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マインドフルネス仏式瞑想・森田療法を使った「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング) 
今回のご質問は科学・心理学で
答えが出ない問いですので、
特殊なお話をさせていただきます。



Q、
以前からブログやメルマガを読ませていただいております。

私は現在うつ病で心療内科に通い、
抗うつ薬や抗不安薬を服用しています。


私の悩みは、どこの精神科医や
カウンセラーさんに打ち明けても

お医者さんやカウンセラーさんが
困ってしまうようで・・答えを出してくれません。


以前あるSNSで知り合った人と
メッセージをやりとりしている時に、

山中先生のウワサを聞きました。
普通とは違う特殊なタイプの心理カウンセラー(瞑想家?)だと。

山中先生ならば、普通のカウンセラーさんとは
違う道を示してくれるのではないかと、
今回相談メールを送らせていただきました。

~中略~


私の悩みを書きます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私は小学生の頃からイジメにあってきました。
大切な人にも裏切られ、生きるのが辛いです。
バイトでもいつも怒られて、失敗ばかりのダメ人間です。

人生何ひとつ楽しい事はありません。

私はこんな辛い世の中に、
生まれてきたくなかった。

なぜ親は私を生んだのだろう。
生まれてきたくなかったのに。

私は生んでくれと頼んでいないのに、
なぜ親は私を生んだのか。
おかげで辛くてしょうがない。親を恨みます。


「こんな辛い世に、なぜ親は私を生んだのか?
私は生まれてきたくはなかった」

私の人生、ずっとこの疑問(怒り)が引っ掛かっています。
私のうつ病の原因はこれだと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

何個か前の記事、
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1476.html

こちらの事項は全て同意しました。
お忙しい場合はパスしていただいてもかまいません。


よろしければ仏教学や瞑想の視点から
お答えいただければありがたいです。



==========================


A、
はい。メールありがとうございます。
そしてリンク記事の条件、同意していただき
ありがとうございます。


当プログラムの受講生の中でも
同じような疑問を抱かれている方が非常に多いので
今回採用させていただきました。


また、いただいた文章は長文でしたので、
要点を絞って、要約して掲載いたしました。

(オリジナルな全文は
個人情報が顕わな個所が多々ありましたので、
そのまま掲載はいたしません)


オリジナルな文章は、
お若いのに、こちらへの配慮が所々みられる、
非常に好感度の高い文章でした。

こんな優しい配慮の出来るあなたは、
どこがダメ人間なのでしょうか?

図々しい、一方的なメールを送ってくる
大人達が多い中、
私の目には、あなたは、
人として極めて優秀」にみえますが。


文面に「もし掲載された場合、お手数をおかけしますので、
その時は料金の振込先を教えてください」とありましたが、
今回に関しては結構です。要りません。

本文をお読みいただき、
マインドフルネス仏式瞑想に興味を持たれましたら、
その時は有料コースを受講してみてください。



さて、前置きが長くなりました。
本題に入りましょう。



今回のお悩みは、
精神医学、心理学。つまり「学校の机上の学問」には
答えは無いと思います。

ゆえに心理カウンセラーさん、精神科医の皆様は、
この質問を投げかけられますと「お手上げ」です。

多くの心療内科では、せいぜい
抗うつ薬、抗不安薬を出されておしまいかと思います。


マインドフルネス仏式瞑想は、
仏教の思想から生まれた、特殊な心理療法体系です。
むしろ、こういった問題を専門としています。


あなたの質問は非常によい質問。
人間の根本的な問題の「核心」を突くもの。

むしろお父さん、お母さん、精神科医などに、
こういった質問を投げかけ困らせてあげてください。

彼らにも、こういった大切な問題を
一緒に考える機会を作ってあげるとよいかと思います。


こういった疑問を持っているあなたは、
とても優秀な哲学者・思想家になっていくと思います。

-----------------------------------------------
そして素晴らしい瞑想者になる
「素質」を持っています。

-----------------------------------------------



そこで、
マインドフルネス仏式瞑想では
どんな事を学ぶのか?

そしてどんな「生きていくスキル」が
身についていくのか?


まず初級者は瞑想技法を通じ、
「因果の法則」を理解し、身につけていきます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


~因果(因縁)の法則~
(「おとぎ話」をひとついたします)


ある時、
物思いにふける「雲さん」がいました。


私は雲です。
ですが私は雲として生まれてきたくはなかった。

なんで私は雲として生まれてきてしまったんだ。
誰が私を雲として世に発生させたんだ。
私は生まれてきたくなかったのに。。


そして時は流れ、雨雲に変わり
雨として降り出しました。


雲さんは、
私は雨になんかなりたくなかった・・

あぁ。なんで私は雨にならなくてはならないのか。
雨の自分が情けない。。と。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


因(原因)+縁(諸条件)=果(結果)


雲という現象は「雲さん」がどう思おうと、
因果の法則により、雲となり発生します。

雨になるのも、雲さんがどう思おうと
因果の法則により、雨になり、地に海に降り注ぎます。


そして地に降り注いだ雨が栄養となり、
生物や植物が活動力とします。

逆にその雨が大災害となる事もありますが、
地球にとっては大災害もなにも・・
それは人(自我)が勝手に意味づけした事であり、

地球にとっては、
地球の中で起こっている必然的な現象です。

その地球という名前ですらも、
人(自我)が勝手に意味づけ(ラベリング)した事であり、
宇宙の中では、単なるそういった現象です。


分かりやすく、おとぎ話にしましたが
「これが空(くう)」の、一つのとらえ方です。

色即是空 空即是色
(しきそくぜくう くうそくぜしき)
般若心経で有名な文言ですね。


仏式瞑想により自我が溶け出してきますと、
是故空中(ぜこくうちゅう)全てが空の中に。

この世を自由に、
ひょうひょうと生きる事が出来るようになります。


逆に情報抽象度が下がり、
自我(わたし)に病的に執着しますと、

私を愛して、私の生きる意味が、私を認めて、
私を救って、私の思い通りにならない!私は辛い、
私、ワタシ、わたし、watashi・・・・「わ・た・し」が!


これに対する執着が究極になりますと


毎日が疲れ、社会生活がぎこちなくなり、
友人は離れていき、職場はうまくいかなくなり、
仕事の能力は落ち、周りからは煙たがられ、

慢性的ストレス脳になり
(ストレスホルモンが過剰に流れ、
また脳内、神経伝達物質の流れが悪くなり)

その人の心や脳が耐えうる閾値を超えると、
うつ病や神経症(不安症)など、
いわゆる「心の病」が、もれなく発動します。


神経症は我執の病理
(森田療法のことば)


神経症の諸症状は全て
「わたし(自我)」を過剰に守っている現象です。

例:
・人前で過剰な緊張:
自我が傷つかないように守っている

・ドアの異常なまでの鍵かけ確認:
自分の財産を守っている

・うつの倦怠感:
動きをセーブすることにより、余計なエネルギーロスを防ぎ、
個体を保存しようとしている。

などなど。


======================
この「自我(わたし)」という、
心や脳が作った「バケモノ」から自由になるのが、
マインドフルネス仏式瞑想であり、森田療法です。

======================



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今回のお話に対し
こんな疑問が生じるかもしれません。

Q、
空(くう)は分かったのですが、
完全に地球の循環物としての認識ですと、

仕事など、一市民としての
社会生活が出来ませんよ?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


A、
その通り。

私達は山でカスミでも食べて生きる
聖者や仙人ではありません。

私達は煩悩多き俗人(普通の人)です。
(私も煩悩まみれの俗人です)


聖者や仙人でしたら、この思想にふけって
自然のままに生きていけばよいのですが、

私達は現実の仕事、
家庭生活、学業などがあります。

ゆえに、人生の大きな流れ、
バックボーンとして空(くう)。その思想の中で、
小さな視点として、現実的な社会生活。


「煩悩多き、現実的な生活をしているのだけど、
その背景には空の視点」



ビルの1階から見る視点と
ビルの30階から街並みを見下ろし、俯瞰して観る世界。
この両方の視点が自由自在に変換できる生活。

*この状態を般若心経では「観自在菩薩」といいます。
そして般若心経では「では、どのようにして」
観自在菩薩が修行して人生が楽になるのか?が書かれています。


*参考過去記事:観見二眼
↓(観の目つよく、見の目よわく:五輪書より)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1269.html



すると人生、苦しみの渦中にいても、
自我の小さな視点で、頭がワーッとならず、、

朗らかで冷静、分析的な視点で
苦しみを乗り越える事が出来るようになっていきます。



・・・ですが、
いつも当ブログで申し上げておりますが、

これを頭のリクツで分かっても、
いざ、うつ・神経症地獄の渦中にいると、
やはり混乱してしまうと思います。


こういった仏教的な人生の考え方・認知パターンを、
身体に潜在意識に焼き付けていくのが
マインドフルネス仏式瞑想を導入した生活です。

頭のリクツだけでなく、
潜在意識に、身体に、血肉に焼き付いたときが、
本当にうつや神経症から回復していく時です。





今回のお話、
少し難しかったかもしれませんので、

今回のお話を踏まえた上で、
もう少し簡単に解説します。


Q、
「私はこんな辛い世に
生まれてきたくなかったのに、
なぜ親は私を生んだのですか?」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
A、
私(自我)がどう思おうと、願おうと、
因果の法則、
自然現象として「生まれてきます」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ですが、これだけですと、
実も蓋も無い話になってしまうので、

今回のご相談に、
因果の公式を当てはめますと、

①因+②縁=③果



・①因は過去

今このように誕生した原因、種。
それは様々な分析はできますが、
(両親の交わりは、その一つの小さな要因にすぎない)

一つだけ言える事は、

過去に作ってしまったものは変えられない。
どうしようもない。
これは過去つくった業(ごう)といいます。


~「業により
生まれてきてしまいました」~




・②縁は、現在・そしてここから

智慧を持った人間。ワタシに一つだけ出来る事は、
「今・そしてこれから」何を選択し生きていくか?

これによって未来の果(結果)が、
いくぶん変わっていきます。

ただし大きな流れ(因)は変えられない。
その中の小さな流れ、
縁(条件)は選択し変えられます。



・③果は未来

①因(変えられない)と + ②縁(努力により変えられる)の =結果(果)です。



・④
次の人生。
また同じような(いや。もっとひどい)人生を送りたいですか?

②を怠ると、次の生で同じような種(①)を持って
誕生してしまいます。


*④の部分は仮説ですが、
素粒子の世界ではありえるかもしれません。
量子情報の何割かは、次の生体に引き継がれる・・かもしれません。


☆おすすめ図書。
「前世を記憶する子供たち」

前世の記憶を持つ子供の事例に
オカルト色は緩め、
あくまで「科学的な視点」から調査。
↓(米国精神科教授:イアンスティーヴンソン著)





上記、お釈迦さんが作られた公式を活用し、
どんな人生を歩んでいくか検討していきます。

『そして今、何を選択するべきか』


================

変えられない事を
受け入れる落ち着きを

変えられる事を
変えていく勇気を

そしてその二つの事を
見分ける賢さを


*ラインホールドニーバーの詩より
(世界中の心の病、患者の会(自助会)などで
歌として歌われる事もあります)
================



☆ポイント
今回のご質問のように、科学・心理学で分からない疑問は、
まず「良質な仮説」をたてる。

→その仮説を解いていく作業が人生。
その道程で様々な発見があり、成長していきます。
そのプロセスの中で、どんな化学薬品でも治らなかった
心の病は解消されていきます。




-------------------------
もう少しカンタンに!
分かりやすく「具体例」を・・
-------------------------


具体例:
(ある心の病の人の例)


私は今まで、
うつ病・神経症が治らない治らない・・と
愚痴ばかり言って、
病院の向精神薬をズルズル飲み続けていた。


いや、まてよ!


私はもう何年・何十年も
病院の精神薬を飲み続けたよね。

・・で、結果、この状態(治っていない)


という事は・・
これをこのままルーティンで続けていても
何も変わらないだろうな。


では、縁(条件)を変えよう。
病院の薬物療法を続けつつ、心理療法も導入してみよう。

そして、これが心にどんな化学反応を起こし、
果(結果)が変わるのか、実験してやるぞ。



これが具体的に因果(因縁)の法則を取り入れた
発想パターンですね。

こういった発想の人は、
心の病であっても、仕事であっても、
何をやっても成就するパターンかと思います。


*ただし心理療法は、
間違った方法、間違った解釈で行っても
ロクな結果になりません。

キチンと理解し、身につくまで
自己流の解釈ではなく、
必ず専門家(心理療法家など)の指導の下行います。


お釈迦さんが作った、因果の法則は
非常に科学的発想ですね。

例えば3年以上、努力し工夫しやってみて、
結果が出ないのならば、
違った仮説を打ち立て、それを立証していく。



~さいごに~


おそらくあなたの悩みは、
現代心理学・脳科学・精神医学には
答えは無いと察します。

*何をかくそう、私自身も若いころ(幼少の頃から)
あなたと同じような事で悩み苦しみ、
うつ病&強迫神経症になりました。

======================
瞑想の世界観という仮説を打ち立てて
生きてみてはいかがでしょうか?

その仮説を立証していく道程で、
きっとあなたの深い苦しみは癒え、
朗らかで楽しい人生になっていくと思います。

その時もう、精神科も、心療内科も、
精神薬も要らなくなってくると思います。

======================


宗教は要らない、
宗教団体にも属する必要もない。

特定の神や仏を信仰する必要もない。
(原始仏教や禅は、神仏の信仰はしません)

その中で個人的に、仏教哲学的な価値観で生きていく
「ブディスト」という生き方もあります。



それではかなり仏教瞑想のお話になってしまいましたが、
もし、ご参考になれば筆者は幸いに思います。

参考にならない時は、
今回のお話スルーしていただいてかまいません。

それではお幸せでありますように。








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