FC2ブログ
マインドフルネス仏式瞑想・森田療法を使った「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング) 
HSPうつ病・神経症の根底にあるもの

~ いつまでも
うつ病・神経症(不安障害)が治らない人へ ~



HSP
→これに対処していかないと
いくら薬を飲んでも
うつ病・神経症は治りません。



まず今回のお話。

HSP」ってなに? と
思われた方が多いかと思います。


HSPとは
「 Highly Sensitive Person 」


分かりやすく言いますと

・(超)繊細な感受性を持った人
・些細な事にも敏感に反応してしまう人
・五感(六根)のセンサーが感度ビンビンな人
など。

こういった先天的気質
(脳構造)を持った人。



もっと分かりやすく具体例

====================

・音、光、匂いに敏感に反応してしまう。

ゆえに人混み、騒音などに悩まされる。
だから独りや少人数、静かな場所が好き。


・また他者の言葉や気分に
極度に反応してしまい、巻き込まれ
ほんのちょっとしたことでも
一週間以上、思い煩い、引きずってしまう事が多い。


・身体の変化、痛み等に
神経質に反応してしまう。

*これが発展しますと「心気症」
からだの些細な(健常レベルな)痛みなどを
重篤な病気だと思い込み、精神的に苦しむ。
(病院で検査するが異常なし)


・一度にたくさんの事を頼まれると混乱する。


・一人で黙々と作業するのは
誰にも負けないが、

誰かに監視されていたり、
せかされたり、競争させられると
たちまち能力が落ちてしまう。

ゆえにチームより、個人プレーを好む。


・失敗しないか、いつも心配。

*これが発展しますと、
強迫神経症(強迫性障害)の強迫観念・強迫行為。

(異常なレベルの確認行為や
〇〇をやらないと、悪い事が起こるのでは!という
根拠のない思い込み、妄想)


・ものすごく気が利く。
(世の中全てが鈍感に感じる)
いろんな事に気がつきすぎてしまう。

・ちょっとした変化を敏感に察知する。


などなど。。
====================


あ。これ、わたしだ!!

・・・と思われた方は、
おそらくその可能性が高いかと思います。



HSPとは、
こういった「気質」を持つ人の事です。

*「気質ってなに?」については
過去に述べましたので、こちらをご参照ください。
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1050.html


簡単に言いますと、
気質は持って生まれたもの。先天的なもの。

性格・能力は気質をベースに
「後天的」に身に付いたもの。


たとえば、生まれたばかりの赤ちゃんは、
誰に教わったわけじゃないのに、
それぞれ独特の行動パターン・クセがありますよね。

そういったものが気質です。
先天的なもの。


~~~~~~~~~~~~~~~~
さて、このHSP。
これ自体は病気ではありません。
個性です。

~~~~~~~~~~~~~~~~


ただ、問題なのは、
こういった気質がベースにあるので、

普通の人の何倍も
脳や心が疲れやすい。


それゆえに、人生の行く先々で、
うつ病や神経症
(不安障害)になる可能性が高い。



Q、
「HSPは、なぜ疲れやすいの?」


A、
HSPの人々の脳は
独特の情報処理システムがあり、

五官から入力された情報が、
とても複雑な情報処理システムを経て
脳内入力されてしまうからです。

ゆえに普通の人の何倍も
エネルギーを使いますので、
とても疲れやすい。


・・・ですが、それゆえに

普通の人達とは違った角度から
物事をとらえられ、
独特のセンスがあり、発想力が豊か。


*ちなみに元受講生の方々は
ご存知かと思いますが、

当心理療法プログラム、
5時限目の講義では、

この詳しい脳内メカニズムと、
その「具体的心理学的対処法
身につけていきます。




Q、
「こんな私は人として
劣っているのでしょうか?」



A、
いいえ。
とんでもない!

「きわめて優秀な人です。
ラッキーだと思ってください。

(扱い方によっては)
人生、大吉を
引いたかもしれませんよ」


このHSPの人達は、
全体の15~20%くらいの割合でいます。
(大体、5人に1人くらいの割合)

ほら。あなたの職場を
よく観察してみてください。

5人に1人くらいの確率で
HSPっぽい人、
いるのではないかと思います。


ちなみに動物の世界でも
同じ確率でHSPの特性を持つものが
いると言われています。


*余談ですが、私の実家の歴代の犬や猫。
よく観察してみると、確かに5分の1くらいの確率で
HSPっぽい子がいました。

ワンコやニャンコも、観察していると本当に面白く、
それぞれ個性がありますよね。



で、このHSPのすごいところは、
危険察知能力が、ズバ抜けて強い。

一般の人たちが思いつかないような、
宇宙人的な発想力を持つ人もいる。

とんでもなく気が利く。
細かいところに、よく気が付いてくれる。
(職場に一人いると本当に助かる)



あと、例えば
こんな人いませんか?


みんなで飲み会をやっている時に、
(みんながオラオラトークしている時に)

雰囲気に溶けこめず、
独りぼっちで気まずそうな人がいたら、

さりげなく横に座って、
お話をしてくれたり、

仲間に入れるように、
上手にお話を振ってあげて、
配慮してくれたり、


こういった人がいたら・・・

そう。
おそらくその人

HSPの特性を持つ人です。



などなど。。



どうですか?

こんな素敵な人達、
劣っていますか?

違いますね。
とっても優秀で
優しい人たちかと思います。


*ちなみに、うちの歴代の受講生の方、
観察していると、
こういった特性を持つ人がよくいます。

昔みんなで、食事会など
やっていたことがありましたが、

本当に優しい人、気が利く人が多く、
こちらが恐縮しました。



また歴史の中で、
偉大な発明家・芸術家、優れた哲学者・思想家、
素晴らしいイノベーションを起こす経営者など、

HSPの特性を持つ人が多いかと思います。



さらにさらに・・

このおよそ20%のHSPの人達が
進化の過程で、種(個体)を危険から守り、

絶滅を防ぎ、現在の偉大なる進化に
導いたともとらえる事ができます。


~「 私達は偉大なる
神経質(HSP)なサルの末裔です
」~



*いち早く危険を察知し、
種を保存してきた動物たちエピソード

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1236.html

↓(神経質と脳:扁桃体ありがとう)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1276.html


HSPであることに
誇りをもって生きていきましょう。



ただ物事は陰と陽。

いいことばかりじゃなく、
マズイ点もあります。


それは先ほど述べましたように
HSPの人は、
とても精神的に疲れやすく、

なにかしらのメンタルスキル
(心理療法など)を身につけておかないと
心の病になりやすい。

「生き辛い人生」を送る人が多い。




Q、
(元受講生のご質問)

「あの。。これって、
山中先生のところで学んだ、森田療法。
HSPって→森田神経質の事でしょうか?」



A、
素晴らしいご質問です。

そう。仰る通り。


昨今このHSPという概念が、
西洋の心理学の世界で
注目されてきていますが、

実はこれ。我が国では
日本古来の心理療法である森田療法」で、
すでに昔から定義されていました。


このHSPの特徴は、
森田療法で言う「森田神経質」と、

ほぼイコールと
とらえてもよいかと思います。


森田神経質・
神経症の特徴については

過去数年間、私自身のうつ病・強迫性障害
患者時代の体験談を交えて、

ブログ内で語っておりますので、
よろしければ、いろいろご覧くださいませ。

(ページが多いので、
面倒な方はスルーしてOKです)


*当ブログ全体。
特に9年前くらいに書いたもの。
現在大幅に加筆修正をしている最中です。
工事完了しましたら、また告知いたします。




Q、
「今回のお話よく分かりました。
まさに私、HSPの特徴を持っていると思います。

今までの人生の生き辛さ、
全てこれで合点がいきました!

ところで・・・では私は
どうすればいいのでしょうか?」



A、
はい。そうですね。

世の論説は、そこがスッポ抜けているものが
多いのではないかと思います。

あるいは解決策が、
「リラックスをしよう、運動しよう、アロマを行おう、
栄養をきちんととろう、お風呂で癒し・・・」など

あまり聞きたくない「一般論」が多く、

専門的な対処法が記されているものが
少ないように個人的に思います。
(あくまで個人的見解です)


おそらく困っている方々は、

「リラックス?運動?
そんな一般論、分かってるって!

もっと専門的な対処法を
指導してください!」と、

困惑している方が
多いのではないかと察します。


当プログラムでは、
そういった一般論は一旦置いておいて、、

心理学、脳科学的な「専門的対処法」
学習し、修練していきます。



ただし、誤解の無いように。


このHSPという気質を
「完全に変えること」は出来ません。

それはAという人が、
「Bという別人」のようになる事。
それはありえません。


そうではなく、
「治る」って何なのか?


冷静に考察してみましょう。
まず理性的にゴール設定をします。




HSPの、
感度が強すぎる五官センサー
(脳内情報処理システム)
それ自体は変わりませんが、

それを社会生活に支障が無い、
心の病にならないレベルまで」緩めていく。


心理学・脳科学的
「メンタルスキル・専門技術」を身につける。



少し大変ですし、努力が要りますが、
生き辛さを抱えるHSP傾向の方々は、
これはとても重要。

しっかり身につけていきます。


*かなりの専門的技術ですので
独学では不可能です。
必ず専門家(心理療法家など)に依頼し、
マンツーマンでついてもらい実施します。





持って生まれた気質は
まず変わらないので、

その気質を
「どう人生(日常生活)に生かすか」

その気質を逆手に取り、
「強み」にしていくコーチング。


(参考過去記事:
心の病をチンジャオロースにして、おいしくいただこう)

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-791.html



この①と②で、
楽に生きられるようになり、

やがて

「この気質に生まれてよかった」

「よく考えてみると、
この気質じゃなければ出来ない事がある。
案外ラッキーかも。。」

ここがゴールかと思います。



最終的には
抗うつ薬・抗不安薬に頼らず、

人生を朗らかに、
楽しく生きられるようになるのが
ゴールかと思います。



そのために、まずは「①」

生き辛さを軽減していくための、
心理技術、専門的メンタルスキルの修得。

これが優先ですね。
これが育てば「②」も育っていきます。




心理学では
「人格」とは、どうとらえるか?

=======================
A気質+B性格+C能力・スキル=この総和が「人格」
=======================


A(気質)は先天的なもの。

B(性格)とC(スキル)は、
後天的に身につけていくもの。


A(気質)という「あんこ」を
B(性格)とC(スキル)で上手に包むと
「おいしいお饅頭」になります。


素敵なお饅頭になりましょう。





~さいごに~


うつ病・神経症を
薬で対処していても

改善の決定打には
ならないと思います。

(薬物療法はあくまで、
一時的な対症療法ですので)


うつ病・神経症の「根底」にあるもの。
(今回のお話ではHSP)

ここを
「専門的対処」していきませんと、

モグラたたきゲームのように、
人生の中で「うつ・神経症 症状」は
何度でも顔を出します。


うつ・神経症・こころの病、
そして「生き辛さ」

その根底、背後にあるものに
具体的・専門的アプローチをしていきます。
本当の意味で「治す」には。


長年の生き辛さは
必ず解消していきます。

幸せをつかんでいきましょう。







よろしければ、ブログランキング
応援クリック ご支援お願いいたします

(PCの方は、Ctrlキーを押しながらクリックしますと
画面の処理が早いです)

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

 2つのバナー、クリックしていただいた方、
ご支援ありがとうございました。




 当ブログ、ページが多いですので、
初めての方は、こちらの「まとめ」からどうぞ。

当ブログ、簡単な読み進め方。

↓(うつ病・神経症 闘病の基本的な知識)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1407.html




 週刊「無料メルマガ」をどうぞ。
登録・解除 自由です。以下リンクからご登録くださいませ。

☆ 基本、毎週日曜日、午前発行します。
↓(心の病、マインドフルネス・森田療法のススメ)

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1152.html

*たまに予告なく休刊することもあります。
ご了承くださいませ。





☆ 当ブログ・メルマガ・ホームページは
「著作権により保護されています」

著者の許可なく、無断転載・転用(一部引用も含む)は
禁止します。



【2019/08/30 05:28】 | HSP 「うつ病・神経症の根底にあるもの」     
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック