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マインドフルネス仏式瞑想・森田療法を使った「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング) 
今回は読者さんの
ご質問にお答えいたします。


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「コメント・メール返信について」

カウンセリングのお申込み、
お問い合わせに関しましては、
即日~2日以内にお返事いたします
が、

それ以外のコメント・
メールに関しましては

現在 「非常に業務多忙につき」
基本的にお返事出来ません。


ご了承くださいませ。


*ただし「元受講生さん」に関しましては
今まで通りお返事いたします。
(返信まで数日~数週間かかります)
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ただ、よいご質問に関しましては、
時間が空いたときに、

今回のような形で
お返事をさせていただく事もあります。




=================================
Q、
>こんにちわ。私は、昔完璧主義でした。
ですが完璧を目指すほどどんどんドツボにハマり、
勉強が全く手につかなくなりました。
嫌いな教科は一切やらなくなり、頑張るのを放棄しました。
眠くないのにずっとゴロゴロしてました。
頑張れない自分を責め、最終的に自傷行為をしてしまいました…。
やはり、頑張り方を間違えていたから、頑張れなかったんでしょうか。
>暗い話で申し訳ないです、自傷行為の件は本当に後悔しています。
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A、
Yさん。お辛いご心中
お話ししてくださって、ありがとうございます。


今回のご質問は、当ブログ過去記事
「うつ病と頑張る」に関してのご質問ですね。

それでは早速
解説に入らせていただきます。

*このコメントに対する個別回答を、
一般読者さんに向けた形で、アレンジして回答いたします。
ご了承くださいませ。


ご参考になれば筆者は幸いに思います。
よろしくお願いいたします。




さて、一昔前は、
「うつ病=何でもかんでも頑張らないように!」という

めちゃくちゃな論説が
横行しておりました。


その影響か、世の人々は
頑張る」という言葉に対して

よく分からないアレルギー反応を
起こすようになってしまいました。
(マスコミの洗脳は恐ろしい)


昨今の心理学の世界では、
その「うつ病=頑張らない」説は、

まだうつ病が
世間に認知されていない時代。

うつ病がマイナーだった時代に出来た
誤った考えである・・と
訂正されつつあります。
(理由は後述します)


*以前、さ〇まさんの某人気テレビ番組内で、
臨床心理士の〇木〇恵さんも、
同じことを仰られていましたね。

ただ世に広まってしまった
ステレオタイプを打ち砕くのは難しい。

〇木〇恵さん。テレビの場で、
批判を恐れず、よく言ってくれました。
素晴らしい。

おそらく、うつの方々はあれを観て
「鬱の人に頑張れって言った!ひどい!」・・と。
思われている方が多いかと思います。

・・が、
そろそろ目を覚ましましょう。

「本当に何でもかんでも
頑張らなくていいのだろうか?」



当心理相談所でも15年前から、

「うつ病=頑張らない。頑張っちゃダメ!」

・・・はたして
本当にそうなのだろうか?
と、

元うつ病患者、
そして現役心理療法家の視点から
問題提起してきました。


うつ病(うつ的な気質)=頑張る事が必ずしも悪いわけではなく、
「頑張り方」の問題であると。




元々、うつ・神経症的傾向の方々は、

原始脳(脳の奥深く、古い皮質)に
エネルギー(血流や電気的信号)が流れやすく

つまり、脳的に言っても
「頑張り屋」さんの気質(個性)を
持つ人が多いものです。


*原始脳=生命活動・欲望・感情的なものを司る部位。

*森田療法ではこれを「生の欲望」といいます。


*昨今の、それほど真面目・几帳面でもなく。
別に頑張り屋でもなく・・・でもウツです。。という
新型(現代型)うつ病は、
厳密に言いますと、うつ病ではありませんので除外。
(これは他の心理的な問題が潜んでいます)

ここではノーマルなうつ病を例に挙げます。



頑張り屋さんの基本性能を持つ人に、

「頑張っちゃダメ!頑張らないで!」と
抑えつけてしまいますと、

行き場を失った
マグマのような「生のエネルギー」が、
自己破壊」に向いてしまいます。


*それが他に向けば、
他罰性(他者攻撃など)になります。

参考過去記事:新型うつ病・他罰性の病理
(クレーマーの心理)

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1048.html



===============
「死にたい(自己破壊)は、
もっとよりよく生きたいの裏返し」

===============



元々頑張り屋さんの人達に
「頑張らないで!」と抑えつけるのは

たとえて言うならば

「魚に泳ぐな!」
「鳥に飛ぶな!」と

鎖で繋いで
自由を束縛しているようなもの。

そりゃ余計ウツになりますよ。。



「では、どうすればよいのですか?」


自身が持っている「頑張り屋さん」という
心や脳の基本性能を、

むしろ
認めてあげて。肯定し。
活かすという方向に

持っていく事を推奨いたします。



~それは「頑張り方を工夫」する~
(心理療法のススメ)


めちゃくちゃ闇雲に頑張りますと、
バーンアウト(燃え尽き)疲れてしまうと思います。

かといって、昔流行っていた概念のように
「なんでもかんでも頑張らない・・」でもなく、


==================
・頑張るところは全力で頑張る。

・この場面は、それほど重要ではなく、
頑張らなくていいところは、上手に手を抜く。


*心理学などを学習し、
その冷静な分析力を身につける。
==================


そして上記のような
適切な「頑張るライフ」を送っていて、


ある日、うつ・神経症独特の
頭の中のネガティブ妄想の嵐」がやってきたら・・

↑(これはリアルなうつ病患者さん達は
よくわかるのではないでしょうか)


心理療法(メンタルスキル)を修得し、
ネガティブ妄想の嵐に上手に対応する。

そしてお勉強・お仕事・
人生の重大な局面などを「頑張る」


ネガティブ妄想の嵐がやってきても

サッと心理療法(マインドフルネス仏式瞑想や森田療法)の
技術を使い上手にクリアする。


元々うつ・神経症的な方々は
潜在的な生のエネルギー
(原始脳のエネルギーの偏り)が強いので、

心理療法を上手に活かした、
こういった生活を送り、

頑張り方を心理学・
脳科学的に工夫しますと


「まさに水を得た魚のように、
人生がイキイキしていきます」


うつ・神経症的な方々は
脳の構造上、ものすごいパワーを秘めています。

この潜在的なポテンシャルは、
普通の人は敵いません。


ただ、気をつけなければならないのは、

頑張り方を工夫できず暴走する。
→そしてメンタルが壊れる。

「解決策」
心理療法をなどを徹底的に修練し、
今後の人生で
・ここはフルスロットルで頑張るところ。
・ここは重要じゃないので頑張らなくていいところを

冷静に分析できる
メンタルスキルを身につけておく。


さらに、うつ・神経症独特の

「頭の中のネガティブ妄想の嵐」
(だるい、面倒くさい、
こんなことをやっても無駄なのでは・・など)が

やってきたとき

上手にクリアできる心理技術を身につけておく。

この2点をおさえておけば大丈夫です。
安心して「頑張り」ましょう。


ただし、何度も言いますが
うつ・神経症傾向の方は、

人生のどこかで、
心理療法(マインドフルネス仏式瞑想や森田療法など)を
身につけておくことが肝心かと思います。

=================
何かしらのメンタルスキルを
修得しておかないと、
今後の人生辛いですよ。
=================




>頑張れない自分を責め、
>最終的に自傷行為をしてしまいました…。


「自傷行為・自殺念慮の深層心理」

例:1

自傷行為のもう一つの視点は、

自身の深層心理の中の
葛藤が耐えられないと、

辛すぎて
何とかそれから目をそらしたいので、

物理的な痛みを作り、
傷(痛み)を注視することにより、

それ(心理的な葛藤など)から
一時的に目をそらせる事ができる・・・という
心理防衛かもしれません。


*これは謎の身体症状も同じ。

たとえば病院で
科学的検査をしても何の異常はない。
でも身体に、痛みなどの症状がある。

つまり潜在意識が「痛み」を作っている。
(痛みを作り→ トラウマなどから注意をそらしたい
・・・という心理防衛の可能性)


例:2

「完璧主義・二極思考」

これは後述しますが、うつ・神経症思考
独特の認知の歪み「完璧主義(二極思考)」

完璧に出来ないのでしたら、
いっそゼロをとる。


などなど。分析できますが、
自身の深層心理にあるものを
いろいろ炙り出してみます。


こういった心理学的
自己分析をしていきますと、

自身の「脳内の未処理な情報」が
円滑に処理されていき、
思考・心が楽になっていくと思います。

自身の心、脳内情報が
何をしようとしているか?
知るだけでも楽になっていきます。


ですが、究極を言いますと、

マインドフルネス仏式瞑想により、
自身の深層心理の奥深く、

心理的な葛藤・トラウマなどに
上手に対処出来てきますと、
そういった事も完全に治っていきます。




>ですが完璧を目指すほどどんどんドツボにハマり、
勉強が全く手につかなくなりました。
>嫌いな教科は一切やらなくなり、頑張るのを放棄しました。


そうですね。

先ほど述べました、
うつ傾向の方々が持っている
独特の認知の歪み

「二極思考・完璧思考」かもしれませんね。

「100か0か思考」
例: 100%完璧に出来ないのならば、
いっそやらない(0を選択)



先ほど申し上げましたように、
うつ傾向の方は
元々脳のポテンシャル
(潜在能力・生のエネルギー)が強いので、

普通の人に比べ
「完璧のとらえ方」が高すぎる傾向に
あるかと思います。



完璧主義的な、
うつ・神経症的な人にとって、

60%くらいが
世間レベルでは100%なので、

60%くらいで行うと、
ほどよい完成度になると思います。

そんなノリでやってみてください。



・・・と言われましても
「言うは易し」で、


これを読んだだけで
「なるほど」と思う事はあっても、

実際それが
出来ない事が多いものです。


ゆえに、
人生のどこかのタイミングで、

心理療法を鬼のように修練し、
このメンタルスキルを
潜在意識レベルに焼き付けていきます。

うつ・神経症的な人にとって、
心理療法の様々な心理技術は、

今後の人生の
最強のお守りになります。


逆に言いますと、
うつ・神経症傾向の方々が、
心理療法を身につけていないと、

非常に生きづらい人生
送ることになるかと思います。



私自身も元うつ病・
神経症(強迫性障害)患者でした。

心理療法によって、
薬漬け(抗うつ薬・抗不安薬)の毎日から抜け出せて、

そして今までの人生
どれだけ心理療法の技術に救われたか・・


これに出会わなければ、
おそらく自殺していたと思います。

心理療法は命の恩人と
とらえております。


私はうつ病・神経症と
診断される以前に、

子供の頃から
「生き辛さ」を抱えていました。


脳の病気以前に
「心の病」でした。

脳の病気は抗うつ薬で
治るかもしれませんが、

心の病(生き辛さ)は
化学薬品では治りません。


うつ病・神経症の
根幹・根底にある

「心の病」を治すのは
心理療法の仕事です。


「心の病」を治していきますと、
それに連動して「脳の病気(うつ病)」も
治っていきます。



もちろん病院で
診断されていなくても、

「生き辛さ」を抱えているのは
「 こころの病 」かと思います。


それが脳の病気レベルまで
発展してしまいますと
病院で「うつ病」と診断名がつくのですが、

今回ご紹介いたしました方法を
実施していきますと、

ご相談者様の悩みや辛さも
解消していくかと察します。




長くなりましたが、
今回のお話、簡単に言いますと、

心理療法の技術を修得し、
疲れない頑張り方」を身につけます。

*(不器用に頑張る・・・のではなく、
心理学・脳科学的に理にかなった方法で頑張る
正しい頑張り方)


それにより
自身の個性(頑張り屋)を活かすと、

人生、水を得た魚のように
イキイキしていきます。

ご相談者様は、潜在意識の中に
素晴らしい能力をお持ちかと思います。
それを育て、開花させていってください。


というお話でした。
よろしければご参考までにどうぞ。



===============
「死にたいは、
もっとよりよく生きたいの裏返し」



自身の中にある、
生のエネルギー(宝物)に気付き、

「頑張らない・・」と、それを
抑え込み、封じ込めるのではなく、

その宝物を工夫し活かすと
楽になっていくかと思います。

人生のコペルニクス的
大転換が起こります。

心理療法の諸技術が、
それを具体的にサポートします。
===============



それでは、ご質問者のYさん。
コメントありがとうございました。

お幸せでありますように。








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