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マインドフルネス仏式瞑想・森田療法を使った「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング) 
今回のお話は、少しキツいお話ですが、
これがストンと胸に落ちる人は、

世界中の どんな抗うつ薬・
どんな優れた心理療法でも治らなかった方でも
「劇的に」治っていきます。

良薬口に苦しですが、
お読みいただけますと幸いに思います。


あと今回は
こんな人向けのお話です。

例えば、うつ病や神経症が
「回復期後期」「維持期(安定期)」で

何年も、何十年も・・・薬を飲み続けたり、
心理療法を行ったりして一進一退。
よくならない。

ずっとこの状態で停滞している。。


つまり「あと一歩」が
越えられない人向けのお話です。



*うつ病・回復期後期ってなに?
↓(うつ病、急性期~維持期。各時期の詳しい説明はこちら)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-5.html


*なお、うつ病発症したて
急性期・回復期前期の方は、

今回のお話は、
読まない方がよいと思います。
(ここでページを閉じてください)

発症したての方は、
お薬を飲み安静にしていてください。




それでは始めさせていただきます。

今回、少し長いですが
読破しますと、

長年のうつうつとした人生が
劇的に変わっていく、道筋が見えてくると思います。



本題に入ります。

たとえば、長期のうつ病で、
何年・何十年も
その状態に留まってしまいますと、

「私はうつ病患者である」という
強固なアイデンティティーが固定されてしまいます。


つまり自己イメージですね。


仏式コーチングで言う「自己イメージ」とは?

==========================
自分はこういう特性を持った人間である。
あるいは、他人からみて
自分はこう思われているだろう・・・といった概念・思い込み。

==========================


その自己イメージが
強固になればなるほど、

その自己イメージに
執着すれば執着するほど・・

潜在意識は
その「自己イメージ」を守ろうとします。


しかもそれは本人の知らないうちに、

つまり、無意識的に
「自己イメージ」を守るために毎日働きます。


簡単に言いますと、これこそが
潜在意識の現状維持機能」です。


↓(潜在意識の現状維持機能ってなに?:全14話)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-94.html


これが強いと、

例1:
たとえばうつ病を治すために、
心理療法生活を始めてみた。

ですが、数週間・・数ヵ月くらいしますと
辛くなって、面倒くさくなってやめてしまう。
三日坊主ですね。。


例2:
心理療法生活を続けてはいるが、
何年やっても治らない。
いつまでも現状から抜け出す事ができない。。


====================
これはなぜかと言いますと、
(あなたの潜在意識の声を代弁しますと)

「私はうつ病である。かわいそうな私」という
自己イメージが崩されるのが怖いだからです。


*長年安住してきた
「自己イメージ」を手放したくない。
====================


ホメオスタシス:
生体恒常性(恒常性維持機能)
→ 潜在意識の現状維持機能


たとえば、私達は

体温が熱くなったら
汗をかいて体温を下げたり、

心拍・血圧を
常に安定させようとしたり、

「無意識的に」
生体の恒常性を保とうとします。


肉体もそうですが、
精神も同じように働きます。
(精神は分かりにくいので、少しやっかいです)


~「うつ病であるわたし」~

長年、これでやってきたのですから、
個体を維持出来てきたのですから、

ここが生体にとって
安全地帯(コンフォートゾーン)である。


ここから離れると潜在意識は
「危ない!」と認識しています。

だからこの場に留まろうとします。


もちろんこれは、
人生をよりよく生きていくためには

潜在意識は
完全に「誤認」しているわけですが。


======================
ただ、潜在意識は
「難しいことが分かりません」ので。

単純に今までこうやってきて、
何とか生きてこれたので、
ここが安全(コンフォートゾーン)と判断しています。

======================


ゆえに、
原始的な判断しかできない潜在意識に、
前頭前野(高次脳)を介入させます。


「うつ病である私」
・・という仮面をかぶっていると

社会的に
いろいろメリットがある事もありますが、

(各種手当・社会保障の面や、病気である事により
相手をコントロールできたりします。
→ これを心理学では「疾病利得」といいます)


ですが、これを「本当に」一生続けたら、
人生どんな損失があるだろうか?


それは経済的に
(医療費の家計圧迫・国家の社会保障費など)

肉体的にも
(化学薬品を一生飲み続けることの身体的負担)

また幸福的にも
(人間関係・愛情・人生など)

「うつ病である私」を続ける事が
人生どんなデメリットがあるか、冷静に分析してみます。



冷静に理性的に分析できましたら、

今まで潜在意識がしがみついていた
「うつ病である私」「かわいそうな私」「不幸で情けない私」
という自己イメージを手放します。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*現在、当カウンセリング(コーチング)の
卒業者限定コースでは、

この「自己イメージ書き換えコース」を
実施しております(全2回コース)

認知心理学・脳科学的手法をもって
「自己イメージ」を書き換えていく作業をしていきます。


マインドフルネス仏式瞑想コースで
すでに回復を勝ち取られた方はよいのですが、

仏式瞑想生活を数ヵ月行ってみたが、
どうもしっくりこない・・というケースの方にオススメです。

*それはつまり、今回のお話のところが
心理的に引っ掛かっていますので。


この全2回、新コースは、
マインドフルネス仏式瞑想コースのように
大変なワークはありません。

毎日数分で簡単にできるワークです。


☆ご希望の方は
こちらのリンクからどうぞ。

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1442.html

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



さて、話を戻します。

この「うつ病である私」という
自己イメージを捨て去り、

新しい「毎日朗らかで楽しい私」
「日々が安穏で平安な私」
「うつ病とは無縁の生活の私」
「楽しい仕事をしている私」

という新しい「自己イメージ」を
心理作業で作っていき、数ヵ月くらいしますと・・


そこが新しいンフォートゾーン
(安定の場所)に変わっていき、

そこに(よい)現状維持機能が働き出し、

無意識的に自動的に、その新しい
よい自己イメージに留まろうとします。


つまり、よい方向に
現状維持機能が働き出し、

『もう、うつ病に
戻れなくなってしまいます』


「心の病である私が心底(深層心理レベルから)、
居心地が悪くなっていきます」



逆に言いますと、

「うつ病である私」という自己イメージが
心底(深層心理レベルで)、居心地が悪くなっていないから
何年・何十年も、うつ病で居続けてしまいます。


例:
・心理療法? まぁやってもいいけど
面倒だからまたの機会に。。

・心理療法生活続けていますが
何年やっても治らない。。

(実は深層心理下では、
私は努力しているぞ!という単なる自己満足。
でも今までの私でいたい)


顕在(表面)意識で「治したいです」と言っても、
それは虚しい。すぐに元の木阿弥、
中途半端にやって何も得られず終わります。


深層心理・潜在意識レベルで
現在の「心の病である私」という自己イメージ・
アイデンティティーを壊しますと

そこまで努力しなくても自然に変わってきます。



さらに究極を言いますと、

「うつ病である私」という自己イメージ・
アイデンティティーを手放しませんと、

世界中のどんな優れた心理療法・
世界中のどんな優れた
抗うつ薬を飲んでも治りません。


なぜなら表面意識は「治したい」・・

でも、深層心理(ホンネの部分)は
「うつ病でいたいから」です。
(実は不幸な私、かわいそうな私を愛している)
意識、無意識


~(深層心理・潜在意識の声)~

長年これでやってきたので、
実はここが楽。面倒くさい事はやりたくない。
うつうつした私・・・に実は愛着を持っている。
(コンフォートゾーン)


すると表面意識(普段の意識)で、
どれだけ治したい!と頑張っても、
すぐに元に戻されます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
例:
最初は意気込み
「治そう!」とやり始めますが・・・

・抗うつ薬で最初は少しよくなりますが、
その後、何年飲んでも平行線で
(あるいは悪くなり)回復の兆しすらない。

・心理療法を何年やっても、最初はいい感じですが、
その後ずっと平行線でよくならない。

→しばらくすると、やめてしまう。
あるいは惰性で続けるが一向によくならない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


これが「潜在意識の現状維持メカニズム」です。

この心理学的カラクリを理解し、
対処していきますと、
心理療法で「劇的に」治っていきます。


*「もっと詳しく」
潜在意識の現状維持機能ってなに?
↓全14話
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-94.html



ただ、本カテゴリーの中でも語っておりますが、
この潜在意識の現状維持機能。

現在、幸せな人、
すでに心の病を克服された人にとっては
必要のない話です。

その幸福な状態に
現状維持機能を働かせていけばよいからです。

そうなりますと、もう不幸(うつ病)に
なれなくなりますので。

心の病に戻れなくなります。
(戻りたくありませんが)




☆ここまでのポイント

潜在意識の現状維持機能を
「よい方向に」働かせること







(ここからは、少し上級者向けのお話)


「無我と自我・アイデンティティー」

========================
Q、
今回のお話、とてもためになりました。
ただ一つ疑問点が。

仏教瞑想の世界では
「無我」を謳っているのに

なぜ今回の話は
「自我(アイデンティティーや自己イメージ)」なんですか?
========================


A、
よいご質問ですね。
仰る通り「究極は無我」です。


無我。
元々、我(自我・アートマン)は無いのですから、

逆の発想で、
自由自在に作る事も可能ですね。


元々「自我は無い」のですから
無くすことも可能(無我)でしょうし、

今世をよりよく生きていくために、
自由な自我を作る事も可能です。

元々無いのですから
作るも無くすも「自由」です。



「色即是空 空即是色」

色(しき)はあると言えばありますし、
無いと言えばありません。

そして全ては、空(くう)の中の出来事です。


また私達は、山でカスミを食べて生きている
仙人や聖者ではありません。

私達は俗人。
家庭・仕事・学校など社会生活があります。

無我は正しいのですが、
それを純潔にやっていましたら

一般人(在俗)としての
社会生活ができません。


「聖者に会社をやらしたら、会社はたちまち潰れる」
(松下幸之助さんの言葉)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私達は出家僧や仙人ではありません。

在俗の瞑想者は
社会人としての義務」を果たした上で、

瞑想的な生き方をしていくのが、
正しい在家瞑想者の生き方ではないでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


たまに出家のお坊さんから
「マインドフルネス仏式瞑想を学びたいです」と、
意見をいただくことがありますが、

私のところでは教える事はありません。
なぜなら当瞑想プログラムは
「在家(一般人)のための仏教瞑想」を指導しておりますので、

出家の瞑想は
ミャンマーの僧院などで修行し学んでください。

バリバリの俗人である私が、
お坊さんに教える事はありません。


ですが、お坊様の中で、
どうしても出家の生き方がしっくりこない・・という方は、
今世で出家のご縁が無かったと思います。

そういう方は当プログラムが
合っているかもしれません。


ただいらっしゃるときは、
「還俗」してからいらしてください。

出家生活・・・うーん。還俗しようかな。。
という中途半端に、ブレているのが一番いけません。

出家 or 還俗。ハッキリ腹を決めてから
いらしていただきます。



「無我と自我」

元々、無我で無いのですから、
今世を幸せに生きていくために

自由自在に自己イメージを
(自我・アイデンティティー)作る事も可能ですし、
無くすことも可能。


ただ若いうち、現役世代は
完全に無我にこだわりますと、
仕事など社会生活ができなくなりますので、

無我に至る道は、人生の晩年くらいに
歩み始めればよいかと思います。


たまに瞑想家の方から

自我と無我の間(はざま)で葛藤し、
苦しむ方からご相談がきますので、

「自我と無我」
今回のような解釈をしていきますと、
矛盾がなく、楽になると思います。





今回のポイント


Q、
・なぜ長年うつ病が治らないのだろうか?

・また長年、心理療法を正しく行っているのに、
なぜ変わらないのだろうか?


A、
「私はうつ病である」「かわいそうな私」
「不幸で情けない私」という

深層心理の中にこびりついている
自己イメージ」を守るために

潜在意識は現状維持機能を働かせ
そこに留まろうとさせています。


*これは本人の表面意識の話ではなく、
無意識的に、深層心理のレベルでやっております。
意識、無意識


その「悪しき自己イメージ」を
本当の意味で手放し・捨てませんと

いつまで経っても、何をやっても
自動で「そこ(うつである私・ダメな私・かわいそうな私)」に戻ってしまいます。

*ゆえに、そういった人は
自己イメージの書き換えワークが必要。


「私はうつ病である」という
自己イメージ・アイデンティティーを捨て去り、
手放しますと劇的に治ります。


ここの部分。根幹の部分は、
抗うつ薬では修理できません。

心理療法(心理学的方法論)のみが
これを可能にします。




さいごに。


仏教心理学では
「苦聖諦」という思想があります。

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-536.html

この世は四苦・八苦
苦が多いのが事実なのですが、
「あぁ辛い、辛い・・・」と生きるのではなく、

苦聖諦を知ったうえで、
今世を楽しく朗らかに
幸せに生きていきます。

その生きる技術が
マインドフルネス仏式瞑想です。



~「おもしろきこともなき世を おもしろく」~








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