FC2ブログ
うつ病・神経症に対するマインドフルネス仏式瞑想・森田療法を使った「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング) 
今回は当カウンセリングのクライエントさんから
よくありがちなご相談にお答えいたします。


========================
Q、
「日常生活の中で、ネガティブ思考(想念)が
とめどもなく出てきて止まりません。
止めようとしても止まりません。苦しいです。
こういったイヤな想念に対し、どうすればよいですか?」
========================



A、
はい。マインドフルネス仏式瞑想を習いたての
初級者によくあるご質問かと思います。


最初に結論から申し上げますと、

「ネガティブな想念は止まりません」
それが正常です。

これはうつ病や神経症の方々だけではなく、
健常の人達も基本的に頭の中は
ネガティブな想念がたくさんあります。



では心の病の人と、
健常の人の違いは何か?


それは頭の中のネガティブ想念の「量」自体は
健常の人も心の病の人も、あまり変わりません。

量自体は変わらないのですが、
そのネガティブ想念に対する「執着性」が違います。



ネガティブ想念の「量」ではなく、
それに対する「執着性」の問題です。

ネガティブ想念。
それ自体は「無害」ですので。

心の病の方々は、それに対する
関わり方に問題があるかと思います。


心の病の方々は、そのネガティブ想念に対し、
一つ一つ神経質に、異常にこだわり執着しがちです。

健常の方々は、頭の中にネガティブ想念があっても、
それほど執着性はありません。


心の病の方々がよく誤解されていますのは、

「マインドフルネスなどで、うつ病・神経症が治ると、
頭の中は全くネガティブな想念が無くなるのですか?」と、
よくご質問されます。


そうではありません。
治っても頭の中にはネガティブ想念はあります。

いや。もっと言いますと、
生きている限り、基本ネガティブ想念はあります。


人間の脳は基本的に、何もしていなければ
「ネガティブな事を考えるように出来ております」

それは私達が進化の過程の中で、
個体の保存(種の保存)のために、
常にネガティブな想念を浮かばせ、

危険に対応できるようにしてきました。
またそれは危険に対する予行演習にもなります。

私達のご先祖様達はそうやって
個体(種)を保存してきました。危険を回避してきました。


私達は偉大なる
神経質(症)なサルの末裔です。


ただ現代ではその機能は
昔ほど必要ではなくなりました。

(普通に生活していて
サーベルタイガーに襲われる・・などはないでしょう?)

私達の脳はまだ「進化の過渡期」です。
まだ未完成品です。

ネガティブな事が思い浮かぶのは、
そういった機能(の名残)があるという事です。


問題は現代の複雑になりすぎた病
(神経症や現代型のうつ病など)

ネガティブ思考が浮かぶのはかまいませんが、
それに対する執着性が強いと
一日の内で「脳は余計なエネルギーを使うようになります」

そしてその状態が続きますと、
慢性的ストレス脳に発展し、
脳のパフォーマンスが極端に落ちます。

マインドフルネス的に言いますと、その状態こそが
うつ病・神経症などの「心の病」かと思います。



当カウンセリングの
クライエントさん達が学習し修練しております、

マインドフルネス仏式瞑想の技術や
森田療法の考え方は、


今回のお話のような
ネガティブ想念に対する

楽な関わり方・対応の仕方を
頭のリクツ(理論)+身体で修練することにより、

潜在意識に「染みこませていきます」


それが身体に染みこみ、
潜在意識のパターンになっていきますと、

脳は余計な情報処理に
エネルギーを使わなくなりますので、
「余剰エネルギー」ができます。


その余ったエネルギーを、
日常の本当に必要な事だけ(仕事や勉強、家事など)に
使えるようになりますので、

自然にパワフルな日常が送れるようになっていきます。


脳内の余計な事に
エネルギーを使わなくなりますので、
(脳内の余計な事→ ネガティブ想念に対し、一つ一つ丁寧に?執着する)

とても楽になり、慢性的ストレス脳が解消されていき、
脳のパフォーマンスが回復していき、
心の病が治っていきます。



==========================



「今回のポイントをまとめます」


・ネガティブな想念は、
健常になっても無くなりません。

健常の人も、心の病の人も
「ネガティブ想念の量自体は変わらない」


人間の本能的に
危険回避・個体(種)の保存・保護のために

常に脳に危険察知の信号を出しているからです。

脳は基本的にネガティブな想念が
出るような構造になっております。
それは普通です。異常ではありません。


・問題はそれに対する「執着性


・執着性を緩めるために
心理療法(マインドフルネス仏式瞑想・森田療法などのメンタルスキル)を
修練していきます。


・薬物療法は辛さを一時的に
散らす事ができます。

非常に便利です。何の努力も要りません。
決められた時間に飲むだけです。

ですが薬物療法は、あくまで薬の力で
一時的に「ハイ、あるいは鎮静」にするだけで、
問題の根本解決にはなりません


・薬物療法に並行して、
心理療法も同時進行で行っていく事をおすすめいたします。

現在の辛さを一時的に散らしつつ・・ → 薬物療法
中・長期的に根本解決(根治)にもっていく → 心理療法


==========================





はい。今回は、当カウンセリングの
クライエントさん向けのお話でしたので、

マインドフルネス仏式瞑想をやっていない
一般読者さん向けに、プチアドバイスをしますと、


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ネガティブ想念が浮かんできたら
むしろ歓迎してください

『おお。私の身(個体・種)を守るために、
脳はネガティブ想念を出してくれているんだね。
いつも守ってくれてありがとう!!』・・・と。


敵だと思っていたネガティブ想念は
学習し、視点を変えると「味方」になる。

あなたにとって脅威ではなくなります。


そして朗らかに毎日を生きていきましょう。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



ただし問題の根本解決にもっていくには、
やはりマインドフルネス仏式瞑想を修練し、身につけ

それを日常生活で実際使えるように
技術を練磨していきます。


例えば水泳は、

「泳ぎ方」を、リクツで知っているだけでは
実際泳げませんね。

実際プールに入って、コーチについてもらい、
身体で身につけていきます。

そしてはじめて
きちんと泳げるようになります。


うつ病・神経症に対する
マインドフルネス仏式瞑想も同じ。

日々きちんと修練し「カラダで」覚え、身につけていき
初めて使えるものになります。


もちろん理論も大切です。
問題の本質を明らめなければなりません。

①リクツ(理論)+②技術=③「本物の智慧」 となります。


①だけでは単なるヘリクツです。
単なるヘリクツでは問題は解決しません。
むしろ余計辛くなります。

①理論に、②技術の練磨が加わりますと
ヘリクツから「智慧」になります。


逆に、②技術だけで、
①理論を学習しませんと、

誤った方法(自己流など)で、
何年やっても治りません。


なぜこの技術をやるのか?
その背景に流れる思想や理論を知って
技術を修練していきますと、

その技術に「深み」が出てきて、
本当の意味で、自分の血肉になっていきます。


*当プログラムを卒業して、
はい終わり。。ではなく、

完全に治るまでは、
たまに単発補講を受けてみてください。
(もちろん補講は任意ですが)



心の病が
本当の意味で治っていくのは、
(心理療法を身につけていくのは)

芸事を身につけたり、
仕事を覚えていくのと
同じようなプロセスかと思います。


それでは今回はこの辺で。

心の病に苦しむ人々が
苦しみから解放されますように。







よろしければ、ブログランキング
応援クリック ご支援お願いいたします

(PCの方は、Ctrlキーを押しながらクリックしますと
画面の処理が早いです)

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

 2つのバナー、クリックしていただいた方、
ご支援ありがとうございました。






 当ブログ、ページが多いですので、
初めての方は、こちらの「まとめ」からどうぞ。

当ブログ、簡単な読み進め方。

↓(うつ病・神経症 闘病の基本的な知識)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1407.html




 週刊「無料メルマガ」をどうぞ。
登録・解除 自由です。以下リンクからご登録くださいませ。

☆ 基本、毎週日曜日、午前発行します。
↓(心の病、マインドフルネス・森田療法のススメ)

http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1152.html

*たまに予告なく休刊することもあります。
ご了承くださいませ。





☆ 当ブログ・メルマガ・ホームページは
「著作権により保護されています」

著者の許可なく、無断転載・転用(一部引用も含む)は
禁止します。




トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック