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マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
以前当カウンセリング、心理療法プログラムを終えた
元受講生の方からのご質問です。

他の受講生の方々も、ご参考になると思います。


また今回の記事は、
当カウンセリングのクライエントさんでない、
一般読者の方々でも

たとえば、お稽古事や仕事など
いつも続かず、

三日坊主で終わってしまいがちな方々にも
ご参考になるお話かと思います。


それでは少し長いですが、
最後までお読みいただけますと、

「三日坊主が改善されるヒント」が
見つかるかもしれませんね。


よろしくお願いいたします。



==========================
Q、
心理療法(マインドフルネス仏式瞑想)生活をしておりますが、
どうも義務的になっており、楽しくありません。
瞑想が「好き」になれません。

今までも、様々な心理療法を実施してきましたが、
全て三日坊主で終わってしまいました。


このままいくと、このマインドフルネス仏式瞑想生活も
三日坊主で終わってしまいそうです。

何かアドバイスをいただけますと助かります。
よろしくお願いします。

==========================



A、
当プログラムの卒業生の方々は、
2つのパターンがあります。

一つ目は、この瞑想の世界観が面白く、
ハマってしまい、卒業後は進撃を続けるパターン。

もちろんそのまま、うつ病や神経症は
順調に回復に向かいます。

そしてよい瞑想家になっていきます。


二つ目は、
今回のご質問者さんのようなパターンがあります。



さて、それでは本題に入り、
お答えしてまいります。

まず、ご質問者の方が素晴らしいのは、
自身のマズいパターンを
よく達観できているのではないかと思います。

パターンが俯瞰できていれば、
学習・対処していく事ができます。


ご質問者さんの仰る通りで、
心理療法に限らず、

お稽古事全般、仕事など
義務感」でやっていると、まず続きませんし、
時間の無駄になり、何も身につかないでしょう。


義務感
(あぁ。面倒だけどやらねば、やらなくては・・)から、

「やりたい!」「好き!」にならないと、
物事は三日坊主で終わってしまうものです。

心理療法を「義務的に」やっても、
続かないどころか・・治る事もないでしょう。


では、その「やりたい」「好き」になるには
どうすればよいか?

まず、少し言葉厳しいですが、
待っていても好きはやってきません
漠然とやっていても好きは訪れません


特に心理療法は
(認知行動療法・マインドフルネス仏式瞑想・森田療法など)

非常に地味な作業の繰り返しです。
最初はモノ珍しさにやりますが・・・

瞑想など非常に退屈なものです。
面白くも、おかしくも何ともありません。


何をかくそう、私もかつて、
うつ病・神経症(強迫性障害)患者だった青年期、
瞑想は苦行・かつ本当に退屈なものでした。

非常に面倒くさかったです。


で、義務感(やらなくちゃ・やらねば)から

「やりたい」「好き」になるコツ
ですが、


先ほどの話。

好きは、お客様気分で
「待っていてもやってきません」ので

自分から好きになるよう
攻めていく必要があります。

こちらから積極的に好きになるよう
工夫していきます。



何度もいいますが
「受け身」の態勢では、

世界中のどんな優れた心理療法も、
何の効果も出ないと思います。

義務感で無理やりやっていても
身になりませんし、三日坊主で終わります。



そこで以下3つほど、もしご参考になれば
実践してみてください。


1、
まず「好き!やりたい!」になるよう
『工夫』していきます。



例:
たとえば、
会社でイヤな事があったとします。

家に帰っても、あのイヤな場面を
頭の中で引きずっている。。


当講義で教わった、
マインドフルネス仏式瞑想の技術を実施してみる。

頭の中のネガティブ・
グルグルモードに対する執着を手放す。

「とんでもなく平穏なこころになり、
楽になった!」


次に、同じように
会社でストレスフルになったとします。

「早く瞑想やりたい!」


いつまでも頭の中で
イヤな想いを引きずるのが辛いから
早く瞑想「やりたくてしょうがない」

家に帰ってどころか・・その場で、
会社のトイレに籠って実施したくなるくらい!



これは、一度でもコーピング
(ストレス対処)に成功する経験をしますと、
またそれを自然にやりたくなります。

こうなると、瞑想はメキメキと上達していき、
劇的にうつ病・神経症はよくなっていきます。


~「まずは一度、
成功体験が出来るよう工夫する」~




2、
「自ら好んで選択する」



たとえば、
このまま心療内科の薬を、一生続けた時の、
経済的・身体的デメリットを計算してみる。


心療内科に毎週、
あるいは2週間に一回、

毎回、健康保険3割負担
(もしくは自立支援1割負担)

精神系の薬は、普通の風邪薬よりも
とんでもなく薬価が高い。毎回数千円とられます。

これを一生続けたら、果たして
いくらになるでしょう?計算した事ありますか?


ましてや、
自立支援を受けていない方も多々みえますが、

3割負担で、山盛りの精神薬を出されると
「とんでもない金額」になります。
(私も昔、患者時代、初期の頃はそうでした)

それを毎週続けますか?
それを一生続けると、いくらになりますか?


また化学薬品を一生続ける事の
生物学的デメリット(副作用等)も考慮します。

本当に内臓などの重篤な病気で、
薬をとらなければ
命が危ないものは飲むべきですし、
しょうがない事ですが、

(それは飲むことの
メリットが大きいので、とるべきです)


抗うつ薬・抗不安薬は、
はたして本当に一生
飲まなければならないものなのだろうか?

本当に心臓病などの
急迫切迫したものはしょうがないですが、

気休め程度の、
効いているか効いていないのか?よく分からない
抗うつ薬はいかがなものだろうか?


その化学薬品は、本当に
一生飲まなければならないものなのだろうか?

メリットとデメリットを
天秤にかけてみますと、

『一生続ける』・・という事に関しては、
本当にデメリットしかありません。


*(ただし元患者の視点から言いますと、
短期的にモチベーションを回復させる
という事に関しては、抗うつ薬など薬物療法は
非常によいツールだと思います。特に発症したての急性期など)


心理療法を自分の血肉にして、
マスターし、使えるようになり、
「心療内科とオサラバ」する方がダンゼン賢い

ならば私はメリットのある方、
賢い方を「自ら」選択する。


人は誰かに強制されますと、
最初は義務感でやりますが、

やがて必ず面倒になり、
やる気が無くなります。



たとえばの話ですが、

当プログラムでも、
6週間は山中先生に注意されるので
何とかやりますが・・・

そういったやり方ですと、
6週間のサポート期間が終わりますと、

「まずやらなくなります」→ そして元の木阿弥。。

せっかく6週間の時間と、料金を払ってやったのに
全てが無駄になります。


そして、そういったノリですと、
次の心理療法・カウンセラーさんにかかっても、
「それをまた繰り返すでしょう」

心理療法遍歴・ノウハウコレクターもどきになり、
世界中の心理療法を渡り歩いても、治らないでしょう。


ゆえに、6週間のサポート期間は、
山中先生に注意されるので・・・という動機でもよいですが、

6週間の内に、
「自らこの方法を選択し、やりたい」

という心理になるよう
自身で心を作っていきます。

*(もちろんサポート期間後も、言ってくだされば
単発カウンセリングにてサポートしておりますが)


話は少しそれましたが、
この項目2は
何が言いたかったかといいますと、


人は他者から言われると

義務感になり、
ほとんどの場合、三日坊主になりますが、

自ら意義を見出し、道を選択すると、
誰に言われることなく黙々とやります。


そして心の病を自身で克服していきます。




3、
認知行動療法では、こうとらえます。

==================
意欲があるから行動するのではなく、
行動するから意欲が出ます

==================


うつで億劫な方々は、
「意欲」がやってくるのを待っている、
受け身の方が多い
かと思います。

残念ながら、意欲というものは
待っていても、ほとんどの場合
自分の思い通りに「やってきません」

あっちからやって来ることは無いので、
こっちから行きます。


森田療法では
「行動(恐怖)突入」という概念があります。
*認知行動療法では、エクスポージャーと言います。


・意欲が出るまで寝ていよう・・

・外に出ると人の視線が怖いので、
自信が出るまで引きこもっていよう。

・もうちょっと待ってからやろう・・
・このドラマをみてからやろう・・・

「そしてやりません」


そうではなく、

頭の中のリクツ。思考、
想いや感情を一旦止めて、

「エイッと行動に突入」してしまいます。


すると、気が付けば、
行動に比例して意欲が出てくる(ついてくる)事が
体感で理解できるかと思います。

行動突入すると、意欲は犬のしっぽみたいに
後からついてきます。


また恐怖(不安)だと思っていたことも、
恐怖突入してしまいますと、
案外普通にできちゃったりします。

それを繰り返す事により、脳の扁桃体が慣れてきて
恐怖(不安)が克服されていく。
→暴露療法(エクスポージャー)

*扁桃体=原始的な快・不快、
危険(恐怖)・安全 などを司る、原始脳の部位。



うつ・神経症の方々は「認知の歪み」があり、
そういった方々は、

意欲が先と思っている方が
いるかと思いますが違います。

「行動が先」です。意欲が後。


ご質問の「好き」も同じです。

漠然と心理療法をやっていて、
受け身の姿勢で待っていても
「好き」はやってきません。

(むしろ、ほとんどの場合「嫌い」になります)


エイッと行動
(日々の瞑想の修練や、日常での実践・工夫)
していきますと、

「好き」は犬のしっぽみたいに、
後からついてきます。


行動・アクション・工夫が先。
「好き」が後です。

「好き」は、
待っていてもやってきませんので、
こっちから行きます。

意欲と同じです。


==================
意欲があるから行動するのではなく、
行動するから意欲が出ます

==================


お芝居や、お笑い、
遊園地のアトラクションなどは、
あちらが好きになるよう、やってくれますので、

「お客様気分」で
サービスを待っていればよいのですが、

お稽古事や、お勉強。
心の病を治す心理療法は、そうはいきません。



待っていても、
誰も好きにさせてくれませんので、

自ら好きになるよう工夫・
アクションを起こしていきます。




さいごに余談になりますが、

今回のテーマの、
心の病に関してもそうですが、
「幸せ」も同じではないかと思います。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
誰かに幸せにしていただくのを
お客様気分で「待つ」のではなく、

自分で幸せになるよう「工夫」していくのが
本当の幸せではないかと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


受け身の態勢ですと、
それはひたすら他者にコントロールされるだけの
奴隷のような人生になります。


そしてそういった人達は、
人生、自身の思い通りにならないと
(基本的に他人は思い通りになりません)

「〇〇のせいで私は不幸になった」
「あの人のせいで、うつになった」と
主張される方が多いと思います。
(人のせい・・ですね)

現代型(新型)うつ病に
よくあるパターンかと思います。



仏教の言葉で
「自灯明 法灯明」という言葉があります。

(他を拠り所とするのではなく、
自分自身と法(仏教瞑想的な考え方や瞑想法)を
拠り所として生きていく)


どこか深層心理の中に

「依頼心(お客様気分・他人が何とかしてくれるだろう・
奇跡みたいのが起きないかなぁ・・など)」

があって心理療法生活をすると、

(現実は、オカルト奇跡は起きませんので)
やがて義務感になっていき、三日坊主になり、
やらなくなります。



「自灯明 法灯明」
(じとうみょう ほうとうみょう)


どれだけ親切な人がいたとしても、
またゴッドハンドの精神科医、
最強のカウンセラーがいたとしても・・

あなたの人生の苦しみの
肩代わりまでは出来ません。

代わりにやって差し上げることは出来ません。


自分の人生の苦しみ、生き辛さは、
最終的には、やはり自分で解決していくしか
道はありません。

そう心の底から、諦め(明(あき)らめ)た時、
道は見えてくるのではないかと思います。


どれだけすごい人が、
すごい言葉を並べ立てたとしても、

どれだけ親切な人が
あれこれやってくれたとしても、

他人は、やはり他人です。
(それはたとえ、最愛の恋人・夫婦であっても)


本当の意味で、
自分を救うのは「自分」です。





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「自灯明 法灯明」のことば。
(雑学)

お釈迦様のお弟子さんで、甘えん坊のお弟子さん
アーナンダという人がいました。

お釈迦さまが亡くなられる時、
アーナンダは号泣し、

「お釈迦さまがいなくなったら、
ボクはどうやって生きていけばいいいのさ!?」・・と
泣き止まない。。

(仏弟子らしくない・・・けど、かわいいですね(笑))


アーナンダの深層心理にある

「依頼心・依存心」の強さに
心痛めたお釈迦さまが、

亡くなられる時、最後に説かれた教えが、
この「自灯明 法灯明」です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



p.s

今回のお話は、ご質問者さんと
一般読者さん向けに書きました。

ご質問者の方は、
今回のお話で解決すればよいですが、

もしまだモヤモヤしている場合、
単発カウンセリング(補講)にいらしてください。

また一緒に瞑想のお稽古が出来るのを
楽しみにしています。




それでは長くなりました。
今回はこの辺で終わろうと思います。

ありがとうございました。







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【2019/01/18 02:18】 | マインドフルネス瞑想が「上手くいかない典型例」
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