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マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
うつ病・神経症
「病院(心療内科・精神科)に ”出来る事と出来ない事” を
冷静に俯瞰してみます」





ブログ更新、少し久しぶりになります。

今回は読者様の
よくあるご質問にお答えいたします。

Q&Aコーナーでございます。
よろしくお願いいたします。


ご質問の方と、同じような事で
お困りの方は多いかと思います。




Q、
私はうつ病や
不安障害に悩まされ5年になります。

某有名な医師のいる心療内科に
5年通っていますが、
改善の兆しが見えず治りません。
(主に薬物療法です)

通い始めの数ヵ月は良かったのですが、
その後5年、ずっと一進一退の平行線が続きます。

どうすればいいのか
アドバイスをいただけますとありがたいです。






A、
はい。5年通い改善の兆しがみえないと
困惑しますよね。お辛い状況お察しいたします。

それでは「心理療法の視点」からですが、
一つアドバイスをさせていただきます。
ご参考になれば幸いに思います。



まず、心の病の闘病について、
こんなとらえ方にチェンジしてみますと、
解決の糸口がみえてくるかと思います。


特に心の病に関して
言えることですが

===================
病院(心療内科)は処置は出来ますが、
”治す事” はできません

===================


ここで言う処置とは?

今出ている辛い症状を「一時的に」散らす事。
心療内科ですと「主に投薬」かと思います。


抗うつ薬や抗不安薬は、
「一時的に」脳内の神経伝達物質に作用し、
(セロトニン・ノルアドレナリンなど)

「一時的に」神経伝達物質の
分泌・伝達異常を改善しますが、

あくまで「一時的に」です。
つまり 「対症療法になります。

薬を止めると「元の木阿弥」
この薬物療法の理論ですと、
一生薬を飲み続けなければなりません。


メリットは、いくぶん即効性があり、
定められた通り服用するだけなので
特に努力も要りません。

ゆえに発症したての急性期など、
とりあえず症状を抑えないと危ない時、
非常に有効な手段かと思います。

ですが、
病院(心療内科)が出来るのは「ここまで」

その後は、ずっと投薬による
「維持療法」になってしまうかと思います。


つまり
「処置は出来るが、治す事は出来ません」




では「治す」とは?


=======================

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

心の病の根底・根源には、

その人の「物事・人生に対するストレス的なとらえ方」
「独特のストレス的な心の構え」
(これらを心理学では「認知の歪み」といいます)

マインドフルネス的に言いますと、
日々、五官から入力される情報・
または脳内情報に対する(ストレス的な)関わり方が
あるかと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ここを「治して」いきませんと、

日常生活、常に要らぬストレス
抱えて生きていく事になってしまいます。




そうなりますと、常に脳が
過剰なストレスを受けている状態。

慢性的に「ストレスホルモンの脅威」に
さらされている状態。

つまり「慢性的ストレス脳」
(アロスタティック負荷状態)になり、




それが個人個人の心や脳の
耐えうる閾値を超えますと
「脳が病気」になっていき、




いわゆる
「心の病」に発展していきます。


*ある人はうつ病、
ある人は神経症(不安障害)、

またある人は、精神に出ず、
謎の身体の不調として出る人もいます。

精神面に出るか、
身体面に出るかは個人差があります。

=======================



そこで薬物療法で一時的処置して、
一時的に良くなっても、
根源の①」が治っていませんと・・

上記図式の②~④を
「エンドレスで」続けてしまいます。


これが昨今、社会問題になっている

うつ病、寛解(かんかい)
(薬物療法で一時的に脳がハイ、
あるいは鎮静して改善したか?のように見える時期)

しかし、根本のところが治っていませんので
数ヵ月、数年後 「再発・再燃」

また心療内科に行き薬物療法をはじめ・・

寛解
(症状が無くなったか?のように見える時期)

社会復帰し
数ヵ月~数年後→ 再発

また薬物療法

この図式がエンドレスで続く・・・



このネガティブな
連鎖・因果を冷静に俯瞰し、

負のスパイラルを
断ち切りましょう。



では根源の①
「人生・物事(五感情報・脳内情報)に対する
ストレス的なとらえ方」 を改善するには?


これは薬物療法では無理です
「心理療法」がこれを可能にします

特殊なメンタルスキル・
心理技術を身につけていきます。

~「現代ストレス社会を
円滑に生きていく技」~


化学薬品で「人のこころ。幸せ。人生の問題」を
解決することはできないでしょう。


ここの部分は「心理療法」が専門となります。

ここの部分は自身で
心理療法(メンタルスキル・生きていく技)を身につけ
解決していく以外に道はないのではないでしょうか。




*(昔、当カウンセリングのクライエントさんから
こういった意見がありました)

--------------------------------------------------------
え!?でも抗うつ薬でハイになっていれば、
物事(五感情報)に対するストレス的なとらえ方も
改善するのではないですか??
--------------------------------------------------------


はい。ですがそれは化学薬品の力で
「人工的に・一時的に」
そうなっているだけではないでしょうか?


もちろん一生、化学薬品(抗うつ薬・抗不安薬)を
飲み続けるならばそれもよいでしょう。

それも否定しません。個人の自由です。


ですが、一生化学薬品を飲み続けることの
「身体的デメリット」を考察してみてください。

*薬というものは作用があれば、
必ず反作用(副作用)があります。
物事は、陰があれば陽があります。
陽があれば陰があります。
(身体に何らかの影響を与えているかと思います)



また一生薬を飲み続けることの
「経済的デメリット」も考察してみてください。

抗うつ薬・抗不安薬などの精神系の薬は
普通の風邪薬などに比べ「非常に高価」です。

3割負担(もしくは自立支援1割負担)でも
毎回、数千円かかります。

それを一生続ける事の「家計の負担」、
また大きな視点ですと
国家の医療費増大も考察してみます。

(このまま行きますと、昨今問題になっております
「社会保障費」で日本経済がパンクします)



対して、心理療法は一度身につけますと、
一生無料で使えてしまいます。

薬・病院・医療費に依存せず、
自分の足で、人生を力強く歩んで行く事ができます。




~さいごに~

「自灯明 法灯明」という言葉があります。


それは、どんな高名な名医(精神科医)でも、
どんな聖者でも、
どれだけ親切で優しい人がいたとしても・・

その人の苦しみや人生の
「肩代わり」まではしてくれません。


どれだけ素晴らしい人がいたとしても
「他人」には
目に見えない心の病を治す事は出来ません。

自身の心・人生の問題を
本当の意味で治すのは「自分」

そこの部分を病院に求められますと、
お医者さんも困ってしまいます。
せいぜい(気休めの)薬を出すしか出来ません。


自身のこころ・人生の
究極の名医は「自分自身」

その究極の自分自身を作っていくのが
「心理療法」
(マインドフルネス仏式瞑想や・森田療法など)です。


最終的には、自分のこころの問題は、
自分の人生は、

自分自身で解決していくのが
本当のゴールではないでしょうか。


他者(医師など)や
物(薬など)を拠り所とするのではなく、

自分自身と法(心理療法・メンタルスキル)を
拠り所として生きていきます。

ストレス社会をスイスイと
朗らかに、楽しく生きていける
自分自身を作っていきます。




~「結論」~

薬に並行して、水面下で
「コツコツ心理療法も育てていくのを推奨」
・・・というのが、

今回のご相談に対する
お答えとさせていただきます。






「今回のまとめ・ポイント」


☆ 「病院(心療内科)は処置は出来ますが、
治すこと は出来ません


こういった認識に変えていきます。


・心の病、発症したての急性期~回復期は
薬の力で、危機的状況を緩和するのは非常に良策です。

・しかしその後の、回復期後期~維持期は、
薬物療法の限界点がみえてきます。
そこで心理療法を導入してみます。

↓(うつ病・各時期の詳しい説明)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-5.html



今回の本文中、図式の「①」

「人生・物事(五感情報・脳内情報)に対する
ストレス的なとらえ方」 を改善していきます。

それは心理療法(メンタルスキル)を修練し身につけ、
薬や病院に依存することなく、

自分の足で、力強く
人生を歩んで行けるようになるのが
本当のゴールかと思います。




* なお、今回の意見は、
あくまで一心理療法家の、一つの見解です。

世の中には
様々な専門家の、様々な意見があります。

自身が冷静に判断し、よいと思った意見を
ご参考にされるとよいかと思います。



それではお辛い状況が
改善に向かいますように。

お幸せでありますように。







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【2018/11/08 02:12】 | うつ病 「寛解(かんかい)ではなく克服」へ!
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