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マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
Q、
うちには引きこもりの子がいます。
12年くらい引きこもりが続いています。

私があれこれやってあげて、支えているのですが、
一向に問題は改善しません。

この子は何か心の病を
持っているのではないかと思います。

<長文につき中略>

私も肉体的・心理的に疲弊しておりまして、
若いころから患っていました
うつ・神経症が悪化しております。

どうすればいいのでしょうか?

何かアドバイスをいただけますと
ありがたく思います。
======================


A、

はい。今回はブログ記事という形で、
これをお答えとさせていただきます。
よろしくお願いいたします。



引きこもりと共依存

引きこもりにも様々なタイプがありますが、
今回は「共依存」になっているパターンについて
語ってまいります。


例えば、こんなケース。


・引きこもる側の深層心理:

家の人がいろいろやってくれるので、
特に頑張らなくても、今の楽な状態を続けていられる。


・援助する側の深層心理:

援助する側に心の闇があり、
自身の心の闇(トラウマ・コンプレックスなど)から目をそらしたいので、
他者に尽くす事で、そちらに意識が向くので、
自身の心の闇から都合よく目をそらす事ができる。


引きこもる側と援助?する側。

この両者の、深層心理に隠されたニーズが
完全に一致します。

この両者の不健全な「カプセル化」の事を
心理学では共依存といいます。




引きこもっている側にも問題がありますが、
このケースでは、もっと大きな問題は「援助する側」です。

====================

あなたが、あれこれやってあげている事が、
実は、相手の「自立」を阻害している。


相手のため!と思ってやっている事が、
実は相手の人生を、
破壊しているかもしれません。

====================

さらに、

~~~~~~~~~~~~~~~~

あなたが引きこもっている人に
尽くせば尽くすほど、
あなたの心の闇(病)は深くなる

~~~~~~~~~~~~~~~~

つまり、自他共に破壊しています。


まずこの2つに
「客観的気づき」を入れてみます。




かといって、ここまでカプセル化に
なってしまっていると、

抜け出せない、
また、現状を客観視できない状態に
なっていると思います。



ゆえに現実的な対策は、

専門家、第三者に入ってもらう事を
おすすめいたします。

例えば、自治体などに在籍する
各種ソーシャルワーカー。


特に長期間引きこもっている人が、
何らかの障害(発達障害・うつ病など)を
抱えている事もあります。

もしも、思い当たる事があれば、
医師に繋いでもらい、適切な診断を受け、
障害認定などを受けますと、

自治体・国による
バックアップ・サポートが受けられます。

すると金銭的・心理的・時間的余裕ができてきて、
「本当の問題」に向き合いやすくなります。


また、引きこもっている人の
今後(就労・社会復帰)に関しても、

そういった分野は
各種ソーシャルワーカーなどが専門です。



もう一つ。
心理カウンセラー(コーチ・心理療法家)についてもらう。

援助する側も(このケースではお母さん)
自身の心の問題(闇)に向き合います。


自身の心が健康でないと、
問題に腰を据え、向き合う事はできませんし、

もしかしたら、お母さんの、
うつ・神経症的ネガティブな心理・行動を

普段からお子さんが、
モロに影響を受けてしまっているかもしれません。


*こういったことは分かりづらく、
無意識的に影響を受けてしまっている事もあります。

ゆえに、客観的立場の
専門家のアドバイスを受けてみます。



=============
自身が幸福でないと、
他者を導くことはできません。
=============


まずお母さん(援助者)自身の
心の病を治していきます。

そして、心理療法を修練し、
どんな環境の中でも
幸福になる術を身につけていきます。

実は、それが
お子さんのためになると思います。

お母さんが精神的に病んでいますと、
お子さんも疲れてしまいます。



「自利 (即) 利他」

自分の幸福は即、
他者の幸福になっていく。


そんなマインドフルネス仏式瞑想の
スキルを身につけていきます。



心理学の視点から言いますと、
「情動感染」というものがあります。

身近にいる人の心が
伝染してしまうというものです。

*誤解の無いように。
これはウイルスなどの感染症ではありません。


前頭葉にミラーニューロンというものがあります。
これは別名「人マネ細胞」と言われております。

相手の心理・行動パターンを
「無意識的に」コピーしてしまう細胞です。

特にいつも身近にいる人は強烈です。


一つ屋根の下で生活していると
夫婦・親子・(時にネコやワンちゃんですらも)
「似てくる」というのは、こういった理由からです。

それはポジティブな事も
「ネガティブなことも」似てきます(情動感染)


ゆえにまず、お母さんが幸福になり、
身近な人たちに、
よい情動感染するよう心がけます。




最後に。

ずっとカプセル化していますと、
どんどん底なし沼にハマっていきます。

ずっと抜け出せなくなってしまいます。


” ポジティブな ” 恐怖感」を持つ。


この状態が向こう10年、20年続いてしまいますと、
あなた自身やお子さんの生活、人生はどうなってしまうか?

金銭的にも年齢的にも、
どんどん身動きが取れなくなってしまいます。

余計ひどい状況になっていきます。


早めに行動します。
早ければ早いほど、抜け出しやすくなります。


人生のどこかで一歩踏み出します。
それは「今」ではないでしょうか。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

*それでも一歩踏み出せない深層心理。
心理学の視点から、深く自己分析してみます。

深層心理の現状維持機能・コンフォートゾーンとは?
なぜ 「悪しき現状」 から抜け出せないのだろうか?

↓(1話、読み切り)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1411.html

もっとガッチリ学習したい方はこちら
↓(全12話、続きモノ)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-94.html


上記2リンクは、少し厳しい内容ですが、
これらを完全に学習・実践していきますと、

世界中のどんな心理療法でも治らなかったものが、
治っていきます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



================
変えられない事を
受け入れる落ち着きを

変えられる事を
変えていく勇気を

そしてその二つの事を
見分ける賢さを

(ニーバーの詩:祈りより)
================



「それは本当に
変えられない事なのだろうか?」


潜在意識の現状維持機能
(上記リンク参照)を外せば

「本当に変えられる事」がみえてきます。






「今回のポイント」


・第三者・専門家に入ってもらう。
(心理療法家や、自治体などに在籍する各種ソーシャルワーカーなど)


・カプセル化していますと
視野が狭くなりがちになります。

ゆえに一旦素直な心で、オープンな心で、
外部の風を入れます。
専門家の客観的アドバイスを入れます。


・現状の心理メカニズムを分析・熟知する。

・具体的に行動する→ 具体的な結果が出る。


・人生のどこかで一歩踏み出しませんと、
このケース、時間の経過と共に、
どんどん状況は悪くなっていくと思います。


一歩踏み出すのは「今」かと思います。







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【2018/09/05 10:04】 | ひきこもり
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