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マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
うつ病・神経症(不安症)に対する森田療法

~ 森田療法って、聞いたことはあるのですが、
実際 何をやるんですか?
 ~



森田療法を扱っている
心療内科・精神科、

またカウンセリングルームを
たまにみかけます。


森田療法を誤解されている方を
みかけますので

森田療法の「コンセプト」を
よく理解した上で受けてみてください。



一つ例を挙げます。


例えば、神経症(不安障害)を患う
奥さんがいたとします。

ある日、ご主人さんが
奥さんを連れてきて、

森田療法を扱う、
カウンセラーさんの前に座らせ、

「先生。うちの妻に
森田療法をお願いします!」

・・・と、ご主人さんは何か期待し、
ワクワクしている。。


~ このご主人さんに、話を聴いてみましたが
どうやら誤解されているようです ~


何かカウンセラーや精神科医が
「デヤー!!森田療法!!」・・・と、

技をかけたり、波動のようなものを出し、
たちまち奥さんを
治してくれるのではないか?

と、勘違いしているケースをみかけます。



いやいや。。
そうではなく・・(笑)



森田療法というものは・・

森田療法的な
生き方(哲学)・考え方・
モノのとらえ方を「学習」し、

それを日常生活の中に
活かしていく事により、

ストレス反応が緩み、
結果的に神経症やうつ病が
治っていくというものです。



これは当ブログで
よく語っておりますが、


「脳の病気」は
薬で治るかもしれませんが、

「こころの病」は、
化学薬品では治りません。
(当たり前のことですが)


====================
うつ病や神経症は
「脳の病気以前に、こころの病」です。



① こころ(思想哲学・人生のとらえ方など)が
病んでいますと、

② 日常でやたら
要らぬストレスを抱えるようになり、
人生 「生き辛さ」を抱えるようになる。

③ そんな毎日が続きますと、
日々ストレスホルモンが過剰に分泌されますので、
「慢性的ストレス脳」になり、


④ それがその人の脳の、
耐えうる閾値を超えますと
やがて「脳の病気」になり・・・


⑤ 人によってはうつ病、
人によっては神経症など。

その人の環境・生育歴などにより、
様々な形で「心の病」が現れます。

(謎の身体的症状など、
身体的トラブルを出す人もいます)

====================


昨今では
「うつ病 = 脳の病気」説が

あまりに誇大に
クローズアップされ、

「こころの病」を
偏った唯脳論・唯物論的に
とらえる傾向があります。


ゆえに現代精神医学では、
上記図式の④⑤に

薬物療法や、
小手先の脳科学的テクニックで
対応します。


それで仮に「脳の病気」は治っても、
肝心の「こころの病」は治っていませんので、

また行く先々の人生で、
慢性的ストレス脳になり、脳の病気になり、
うつ病・神経症は再発してしまいます。

--------------------------------------
これでは
根本解決にならないですよ。
--------------------------------------


この日本古来の
伝統心理療法である森田療法は、

上記図式「①」に対応し、
「こころの病」にアプローチし、
根治に導く方法論です。

こころの病が治っていけば、
自然に「脳の病気は治っていきます」


川上(①)を制すれば、
川下(②~⑤)は改善されていく

川上戦術ですね。


森田療法のコンセプトは
こんな感じです。



たしかに森田療法というものは、

イメージとして、
何か神秘のベールに包まれていて

世の人達は
「森田療法って聞いたことがありますが、
実際何をやるの?」と

疑問を抱いている人が
多いのではないかと思います。


簡単に言いますと、
森田療法は「森田(神経症)理論の学習」です。


A、
その森田理論を私達、心理カウンセラーが、
カウンセリング・コーチングを通してお伝えしたり、
(普通のカウンセリングとは違います)


B、
古典的なやり方では、
入院森田療法により、実際合宿(入院)生活を行い、
森田療法的生活を実践していきます。

(東京慈恵会
医科大学附属第三病院などが有名ですね)



現代ではBは、かなり少数派です。

忙しい社会人は、長期の日数、施設で暮らす事は
現実的ではありません。


ゆえに「A」の
カウンセリングの中で、森田療法の学習や、
生活の知恵をお伝えしていく方法が多いです。



「普通の心理カウンセリングと
どう違うの?」



はい。普通の心理カウンセリングは、
いわゆる傾聴のように、

カウンセラーが、フムフムと
ただ受け身で話を聴くだけのタイプが
多いかと思います。

いわばパッシブ(受動的)な
非指示型のカウンセリングですね。


対して、森田療法のカウンセリングは、
少し特殊なスタイルで、

心理学の世界では、
「アクティブ(能動的)カウンセリング」と
言われています。


ただ話を聴くだけで、
何も専門的な解決策を提示しない、
傾聴カウンセリングと違い、

*(もちろんそれ(ロジャーズ理論)も
一つのカウンセリング手法として、よいと思いますが)

まさに能動的に、
「専門的解決策」を提示していきます。


ただ、冒頭の例のように、
何か技をかけたり、波動を出したりして
「治す」事はしません。

そうではなく、
森田療法的な対応策、考え方などを
クライエントさんと共に考察し、

それが出来るようになるよう、
コーチングしていきます。
(メンタルスキルを身につけていきます)




「森田療法の問題点」


1、
例えば「あるがまま」「恐怖突入」
「自然に服従し、境遇に従順なれ」など。。

理論が抽象論すぎて、少しふわふわしていて
分かりにくい。


<解決策>

当カウンセリングでは、
そのつかみどころのない森田理論を

身体でマスターできるよう、
日常生活で具体的に使えるよう、

具体的な
「行動療法」とドッキング
させています。



*当プログラムの森田療法は、
源流の森田療法を
カスタムしたものを提供しております。

使えない(使いづらい)モリタではなく、
「実際、使えるモリタ」を提唱しております。




2、
森田療法の本は難解で分かりづらい。


<解決策>

当カウンセリングでは、
単なるカウンセリングで終わらず、

授業&対話形式で雑談を交えて、
なるべく分かりやすく、
森田理論を学習できるよう工夫しています。



3、
森田理論。それを日常で
使えるようになるにはどうすれば?

またやっても、
3日坊主で終わってしまいそうです。。


<解決策>


当プログラムでは、
日記療法(森田療法の方法の一つ)を提出していただき、

それを拝見させていただき、
毎回テーマ(症状)に沿った宿題を
オーダーメイドで作成し、
続けられるようコーチングしていきます。


こちらも、いろいろ方策は講じますが、
やはり最終的には「本人の意志」です。

本人が「絶対うつや神経症を克服したい!」
という強い意志が無いと、

世界中のどんな優れたノウハウも、
何の役にも立たないと思います。



ゆえに、そこまで本気で
治そうと思っていない方。

依頼心が強く、受け身の方は、
この森田療法は向かないと思います。

そういったタイプの方は、
よくありがちな、傾聴カウンセリングと
薬物療法の方がよいと思います。


しかし、気休め程度にしかならない
薬物療法や傾聴カウンセリングで
物足りなさ」を感じていた方は、

森田療法(アクティブカウンセリング)は
非常におすすめいたします。



以上が森田療法のコンセプトです。


最後におさらいですが、

何度も言いますが森田療法は、
「デヤー!!っと技をかけたり、
波動を出したりしません」


森田理論の学習、

そしてそれを、日常で、
神経症や鬱の諸症状が出た時、
使えるようになるためのコーチング。


さらに深めると、
その人の思想・哲学的バックボーンを
修正していく事により、

人生、日常で
要らぬストレスを抱えなくなります。


非常に地味な方法ですが、

これこそが「寛解」を超えた
「根治への究極の道」かと思います。


森田療法は日本古来の
伝統的心理療法ですが、

何でもかんでも「脳の病気!」と
唯脳論的に、
化学薬品で解決しようとする・・

「こころを忘れた」現代精神医療に対し、
核心的・革命的な方法論かと思います。


昨今、心理学の世界では、
森田療法が再注目されている理由は
ここかと思います。



私も若かりし頃、
うつ病&強迫神経症 患者時代、

抗うつ薬、抗不安薬を
「大量に処方され」飲んできました。


私もそうでしたが、
向精神薬を大量に飲んで

「治った(根治)」した人
どれだけいるんでしょうか?

実際、現実の話、
ほとんどの人が
治っていないでしょうに。


逆に言いますと、
私はそれがあったから

森田療法など心理療法に
真剣に打ち込み、
治してきたという経緯があります。

これは私の患者時代のお話ですが。



さて、現代心理学・現代精神医療は
大きな転換点を迎えていると思います。

「こころの問題」に対して
薬では解決しないということを

悟った人達の間で、

昨今「心理療法」が、
世界で注目されてきているのは、
必然の流れかもしれませんね。







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【2018/08/02 01:03】 | 神経症(不安障害) 「克服のヒント」
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