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マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
うつ病、発症~治っていくまでの
「各時期」(各段階)
について、

「元うつ病患者&現役心理カウンセラーの視点から」
まとめを書いていきます。


本論説により、うつ病、闘病生活に、
行き詰まりを感じておられる方々に

何かよいインスピレーションが生まれれば
筆者は幸いに思います。


*ノーマルな定型うつ病
(スタンダートなうつ病)モデルとなります。

*本ブログ、ページ数が膨大になってしまいましたので、
今までのおさらい的なお話になります。


それではよろしくお願いいたします。



Ⅰ、
「うつ病、急性期」



うつ病発症して間もない、どん底の時期。
この時期は、頭がフラフラし、意識が朦朧とします。

非常に危険なので、
まず病院(心療内科や精神科)の薬物療法で
一旦、立て直しを図ります。


この時期は、心理カウンセリングも
心理療法も不可能かと思いますので、

まず第一選択として
病院の薬物療法」を必ず行ってください。


まれに
「薬はダメ!」「薬は余計悪くなる!」
「私は薬に頼りません!」

・・・という方もみえますが、
それは認知の歪み
(モノのとらえ方の歪み)かもしれません。


その頭がフラフラ、
意識もうろう としている状態で、

カウンセリングや心理療法が
きちんと受けられないのではないでしょうか?

まず一旦、病院の薬物療法で
一時的にモチベーションを上げませんと、
どうしようもできません。



また、私は「自然療法しか行いません」
「病院には絶対行きません!」という方も、たまにみえますが、

科学的根拠のないオカルトに頼るのは、
危険なので止めた方がよいと思います。
(特に急性期は)

ハーブ・自然食品・フラワーの力で・・・などと、
急性期は、そういったレベルの問題ではありません。


*もし、自然療法など・・・
そういった類のものを、どうしても行いたい場合、
後述いたします、状態がかなり落ち着いた
安定期(維持期)に入ってから行いましょう。

ただしハーブなどは、
薬物療法と「飲み合わせが悪い場合」がありますので
必ず医師に相談の上、行ってください。



急性期は危険なので、
緊急避難的に、「必ず病院の薬物療法」を行ってください


周囲の方々も、危険なのは
見ていて分かると思います。

病院に行くよう、上手に促してください。

一人で無理そうな場合、
察してあげて同伴してあげてください。


この時期は、頑張らず、
「薬物療法と休息」が必要。




Ⅱ、
「回復期 前期 (亜急性期)」



病院の薬物療法を正確に行い、
数週間しますと(個人差あり)
ボチボチ薬が効いてきます。

とりあえず急性期の
危険な状態を脱します。


ですが、この時期は急性期同様、
「薬物療法と休養」に重点を置きます。

*無理にカウンセリングや心理療法は
やらない方がよいかと思います。


この時期も、頑張らず、
「薬物療法と休息」を心がけます。




Ⅲ、
「回復期 中~後期」

☆(この時期が一番重要)


薬物療法を続け数ヵ月。

だいぶ状態が安定してきます。
60~80%くらい回復してきた状態。


実は、この時期の過ごし方が一番大事。
この時期の過ごし方を誤ると、

うつ病が「長期化・難治化・慢性化」
しやすくなります。


この回復期後期からは、方策を転換し
ボチボチ無理のないように、

カウンセリング及び
「心理療法」の導入を検討します。
心理療法生活を始めます。


多くの病院は、ここを指導しませんが、
この回復期後期に「急性期のノリ」で、

頑張らず一日中寝ていますと、
うつ病がズルズルと
「長期化・難治化・慢性化」し、

社会復帰がどんどん困難になっていきます。


回復期後期は、
社会復帰の準備を始める時期。

社会復帰して、今後の人生で
ストレスイベントに遭遇しても、

病的なストレス反応しないよう、
そして、うつ病再発しないよう、
心理療法を修練していきます。


薬物療法だけの方法で、脳がハイテンションになり、
治ったと勘違いし、社会復帰しますと、

心の反応パターン自体は何も変わっていないので、
行く先々の人生で、また慢性的ストレス脳になり、
うつ病が再発してしまいます。


薬物療法で、モチベーションが上がりましたら、
心理療法を修練し「ストレス耐性」をつけていきます。

今後の人生で、
やたら過剰なストレス反応しないように。



この回復期後期は、薬物療法にプラスして
「心理療法」を導入する時期です。

この時期から、
考え方をチェンジします。


世間、マスコミの言うように、
「うつ病=なんでもかんでも頑張らない」ではなく、
(マスコミの言う事を鵜呑みにしないこと)

回復期後期からは
心理療法などを少し頑張ります

「頑張るところは頑張り、
頑張らないでよいところは頑張らない。
その分別作業をしていきます」





Ⅳ、
「維持期(あるいは慢性期)」



維持期は、ポジティブな表現。

心理療法生活が慣れてきて、
日常生活が変わってきて、楽になってきた。

薬物療法と心理療法で、
「まあまあな状態が維持」されている状態。


薬物療法  心理療法

のパワーバランスで、
着々と根治に向けて修練していきます。



慢性期はネガティブな表現。

これは回復期後期に、心理療法などを導入せず、
急性期のノリで「頑張らず」寝ていますと、

うつ病がズルズルと慢性状態になります。
こうなってしまうと、
治すのが非常に困難になってしまいます。




Ⅴ、
「寛解(かんかい)期」



この時期になりますと、
もう薬に頼らなくても「心理療法だけ」で行けそうな、
自信が出てきます。

医師と相談し、減薬→断薬に
持っていってもよいかと思います。
(ただし無理のないように)


この寛解状態は、
一見治ったか?のように見えますが、

まだまだ心の反応パターンは、
根本修正されておりません
ので、

この時期に「私は治った!」と余裕をかまし、

今までのようなパターンで社会復帰・
日常生活を送りますと、

またうつ病が再燃・再発し、
急性期に転落してしまいます。


日本の多くの精神科・心療内科は、

「うつ病→寛解」がゴールのように
錯覚しているところが多いですが、
(ゆえに半永久的に、薬を飲むよう勧めるところが多い)

寛解は、再発の危険性を大きく孕んだ
「ある意味危険な状態」です。

精神医学の進んだ欧米では、
寛解は、まだまだうつ病の一時期ととらえ、
寛解期」ととらえます。


この寛解期は、
薬物療法より「心理療法に重きを置きます」

この時期は、すでに社会復帰していると思いますが、
心理療法生活を「自己啓発・脳トレ・メンタルトレーニング」ととらえ、

自己修練の道を淡々と歩んでまいります。


やがて気が付けば、
以下の時期になっている事でしょう。

それは、再発の危険性を
大きく孕んだ「寛解」とは違う

「真のうつ病克服(根治)」

(以下Ⅵ期のリンク参照)





Ⅵ、
寛解ではない、
「根治(真のうつ病克服)」


↓(1、こんな感じになっていきます)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-1397.html

↓(2)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-27.html




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
例外としまして、

・例えば、子供のころからずっと、微妙なうつ状態が続く
気分変調症(気分変調性障害)」のようなパターン。

・非定型うつ病
・抑うつ神経症(いわゆる「新型うつ病」的なもの)

これらのケースは「Ⅲ、回復期後期」を参照します。
心理療法を導入してみます。


*ただ、気分変調症のようなケースも、
本当に辛い時は、
病院の薬物療法のサポートを受けてくださいね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


*上記Ⅰ~Ⅵは、
定型うつ病の基本的なケースです。

*今回の論説は、あくまで一意見です。
うつ病の各時期に関して、世の中には様々な論説がありますので、
自身が納得のいく論説を参考にしてみてください。





特に重要なのは、
上記のⅢ「回復期中~後期」

この時期の過ごし方が
今後の状態を左右します。


世間の誤った認識である
「うつ病=頑張らない」を鵜呑みにし、妄信し、

本当に何でもかんでも頑張らず、
何も手を打たなければ、

治るはずのうつ病が
「長期化・難治化・慢性化」してしまいます。


昨今の精神医学会も
うつ病が社会に認知され始めた時代に流行った概念、
(まだうつ病が、何かよく分からない「初期の頃」に流行った)


「うつ病=頑張らない説」が、
間違いであった事に気づき、

訂正し始めている流れです。


*以前、某人気TV番組(ホ〇〇でっ〇TV)で、
心理士の〇木先生もこれを仰っていましたね。



「うつ病=頑張らない」は、
「うつ病急性期~回復期前期」は正しいと思います。

しかし、それ以降の時期に、
「頑張らない」を鵜呑みにし、妄信し、

本当に何でもかんでも頑張らなかったら
余計悪化すると思います。

病気だけでなく、人生自体悪化すると思います。

*人生「ここぞ!」という時は、
頑張らなくてはいけない事もありますね。



もちろん「我慢して頑張りすぎ」も
よくないと思いますが、

心理療法を身につけ、
「頑張る事と、頑張らなくていいこと」を仕分け作業する
冷静な思考を身につけていった方が、


今後の人生
豊かになるのではないかと思います。






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【2018/03/29 01:24】 | うつ病    
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