私はもう何十年も、様々な名医(精神科医)や、
様々な有名なカウンセラーにかかりましたが、
誰も私の「こころの病」を治してくれません。
ここが最後の頼みの綱です。
さぁ。早く私を治してください。
A、
なるほど。何十年も
様々なところにかかったが、治らないのですね。
はい。分かりました。
それではあなたの「こころ」を
私の目の前に出して、ここに置いてください。
そうしましたら、トンカチや
ドライバーなどを使って治してさしあげます。
さぁ。早く私の前の このテーブルに、
「こころ」を出して置いてください。
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え!?こころ・・は
形が無いので出せませんよ??
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よくお分かりになられていますね。
そうです。
「こころ」は形が無いので出せません。
あなたは「心(精神)の病を治す」という事を
とらえ違いしているかと思います。
今回は、少し厳しいお話ですが、
ここをしっかりおさえておきますと、
今後治っていく道がハッキリしてきますので、
少々言葉厳しいですが、ご了承ください。
さて・・・目に見える病。
例えば外科的なものや、
腫瘍、おできなどの目に見える疾患、
あるいはウイルス性のものなどは、
病院へ行き、医師の前に座っていれば
勝手に治してくれます。
ある意味、他力本願でよいと思います。
しかし、目に見えない「こころの病」は
出せないので、他人に治す事は出来ません。
世界中のどんな優れたカウンセラー・精神科医も、
あなたを治す事はできません。
つまり「自分で治す」しか道は無いという事です。
外科的な病の治し方と、心の病を
混同しない方がよいかと思います。
すると治すための
「本当の道」が見えてきます。
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ちょっと待ってください!
自分で治すしか
道は無いっていいますと・・・
では心理カウンセラー・心理療法士は
何をしているのでしょうか?
何のためにいるのでしょうか?
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はい。ではあなたは、
自分で治す「専門的方法論」をご存知ですか?
仮に何かの情報で知っていたとしても、
「それを本当に独学で、正確に出来ますか?」
まず不可能かと思います。
私達、心理カウンセラー・コーチ・心理療法家は、
目に見えない心の病を「自分で治していく」
専門的(心理学的)方法論を伝授し、コーチし、
それが身に付くまで、一緒に伴走いたします。
それを行っていくに当たって、
つまづくであろうポイント、疑問点など
専門的視点からフォローし、
時に心理カウンセリングを入れ、
サポートしていきます。
ですが、その心理学的技術を使って治していくのは
あくまで「自分自身」です。
もちろん先ほどの話。
目に見えないこころを、このテーブルに置いてくだされば
治して差し上げますが、
形ない心を取り出す事は出来ませんので、
心理学的技術を使って、
自身の「こころ」を治していただきます。
「こころの病」を治す、
最終的かつ、究極の道かと思います。
*少し厳しいお話でしたが、どこに行っても治らなかった方が、
「本当の意味で治していくため」非常に大切なところです。
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なるほど。よくわかりました。
ですが精神科・心療内科で、
うつ病は「脳の病気」だから、
薬を飲んで治すと言われました。
こころは外的な力、
物理的な力(化学薬品)で
治るのではないですか?
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はい。その精神科医は、
薬の専門家・脳の専門家ではあるが、
「こころの専門家」 ではないようですね。
ちなみに、現実の話、
その化学薬品(抗うつ薬・抗不安薬)で、
根治しましたか?
「治っていない」のではないでしょうか?
私もかつて患者時代、
抗うつ薬・抗不安薬を何年も
「たらふく」飲んでいましたが、
(あの当時は、精神科は
異常なほど薬を出す時代でした)
化学薬品は、脳内の神経伝達物質の
分泌・流れを改善し、
一時的・人工的に脳をハイテンション
(あるいは鎮静)にするだけで、
その薬が切れれば元の木阿弥。
問題の根本解決には
至らないのではないでしょうか?
これは患者の皆様は、
「身をもって」感じているのではないかと思います。
ただ薬を完全否定しているわけではなく、
薬は現在の辛さを「一時的に散らす」効果は抜群です。
有効活用された方がよいかと思います。
ですが、薬物療法は
あくまで「一時的な対症療法」ですので、
根治に至ることは無いと思います。
薬物療法の理論ですと、
一生薬を飲み続けなければならない。
一生、心療内科・精神科に通い、
普通の薬より薬価の高い、
精神系の薬を「一生飲み続ける」
経済的デメリット、
また身体的デメリットを考慮してみましょう。
ただ何度も言いますが、
薬物療法は、現在の辛さを「一時的に」散らす効果、
「一時的に」モチベーションを上げる効果は抜群なので、
========================
薬物療法で現在の辛さを散らつつ・・
それに並行して、心理療法をコツコツ育てていく。
そして心理療法で
不動の自信がついてきましたら、
医師に相談し、徐々に減薬→断薬に持っていくのが
理想的かと思います。
========================
・薬物療法:
短期・即効性がありますし、ただ飲むだけなので
何の努力も要りません。
ただし「その場しのぎ、一時的な対症療法」
辛くなったら→ 薬で一時的に散らす・・
↓
「それを一生続けますか?」
・心理療法:
薬物療法のような即効性はありません。
(人によっては、即効性を示す時もある)
中・長期的努力が要りますが、
唯一の「根治療法」
↓
将来的には「精神科や薬に頼らなくても」
自分の足で、人生を歩んで行けるようになっていく道の方が
賢明ではないでしょうか。
薬物療法、心理療法。
それぞれの療法のメリットを活かし、
お互いの「いいとこ取り」の方法で
行っていくと楽かと思います。
~まとめ~
話がだいぶそれましたので、まとめますと、
1、
薬物療法と心理療法の「いいとこ取り」
お互いの療法のメリットを活かし、
薬物療法と心理療法を
並行して行っていく事を推奨いたします。
2、
目に見えない「こころの病」は、
他人には治せません。
世界中のどんな優れた精神科医、
カウンセラーにも治せません。
自分で治すしか道はありません。
そのための専門的な方法論が「心理療法」です。
3、
目に見えない「こころ(精神)の病」は、
目に見える外科的な病と、混同しないようにします。
外科的な病のように、誰かが便利にポンポンと、
治してくれるものではありません。
「治す」のとらえ方を変えると、
本当の意味で「治していく道」がみつかります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
本当の名医・名カウンセラーは
他人ではなく「あなた自身」です。
自分の「こころ」の
本当の主治医は他人ではなく、あなた自身。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ここに深く気付きますと、
円滑に「こころの病」が治っていきます。
私達、心理カウンセラーは、
「心理療法という生きるツール」をお渡しし、
根治に導く、水先案内人のようなものです。
心理療法は、生き辛さを抱えた人々が、
この世を朗らかに
生きていけるようになるツールです。
・・しかし、その「生きるツール」を使い
人生を歩んで行くのは、あくまで自分自身です。
他力本願的な「依存心・依頼心」を捨てますと、
本当の「治すための道」がみつかるかと思います。
自灯明 法灯明
(じとうみょう ほうとうみょう)
自分のこころの
最高の主治医は、他人ではなく「自分自身」
そのための(自分の力で治していくための)
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