マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
先日、ある心理学の
専門書を読んでいましたら、

ある専門家が、統計的には
「うつ病は女性の方が多い」と仰っておりました。


確かに統計的な一般論ですと、
うつ病は女性の方が
多いというデータが出ています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*2014年:厚生労働省「患者調査」
111.6万人(うつ病・双極性障害)

割合的には、
女性うつ病患者は男性より「1.67倍」多い。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


しかし、ああいった統計データは、
「あくまで患者数(診断を受けた人)」です。

私は元うつ病患者、
男性代表(笑)として言いますと、

男性は「サムライ」が多いと思います。


何が言いたいかといいますと、
男性は独特のプライドがあり、

明かにうつ病なのに、
「認めない人」が女性より多いと思います。


女性は男性より柔軟で、
素直に自分がうつ病と認めて

医療機関やカウンセリングに行くのに
男性よりは「抵抗が無い」と思います。


特に男性は、自分が精神科に行くなんて
絶対認められない人が
多いのではないでしょうか?

*もちろん全部が全部ではありませんが、
そういった傾向が多いと思います。


私も若い頃、うつ病患者時代、
限界まで踏ん張りました。

精神科の門をくぐるのに
非常に時間がかかりました。

初回は保険証を握りしめて、
精神科の入り口で立ち止まり、
一度引き返しました(笑)



俗世間の
現場の視点で言いますと、

意地を張る
男性のサムライを入れますと

男性のうつ病は、統計の数値より
はるかに多いのではないかと思います。


そういった限界まで我慢している
潜伏」患者数、

あるいはうつ病なのに
病院に行かない人を入れると

(統計データは
出しようがありませんが)

男性うつ病患者の数は、
圧倒するのではないかと思います。


私がこの心理業界に入る前、
会社勤めしていた時も、

そういった明らかにうつ病なのに
認めないタイプは圧倒的に
男性の方が多かったです。



また心理的に言いましても
女性(脳)は自分の感情を
誰かと話したりして共有できますが、

男性(脳)はそれが
出来ない傾向にあると思います。

*もちろん何度も言いますが、
全部が全部ではありませんが、
そういった傾向があると思います。


女性は自然に辛さを認めて
誰かに打ち明けられる事が多いですが、

男性は不器用なケースが多く、
困難を極めます。


明らかにうつ病なのに

鬱の辛さを腹に溜め込み、
我慢している男性うつ病患者。


「自分が心の病だと認められない
多くの男性うつ病患者」を入れますと、

男性の方がうつ病患者は
多いような・・気がします。


*統計調査では近年、
「女性6:男性4」の割合が、

徐々に「5:5」に近づいてきていると
言われております。

(私見ですが、そのうち
数は逆転すると思います)



当心理相談所は、医療機関ではなく、
「相談業務」の枠組みで行っております。

ゆえに、精神科に比べて
敷居が低いと思います。

いらっしゃる方は、どちらかと言うと
男性が(こっそり)
来談されるケースが多いです。


ただ、困った事があります。

どうみても、うつ病の急性期、
もしくは「それに準ずる精神状態」の方。


そういった方は
一旦薬物療法で冷静にならないと、
心理療法はできません。

その旨を伝え、
精神科・心療内科に受診していただくよう
説明しても、

このコラムに書いてある理由で
断固、病院に行かない方もみえます。


そういった方は、
当ブログやメルマガ学習を促し、

うつ病の理論を理解していただき、
なんとか病院に行っていただくのですが、

急がば回れです。
一旦薬物療法で精神状態を立て直し、

それから心理療法を行っていった方が
抜群に身に付きます。


そして病院へ行かれて、
よくこんな感想を持たれる方がいます。

1、「薬物療法を誤解していました。
もっと早くやればよかった」・・・と。


またこんな事を言われる方も多いです。

2、「当心理相談所で言われた通り、
一旦、薬物療法で落ち着きを取り戻し、
マインドフルネスや森田療法にトライしたら
抜群に早く身についた」・・・と。

*(1・2は実際いただいた感想です)



今回のお話。

意地を張るサムライ男子の
心の声は、今回のコラムのような
感じかと思います。

(サムライ女子もいますが)


ですがまず、
自分がうつ病だと認めないと

薬物療法も
心理療法も出来ないですし、

精神科医も心理カウンセラーも
アプローチできなくて困ってしまいます。


うつ病は全然
恥ずかしい事ではありません。


当プログラムで、うつ病を克服された方々は
こう言われる方が多いです。

「うつ病やってよかった。
人生の有意義な回り道だった」・・・と。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~
え!?うつ病の何がいいんですか!?
こんなに最悪なのに!!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

はい。直近で観ますと、
うつ病は辛く最悪です。


ですが、人生全体で俯瞰すると、
うつ病やったからこそ、
めちゃくちゃな生き方が軌道修正され、

新しい楽な生き方(モノのとらえ方・心のパターン)」が
身に付きます。


いや。うつ病 「”やった方が”」
人生のアップグレード・バージョンアップされ、
抜群に生きやすくなります。

うつ病をやって克服された方々は、
思想家・哲学者のように、
人間が深い方が多いと思います。

皆様の人生でも、そういった方に
遭遇した方はいるのではないかと思います。



さて、
うつ病というものは、

〇年〇月〇時〇分から
うつ病になりました・・というものではなく、
(それはあくまで「事務的な」診断です)

心理学では「病前気質(性格)
というものがあって、

うつ病になる前から、
何かしらの「生き辛さ」を抱えていた方が
多いと思います。


====================
それを「自覚」している方は、
まだ大丈夫
ですが、
全く自覚できていない方もみえます

いいや。私はうつ病になる前までは
楽しく生きていました!
」・・・と。
====================


前回のコラムの続きですが、
心理学の見解では、

人間には「意識レベル」の事と
「無意識(深層心理)レベル」の事があります。
意識、無意識

意識レベルでは
「楽しく生きていました」



・・・でも
無意識(深層心理)では、

実は苦しさ・生き辛さを、
押し込め「封印」して

強引に見て見ぬフリ
している方がみえます。

(このケースは無意識的な心理防衛で、
”本人も気づいていない”)

意識、無意識2


心理学では
人間の意識と無意識は
裏腹なこと」もあります。



その「ひずみ」が、今回
うつ病という「サイン」になって現れました。
意識、無意識3

うつ病をはじめ
心の病というものは

無意識(深層心理)からの
SOSなんですね。


うつ病発症まで、
(無自覚で)無意識下に

コツコツ押し込め
「見て見ぬフリ」していたもの。


自身の潜在意識が
今まで「何をやっていたか」

まず「気づくこと」から始まります。

心理学では
無意識の意識化」といいます。



そして心理療法では、
こんな事をしていきます。

====================
A、「治し

その潜在意識下に無自覚で
「押し込め封印」していたもの。

今までの人生で溜め込んできたもの。
それらのお掃除をします。


B、「予防・再発防止

さらに潜在意識下に(無自覚で)
押し込め封印する
心のパターンを修正します。
====================


~~~~~~~~~~~~~~~~~~
このA&Bは「薬物療法ではできません」
心理療法のみが可能な領域です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ただ薬物療法は、
発症したての混乱状態、
ひどい精神状態を回避するために「必須」

薬物療法により、
一旦平静な精神状態にならないと、

心理療法・今後の人生を朗らかに生きていく
新しいメンタルスキルは身に付きません。

ひどい精神状態で
心理療法を行っても失敗します。


したがって
薬物療法で現在の辛さを散らしつつ・・・
とりあえず落ち着きを取り戻しましたら、

心理療法も導入し、
薬物療法と並行し行い
根治に向けた作業をしていきます。


そして心理療法生活を続け、
しばらくしますと、

=================
自分の人生全体の中で
「うつ病の意味」 に気付き始めます。

自分の人生の中で
「うつ病とは何だったのか?」・・・と。

=================


今まで13年間、心理療法の現場で
クライエントさん達を観てきて、

そのあたりから、ボチボチ抗うつ薬を
手放しはじめる方が
多いのではないかと思います。



最後にもう一度。

うつ病やってよかったかも。
うつ病は恥ずかしい病気ではない。

うつ病は、人生の中で
「とても大切な時期」





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【2017/06/15 02:00】 | うつ病
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