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マインドフルネス仏式瞑想・森田療法を使った「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング) 
『 森田療法 』

神経症(不安症)が楽になる生き方
~気分本位ではなく「目的本位」~




本題に入る前に
森田療法って何?



森田療法は
森田正馬(もりたまさたけ)先生が
(1874-1938)
*ですが先生は自分の事を
「しょうま」と呼んでいたようです。

大正時代~昭和初期に創始した、
日本に古くからある心理療法です。



心理療法・・と聞くと
西洋からやってきたものが多い中、

珍しい、メイドインジャパンの
伝統的な心理療法です。


西洋にはない、
東洋的な視点と方法論で

うつや神経症(不安症)に
アプローチしていきます。


西洋的な方法論で
しっくりこなかった方々は、

私達東洋、
日本の心理療法の方が

しっくりくるケースも
あるかと思います。


私も昔、うつ・神経症
(強迫性障害)患者だったころ、

どうも・・西洋文化圏の考え方と方法論は
しっくりきませんでした。

奥ゆかしい日本人には、
アメリカンなノリと考え方は、

受け入れがたい人もいるかと思います。


*最近の心理学の世界では
この東洋で生まれた森田療法は、

実は世界の心理学界で
注目されてきつつあるんですよ。






さて、森田療法は、


主に神経症(不安障害)に対して
行われるものですが、
うつ病にも適応されることもあります。


昔は入院、寮生活などが基本で、
ハードルが高かったのですが、

近年では森田療法は
かなりマイルドになり

普通の心理カウンセリングのように受けられ、
かなり敷居が低くなりました。
現代風に様変わりしております。


*ちなみに、当心理相談所では、
メールやスカイプアプリ など導入し、

森田療法を IT化させております。




日本古来からある
様々な心理療法は

時代の流れに淘汰されたものが
多いのですが、

森田療法が21世紀まで残ったのは、
それなりの効果が実証されてるからです。


また昨今、心理学の世界で
ブームとなっております、

マインドフルネス」と
「森田療法」は非常に相性が良い。

当カウンセリングでは、
2004年くらいから

森田療法とマインドフルネスを
融合させております。





~森田療法はこんな世界観~


一つ例を挙げますと、

気分本位ではなく目的本位
という思想。


例えば、うつや神経症の方は
事を起こす前に

「面倒くさいなぁ・・」「ダルい・・ヤル気がしない」
「人前であがったらどうしよう。怖い・・」など

気分本位に考え、ネガティブになり
行動が出来なくなるという
典型的なパターン(悪循環)があります。


もちろん、このようなものは
誰しもあるものなんですが、

うつや神経症の方は
「日常生活に支障をきたすレベル」
です。


そして不快な気分や感情を
どうにかしようとすればするほど

さらに「とらわれ」ネガティブになり、
観念にがんじがらめにされ、
ますます状態は悪化していきます。

これを「精神交互作用」といいます。


~~~~~~~~~~~~~~~~~
不快な想念・気分・感情を
「排除」しようとすればするほど、
余計それは強くなる。

はからえば、はからうほど
はからいは強くなる。

(森田療法のことば)
~~~~~~~~~~~~~~~~~

例:
・眠れない時、眠ろう眠ろうとすればするほど、
余計眠れなくなる。

・緊張時、緊張しないように!と、
はからえばはからうほど、余計それに「とらわれ」
緊張が強くなってしまう。

・「きれいに歩こう」と、とらわれると、
かえって歩き方がおかしくなる。



森田療法では、

不安、不快な気分のままで良いので、
気分を操作しようとせず、

スッと行動に移すよう促すのが、
この療法の特徴です。


物事は案外やってみると、
何でもなかったりすることが多いですね。

気分や感情は
一旦横に置いといて「目的本位」




不安があるならば
不安のまま

不快な気分があるならば
不快のまま

今うつ気分ならば、
うつ気分のまま

そのまま、あるがまま
スッと行動に移します。



雨の日は雨のまま
晴れの日は晴れのまま

うつの日はうつのまま

日日是好日
鬱々是好日



森田療法では、こういった生き方を
身につけていきます。

生きづらさを抱えた、うつ・神経症傾向の方々が
この世を朗らかに生きる技です。



ただ、
こういった話を聞いて、

アタマのリクツで理解して、
いざ出来ますでしょうか?

できませんよね・・


・・ゆえに、
当カウンセリングでは、

森田療法の考え方に
「行動療法」をドッキングさせ、

「では、具体的に
どうすればいいのか?」に

焦点を当てた方法論を
お稽古していきます。


心理技術(メンタルスキル)を
身につけていきます。






~さいごに~

「不安」は生きる上で必要
不安の見方・とらえ方を変えます



たとえば、

不安の全く無い人→ 地雷原を100mダッシュするようなもの
不安がある人→ 地雷原を地雷探知機を使って慎重に進む人


突っ込むだけの人は、
一見カッコよく、
勇敢にみえますが必ず爆死します。


これのことを古事では
「匹夫の勇(ひっぷのゆう)」といいます。

愚か者ほど
「変な勇敢さ」があるという事です。


逆に適度に「恐れ」を知っている人は
本当は強い人・智慧のある人なんです。



適度な不安は
むしろあった方がよいです。

不安が無い人の行動は粗雑で、
トラブルに巻き込まれる事が
多いかと思います。

本人だけの被害ならよいのですが、
周りも巻き込まれます。非常に迷惑です。
(職場でも、こういった人たまにいますね)



不安→「人生の地雷探知機」のように、

肯定的にとらえてみると
良いかもしれませんね。


そして不安を
どうにかしようとするのではなく

不安はあっていい
不安はあるがまま

不安を友とし

それと共に
行動に移します。




一例を挙げましたが、
こんな感じが森田療法の世界観です。


森田療法的生活をしていきますと、

いつしか長年困っていた、
うつや神経症は
無害なものとなっていきます。


やがて抗うつ薬・抗不安薬も
要らなくなってくる事でしょう。







【2010/09/25 07:11】 | 神経症(不安障害) 「克服のヒント」
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