マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
森田療法とマインドフルネス
~改良版・日記療法~



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Q、
プログラム終了後、
5週目からの特殊な日記療法(日記指導)
これは何のために行うのですか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~


A、
はい。森田療法では日記療法というものが
パッケージされております。

もちろん当プログラムにも
導入されております。

ただし、古典的な森田療法の日記療法は、
改善の余地が多々あるかと思いますので、
当プログラムでは「改良版」日記療法を行います。



オックスフォード大学の研究で
セロトニンの遺伝子的な研究が
行われております。

先天的に持って生まれる
セロトニン運搬遺伝子。
LL型。SS型。SL型があります。

*LL型=セロトニンがよく出る。
SS・SL型=セロトニンがあまり出ない。


注意プローブテスト
(認知バイアステスト)を行います。

例えば、パッパッと瞬間的に連続して
ネガティブな画像。
ポジティブな画像が出た時、

どちらに注意が向くかテストしてみますと、


・LL型の人は、
ポジティブな画像に注意が向きやすい。

・SS・SL型の人は
悲観的なネガティブな画像に
注意が向きやすい事が分かりました。


ここで話が終わってしまいますと、
絶望的なお話で終わってしまいます。

===================
え!?やはりうつ病や神経症は
遺伝的なもので
どうしようもないんですか!?
何をやっても無駄なのですか!?・・・と。
===================


いいえ。違います。
さらに研究の続きがあります。


その後、SS・SL型遺伝子の人達を
心理療法(さきほどの注意プローブテストなど)を使い、

悲観的・ネガティブな画像に
注意が向きがちな方を・・

悲観的な画像を「わざと見えにくくして
半ば強制的に
楽観的・ポジティブな画像に意識が向くよう誘導。


その後、悲観的なものばかりに
注意が向く人たちが

楽観的なものに注意が向くよう
変わっていったという結果が出ました。


長くなるので
概要だけお話しいたしましたが、

この研究は
何が言いたかったかといいますと、

持って生まれた遺伝子で
人生が決まるわけではない。

その後の「後天的な学習・訓練」により、
遺伝子の働きを
変える事が出来るという結論です。


その逆もしかり。
いくらLL型の遺伝子を持っていても、

後天的な学習が、
悪い人ばかりと群れていたりして、
悲観的・ネガティブ学習ばかりしていますと、

うつ・神経症的な悲観脳に
変わることもありえます。


冒頭の質問の、
私のところの心理プログラムは

オックスフォード大学で行った
注意プローブテストの「日記版」


少しでも「出来たこと・進歩した事・
感謝した事・周りからしてもらったこと」などを

作業的に淡々と、
日記に書きだしてもらいます。


それについて、私とメールにて
専門的な視点から
ディスカッションしていきます。


===============
・・・ただ、
ここで終わりますと「まだ浅い」
===============


森田療法・マインドフルネス仏式瞑想、
仏教心理学は、
もっと深くアプローチしていきます。

ここが現代心理学との違いです。

2500年の伝統に裏打ちされた、
仏教の智慧に入っていきます。


それは、楽観脳・ポジティブな事に
注意が向くようになりました。

はい。それでおしまいでは・・・
「かりそめの楽観主義」では、

人生の荒波を乗り越えていく事が
できないと思います。

お釈迦様いわく、
この世は「一切皆苦」「四苦八苦」
現実的に苦が多いのが事実・現実です。


① 当プログラム初期のステップで、
楽観脳を育てました。

今までの人生で観えていなかった
楽観・ポジティブな事も
正しく観る事が出来るようになりました。

それらに対し「穏やかで平静な心で」
観察できるようになりました。


② はい。次はその
「般若」(パンニャ:智慧)の眼で

今までの人生ずっとやってきた
悲観的・ネガティブ・不安な面に

あえて注意を向け直してみます。


トレーニングで行ってきた、
「穏やかで平静な心で」

ネガティブなものにも
スッと優しく意識を向けてみます。


するといかかでしょうか?

今までの人生、それら悲観的なものに
意識を向けた途端!

すぐに
「思考のグルグルモード、うつ地獄モード」に
巻き込まれていたのが

巻き込まれにくくなります


悲観的なもの・
ネガティブな思考が出てきても

「穏やかで平静な心で」
関わることが出来るようになります。


*いきなり②に入りますと、
必ず失敗し、うつ・ネガティブ思考が深くなります。

物事には順番があります
必ず①のステップを専門家と一緒に
数ヵ月行ってから②に入ります。



================
はい。ここでおしまい・・・ですと
「まだまだ・・詰めが甘い」です。

仏教心理学は
さらに「とどめ」を刺します。
================


今までの人生出来なかった

楽観的・ポジティブなものや思考に
意識を向ける事が出来るようになりました。

それに対し、穏やかで平静な心で
関わることが出来るようになりました。


数ヵ月専門的トレーニングをし、次に・・

悲観的・ネガティブなものや思考にも
穏やかで平静な心で
関わることが出来るようになりました。


そこまでクリアできるようになりましたら、
仏教心理学は「最終ステップ」に誘導します。

次は「中道」(ちゅうどう)


楽観・悲観を平静な心で
観察できるようになりましたら、

楽観・悲観にも「とらわれず」
どちらも平等(平等性智)

~~~~~~~~~~~~~~~
この「中道」こそが森田療法で言う
「あるがまま」です。

~~~~~~~~~~~~~~~


森田療法で挫折した方々は
この「あるがまま」で
つまづく方が多いのではないでしょうか?

「あるがまま」は
あまりに抽象概念すぎて
どうすればいいか分からない・・

当プログラムでは、この問題に対し
行動療法を導入し、
「具体的技術」をお稽古していきます。



私がこのプログラムを作った
いきさつは

心理カウンセラーとして、
心理・脳科学的見解と、

かつて私の患者時代、
長年のうつ・強迫性障害、回復プロセスを
研究し作りました。


また仏教もモデルにしました。

仏典ではお釈迦様は最初
王子様の生活で、毎日楽しんで暮らしました。

毎日、お祭り騒ぎで楽観的すぎる
何不自由ない生活。

・・・でもなぜ、心が不安定なんだろう。
「あぁ。毎日が虚しい・・・」

お釈迦様は現代で言う
抑うつ神経症・気分変調症になりました。


そこでこの楽観的な生活を抜け出し
お城から家出してしまい、
苦行の道に入りました。

ひどい苦行・死ぬ寸前まで
苦行をやり抜いた結果、

苦行にも悟りは無い。
意味はないという事を悟りました。


楽にも苦にも真実は無いと察し、
楽や苦を離れた「中道」を発見し

新たな瞑想法を作り
悟りに達しました。


当プログラムの内容は
仏教思想の「中道」を
モチーフに作られております。



さて、現実的なお話に戻します。

楽観脳はよいのですが、
そればかりに「とらわれ」ますと

脳天気な
ペラペラの人になりがちです。


人生は、いやがおうでも
やはり・・ネガティブイベントは
「現実問題」やってきます。

*例:
生・老・病・死の根本苦。
愛別離苦(愛するものといつか別れる苦しみ。必ずやってきます。とても辛い)
怨憎会苦(イヤな人に遭遇する苦しみ)
求不得苦(有形・無形の求めても得られない苦しみ)
五蘊盛苦(本能的欲望が燃え盛る苦しみ)

この8つの苦しみを
仏教心理学では「四苦八苦」といいます。


特に近しい人が
亡くなった時は悲しいです。

こんな時に、あまりに楽観的すぎて
ヘラヘラしている人は、

うつ病にはならないかもしれませんが、
人間性が疑われます。


ですがこの悲しみに
上手に関われないと

うつ病になってしまったり、
後追い自殺する人もいます。


悲しみを打ち消さなくていい。
悲しいんだからしょうがない。

ですがこの人生の悲しみに
「上手に関わっていく技術」が
森田療法やマインドフルネス仏式瞑想です。



~~~~~~~~~~~~~~~~
え・・ちょっと今回のお話
分かりません。

楽観・悲観にとらわれない人は
感情の無いロボットなのでは?
~~~~~~~~~~~~~~~~


いいえ。違います。
楽観・悲観に「執着」しない人は

ただ「純粋に悲しむ」
ただ「純粋に楽しむ」

これが森田療法の
「あるがまま」中道です。


*純粋な悲しみ・愛する子猫とのお別れ。
手話で人間と会話ができるゴリラ。ココちゃんの動画。
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-entry-969.html


逆に楽観・悲観に
エゴ(我)で執着する人は

「一クセある・腹に一物ある悲しみ」
「一クセある・腹に一物ある楽しみ」になり、

これがさらなる人生の苦しみ、
人間関係などのトラブルをもたらします。



ただ、私達は
山でカスミを食べて生きている
仙人や修行僧ではありません。

普通の社会人です。
完璧な無我や悟りは不可能です。

心理療法・瞑想も
「少しずつ」やっていけばよいですよ。


*ただしプログラムの6週間は
基礎的な脳回路を作るために、一気に行いますが、

6週間後は自分のペースで
ボチボチ行っていってください。


冒頭のオックスフォードの研究の
教授も仰っておりますが

心と脳は変える事が出来ますが、

今まで長年刻み込んできた、
脳のパターンは
そんなにすぐには変わらないので、
「とにかく続けること」です。


SS・SL型遺伝子をもって
生まれてきても

後天的な学習・訓練により
人は、いくらでも変わることはできます。


============
人生は変える事ができる
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ですが、一歩踏み出さないと
何も変わりません。




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【2017/03/07 06:33】 | うつ病と 「脳について」
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