マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
不安常住


うつでだるくてもいい
不安があってもいい

人間だからしょうがない。


ですが、だるいがまま
神経症で不安なまま

あるがまま


それを払いのけようとせず

マインドフルネス仏式瞑想を使い
淡々と歩いていきます。


心の雨が降るがまま
雨の中を歩いていきます。



「雨のち曇りでまた晴れる」

世のよくありがちな
ポジティブシンキングの自己啓発は、
ここで終わりがちかと思います。

いつか晴れるから
乗り切ろう・・・と。


しかし、森田療法や禅・
マインドフルネス仏式瞑想のとらえ方は
続きがあります。

もっと大きな視点、
大きなスパンで俯瞰します。


雨のち曇りで
また晴れるのだけど・・・

・・・「またいつか雨が降る


*またいつか雨が降ると分かっていて
雨が降ったら「想定内」ですので
「あ・やってきたか」と、

病気になるほどの
精神的ダメージはありません。



ですが、それもまた晴れる・・
その繰り返し

気分も気象と同じ

諸行無常の流れの中で。



心の中に

雨が降ったら
ただ傘をさして
雨の中を

雨が止んだら
ただ傘を閉じて
晴れの中を

ひょうひょうと
歩いていきます。


自然に服従し、
境遇に従順なれ

(森田療法のことば)


最初は大変ですが
瞑想生活に慣れてきて

自我(わたし)を放かし
自然法則にゆだねきった時、
〇〇〇・・・です。

円相.1
(禅画)



・・・そして、それすらも
食うてしまいます

円相
(これ食ふて茶のめ)



心の病が治るって
極めてシンプルなことかもしれませんね。




シンプルって?


①シンプル

②複雑な理論や技を経て

③シンプルに至るのが
本当のシンプルです。


①は単なる無知のシンプルです。
③は智慧のシンプル。

これは心の病・瞑想だけでなく、

芸術・芸能などの世界でも
同じかと思います。


禅画・水墨画・古典芸能などの
シンプルな美しさは

③のシンプル。



==========================


心の病が「治る」とは?

ICD・DSM的(診断基準)に言いますと、
その特性を持っていて

それが社会生活に
支障をきたしていれば「病気」です。


逆に言いますと、
そういった特性を持っていて

社会生活に支障をきたしていなければ
それは病気ではなく個性です。


診断基準に書いてあることは
「誰しも当てはまるような事」が書いてあります。

それでは世界の人達、ほとんどが
「精神疾患」になってしまいます。

精神の病気かそうでないかは
「社会生活に支障をきたしているか」です。


*ただし本人に病識が無くても、
例えば、落ちている石をパンと間違え食べてしまう。
突然、人に襲い掛かる・・・なども
「社会生活に支障をきたしている」の範疇に入ります。



さて、森田療法の
「神経症のまま神経症が治る」
という思想は

神経症的な特性があるが、
心理療法により、

その特性が社会生活を送るに
何ら支障が無くなった状態です。
つまり「個性」になった。


心の病が治るという事に
誤った幻想」を
抱いている方が多いかと思います。

不安も億劫さも「完璧になくなり」
スーパーマンになることが
治る事ではありません。


不安が全く無く、毎日「異常な気分爽快」
躁病(そうびょう)」という重篤な精神疾患です。

うつ病より危険です。
本人に病識が無いケースの場合、
何をするか分かりません。
(場合によっては入院が必要)


不安も億劫さも完璧に無く、
毎日、異常な気分爽快は「病気」ですので
ここを認知しておいてください。

毎日気分絶頂の躁病になることが
治る事ではありません。


多少の鬱や
多少の不安は必要です。
それは人生を豊かにします。




「不安常住」
(森田療法のことば)

人間として、生物として
不安や億劫さが「あるがまま」

普通に生きる事が治ること


十牛図10
(当ブログカテゴリー・十牛図より:聖なる凡人)


「治る」とは

毎日絶好調の
スーパーマンになる事ではなく

「凡人」になることです



・・・で、治った世界とは?
本コラムの冒頭に戻ります。




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【2017/02/28 17:05】 | 神経症(不安障害) 「克服のヒント」
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