マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
「惺惺著」(せいせいじゃく:禅のことば)
~目を覚ます~


*今回は私自身、
昔の患者時代、体験記も書いていきます。
そしてどう回復していったか。


================
Q、
瞑想をやっていても治りません。
上達しません。
どうすればよいでしょうか?
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読者・受講生の方の
ご質問についてお答えいたします。

少し厳しい論説ですが、
とても大切なお話です。

それではよろしくお願いいたします。



さて、この仏教の瞑想。
マインドフルネス仏式瞑想は

人生観を根底からひっくり返し
根治」する道です。

「”劇薬”」に近いものです。


アドラー先生の心理学も
「劇薬」と言われていますが、

本物のマインドフルネス
(アメリカ式ではない)は
「もっと劇薬」です。


ゆえに一般的な、
様々な心理療法・カウンセリングを行っても
ダメだった方々がよくいらっしゃいます。

ノーマルな心理学・心理療法で
治らない人達の最後の砦かと思います。



以下のような人は
向かないと思います。

・意識
「治したいです!」

意識、無意識

・深層心理(無意識)

「いや。実は、私の深層心理
根治は望んでいない。
今の不幸な自分もまんざらではない。
面倒くさいから、
案外このままでよかったりする・・
実は本気で変わろうとする気持ちは無い」


人間の意識と無意識
(本人も意識していない深層心理)は
まれに裏腹な事があります

意識と無意識の歯車が噛み合っていないと
車は前に進みません。


分かりやすく言いますと、

車の右の車輪は「前に回転」
左の車輪は「後ろに回転」・・・

・・すると車は、その場所を
グルグル回ってしまい進みません。


このたとえのように、
意識と無意識が同じ方向を向いて

初めてダイナミックに前進し
変わってきます。



~「深層心理では本気で努力してまで
変わるつもりはない」~

別にそれは否定しません。

どんな風に生きようが
どんな信念・思想をもって生きようが
本人の自由です。


ですがこういった人は
世の中の話を聴いておしまい、
気休め程度の

いわゆる傾聴カウンセリング
(ロジャーズ理論)や、

薬物療法をずっと続けているのも
よいかと思いますし
そちらの方が楽だと思います。


ロジャーズ系(傾聴)カウンセリングは、

ずっと「あなたはあなたでいいのよ・・」と
言ってくれますから楽かと思います。


*しかし、それは潜在意識的に言いますと、
潜在意識の現状維持機能」を
強化してしまうだけで
余計問題は、こじれてしまうと思いますが。

(ダメダメな自分でいようとする??
潜在意識の現状維持機能とは)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-94.html



西洋系の心理療法でよくある
自我を強化する、もしくは
「あなたはあなたでいいのよ・・」と

その理論の限界を知り、
それで治らない事を
「真に悟るまで」の道程として、

そういった心理療法やカウンセリングを
続けていてもいいと思います。


それらの理論で本当に行き詰って、
今までの人生。
自分の思想や生き方で

「幸せにならなかった」
「心の平安は無かった」

・・・と、
真に「潔く降参」した時に


この瞑想が、まるで
ティッシュが水を吸収するように
あっという間に吸収できます。

この仏教瞑想の真意。
「瞑想技法に込められた本当のメッセージ」が
顕わになってきます。


「人生真に降参」しませんと、

この瞑想をしても、ただ退屈なだけで
意味が分からず終わってしまいます。

ずっと坐っているだけでは
拷問に近いだけですので
初めからやらない方がよいかと思います。

貴重な時間が無駄になります。


私も当ブログ内で語っておりますが、
人生の前半は、
相当危険な生き方をしてきました。

10~20代のころ、そんなめちゃくちゃな生き方で
限界が来て、ストレスフルな毎日で


慢性的ストレス脳から

大うつ病性障害になり
(子供のころから軽微な鬱と、
強迫性障害がありましたが)

廃人のようになりました。


鉛のような重い体で
はいずって(鉛様麻痺)

様々な西洋系心理療法や、
傾聴カウンセリングなどを受け、


病院のカウンセリングでは、
毎度のようにフムフム話を聴くだけです。

「あなたはあなたでいいのよ」
「お気持ちをお聴かせください」・・・と。


「すみません。もううんざりです」
(若かりし頃の私)

~~~~~~~~~~~~~~~~
私は自殺念慮などが出た時の

心理学的対処法を学びたいのに
ずっと黙って傾聴されても・・・

専門的な訓練法を提示してくれたら、

「何年かかってでも」
一生懸命やるのに・・

~~~~~~~~~~~~~~~~

*ロジャーズ理論を学ばれている
カウンセラーさんに申し訳ありませんが、

この「患者時代の疑問」が
当活動の始まりになりました。



医師に
「すみません。もううんざりです。
(傾聴)カウンセリングは要りませんので、薬だけください」

もう次回から薬だけでいいです

(これはリアル患者の皆さんは、
分かる分かる・・という感じではないでしょうか?)


日本の伝統的大乗諸仏教を学び、
キリスト教(プロテスタント)に足を運び、
(カルト宗教系は除く)

一日、茶碗一杯の向精神薬を飲んで、
(あの時代は薬を出したい放題の時代でした)

「ダメだ。もうアカン・・・」と。


ですがこの「もうアカン」は、
実は潜在意識では、

「今までの自分でいいんじゃないのか?
生き方・思想を変える必要はないのでは?
カウンセラーも、あなたはあなたでいいって言ってるし・・」

本心からの
「もうアカン」ではありませんでした。
本当に人生降参していませんでした。


ゆえに禅寺や教会、大乗諸宗派に行っても
何をやっているのか分かりませんでした。

やがて、仕事もできなくなって、
貯金を切り崩し、
極貧生活で、引きこもり生活が始まる。


そこで偶然「森田療法」と
当時全く知られていなかった
「マインドフルネス仏式瞑想」に出会います。

原始仏教と、それに親和性の高い
森田療法の理論の鋭さに感服し、

大乗仏教ではなく、そもそものルーツである
原始仏教は、同じ仏教でも、
信仰や宗教性がゼロで科学的。

これは宗教ではなく
心理学・脳科学・哲学であると認知しました。

*森田療法の患者の会にも入りました。
(歴史ある有名な会です)


若かりし頃の私には強烈な理論でした。

引きこもり生活、うつ病で
一日中、ほとんど布団の中でしたが、
時間さえあれば、貪るように研究しました。

*これが当ブログで出てくる
「布団大学」の始まりです。



仏教学の因果論。

原因があって結果がある。
至極当たり前のことですが、

今までの自分の人生、
その生き方・思想・哲学・
人生観で生きてきて(原因)

「結果」当時の私はうつ病になって、

このざま」なのですから、

少なくとも現在
幸せとは言えないと思います。


・・・と、
いうことは

今までの生き方・思想・哲学・
人生観を貫き通すと、

うつ病は根本から
治らないな・・と喝破しました。


若かりし、
うつ病青年だった私は、

布団の中で天井見上げて
こう宣言しました。


「本気で、もうアカン。人生真に降参した。
このままやってもダメなので降参。白旗。
今までの私を捨てます」

傾聴カウンセラーの
「あなたはあなたでいいのよ」ではなく、

その「あなた(自我)」が
苦しみの原因なのですから、

自分と、自分の今までの生き方・
人生観を捨てよう・・・と。


このマインドフルネス仏式瞑想
(アメリカ式ではない)
を一年、鬼のようにやって、

それでダメだったら、
当時住んでいたアパートの隣に

鉄道が走っていましたので、
飛び込もうと決意を固めました。


どうせ死ぬのでしたら、
騙されたと思って、1年死ぬ気で
仏式瞑想の修練・
森田学習を行ってみようと。



・・・さて、そして今、
全国の皆さんにオンラインで
こうやって講義やお稽古をしているのは、

そういうことです。現在に至る。


もう少し厳密に書きましょう。


その引きこもり療養時代、

「鬼のように」
ほぼ一日中瞑想修行を行い、



不動明王1
(不動明王:火炎の瞑想)



半年くらいで、
「薬とはまた違った回復感」


8~9ヵ月くらいで

「こ・・・これは!今まで薬を何年も飲んできたが
ずっと平行線で、こんな感じはなかった!

この平安さは、今までの薬物療法ではありえなかった。
この状態ですと、薬減らしてもいけるのでは?」・・・と。

医師に相談し
減薬を始める。


1年と2ヵ月くらいで、ほぼ断薬成功し
社会復帰のリハビリとして
ボランティア活動をします。

断薬成功と言っても、
その後2年くらいは、調子が悪い時だけ
「頓服で」レキソタンを飲んでいました。


さらにその後、
心理療法(瞑想)生活を続け・・

やがて頓服すらも
「飲むのを忘れる」ようになって、
自然に断薬に至りました。



今回のお話は、
何が言いたかったかといいますと、


潜在意識・深層心理から

「もうアカン。本気で今までの自分を捨てる。
もう人生降参。今までの自分を捨てる」

と、決意しませんと、


瞑想やっても空回りし
「何やっているのか分からず」
時間の無駄になります。

うわべだけの「瞑想ごっこ」になり、
うつ病回復には至らないと思います。



その境地に至らない時は

その今までのあなた。今までの生き方で
もう少し実験してみてください。

「それで本当に幸せになるか?」
人生実験します。

たぶん苦しみが
どんどん深くなると思います。


どのレベルの苦しみで
本当に心底「まいった。降参」をするかは
本人次第です。

「心底まいった」になるまで、人生うつ地獄を
続けてみるといいと思います。

残念ながら人は、痛い目に合わないと、
本気で人生変えようとしません。
本気にならない。

人から言われて変わるものではありません。


でも早々と「まいった」した方が
人生楽になりますよ。


ただ、これらは

他人から「人生まいったしなさい」・・・なんか
言われるとイヤだと思いますので

「自分で痛み。自分で察し。
自分で降参し。
自分で道を選んでください」

これは誰も強制はできません。
自分で道を選びます。



私もこれは、じかには語りませんので
文章としてここに書き置きしておきます。
自分で洞察します。


よく「瞑想が分かりません。上達しません
・・・という声を聞きますので、

「根本のところ」を書いておきます。


特に長年のうつ病や神経症を治すのは
「大変な作業」です。

よく「ちょこちょこっといじって、
ちょこちょこっと治りませんか?」



などみかけますが、
これらの発想の人達は
治ることはないでしょう。

あまりに人の心と脳を
軽んじている発想かと思います。


脳的に言っても、人間が長年連結していた
ニューロンの回路を変えていくのは
「大変な作業です」

ニューロンの連結パターンを変えるのは
大変な作業です。


大変な作業ですが「可能」です。


大変だから・・・といって

その場にうずくまっていても
人生何も変わりません。

たとえ、どれだけ親切な
他人がいたとしても、
その人の人生の肩代わりまではできない。

人生は誰も助けてくれません。
最終的には自分の問題です


少しでも前に進んで行かないと
何も始まりません。


本気で
「人生まいった。もう降参。
今までの自分でやってきて、
今こうやって不幸になっているのだから、

今までの自分は何の価値もない。
自我や今までのガラクタ知識は、ゴミ箱に捨てる」


惺惺著
(せいせいじゃく:目覚めよ:禅のことば)

~その瞬間、覚醒します~


その状態で
当カウンセリングにいらしてください。

その心で
仏式瞑想をやってみてください。


人生、本気で切羽詰まった人の方が
早く治ります。

今までの自我(わたし)に
執着したまま瞑想しても
「瞑想ごっこ」で終わり、カラ回りし、

うつ病・神経症から
回復することはありません。


何かを捨てないと新しいものが
インストールできません。


~~~~~~~~~~~~~~~~~
今までの「わたし(自我)」を捨てると
瞑想はメキメキ上達します
~~~~~~~~~~~~~~~~~

*ここの部分は、西洋心理学を学ばれた方は
かなりショッキングな視点かと思います。

東洋系の心理学・思想・心理療法は、
西洋系とは「真逆の」理論でアプローチしていきます。
「根治」療法です。



長年の心の病を
「治す」って何なのだろう?

目に見えない心の病が
「根治・治る」って何なのだろう?

瞑想を使い、
自分で発見していきます。

その先には、
心の病が「治る」とか、
そういう事よりも・・



欧米式マインドフルネスのように
「テクニック」ばかりやっても
治りません。

長年の心(精神)の病は
「テクニックをちょこちょこっ・・」
と、いうような

そういう問題ではありません。


深い智慧をもった洞察があって、
テクニックをやるから上達します。

本物のマインドフルネスは
別名「(智慧をもった)洞察の瞑想」と
言われています。


智慧とテクニックは
「車の両輪です」

どちらかが欠けても
車は前に進みません。

瞑想が空回りしている人は
こういった理由かと思います。


今回の論説は、
やや厳しいお話でしたが

何かのインスピレーションになれば
筆者は幸いに思います。

長文お読みくださり
ありがとうございました。




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【2017/03/14 04:06】 | 決意のススメ
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