マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
「かわいそうな私。弱い私」に
なることにより、

特別な存在になり、
他者を支配しようとする深層心理。


~~~~~~~~~~~~~~~


さて、この人間社会で
「最強である?弱者」は赤ちゃんです。

赤ちゃんは自分一人では
何もできません。究極の弱者です。

ですが、笑ったり、泣き叫ぶことにより
周囲の人間を
意のままに操ることが出来ます。

周囲の人間は命を投げうってまで
自分を守ろうとしてくれます。


私達は大人になり、
特に心のトラブルを抱えた方は、

度々この「最強の時期」
「最高に安心だった時期」に
戻ろうとします。


例えばストレス性の
「タバコ依存症」

毎日の中で、
ストレスがあるたびに

自分でさばく心理技術が無く
耐えられないので、

人生の中で一番安心だった、
お母さんのお乳を吸っていた時、
乳幼児に戻ろうとします。

タバコを吸っている口は
お母さんのお乳を吸っていた口です。

これを心理学では
「口唇期退行(固着)」といいます。


もちろん健全なレベルの
喫煙でしたらよいですが、

異常なレベルの喫煙者は、
自身の異常行動の深層心理を
様々な角度から「意識化」してみます。

*前回もお話ししましたが
これを「無意識の意識化」といいます。


また、いつまで経っても
心の病が治らない方は
(真剣に治そうとしない方)

「かわいそうな私。弱い私。
被害者である私」でいる事により
幼児退行し、

思い通りにならない人生、
思い通りにならない周囲の人達を
支配しようとしているケースもある。

*もしくは深層心理では、
他者の庇護を受けようとします。


つまり心理学的に言いますと、

================
心の病だから不幸なのではなく、
深層心理の中では・・

不幸な自分でいたいから、
心の病になっているケースもある。
================

*目的が「不幸な、かわいそうな私」でいたい。
だから手段として「心の病になっている」


もちろんこれも、数ヵ月程度で治る
うつ病でしたらよいのですが、

何年・何十年と心の病を引きずっている人は、
自身の深層心理を
様々な角度から炙り出してみます。

意識、無意識

*参考までに過去テキストです:全4話。
↓(ダメダメな現状でいようとする深層心理:
コーチングの視点から)
http://shinriryouhou.blog2.fc2.com/blog-category-94.html


このように人間の
「意識と無意識」(深層心理)は

心理学の視点から言いますと
ウラハラな事が多いものです。



さて、こういった症例は

残念ながら
よくありがちな傾聴カウンセリングや
薬物療法はあまり効きません
(実際・現実の話、治っていないでしょう?)

残念ながら、これらは根治する
「有効打」にはならない。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ではなぜ
「不幸な私。かわいそうな私。弱い私」で
いたいのでしょうか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~


仏教心理学の視点から言いますと、

冒頭の「赤ちゃん」のお話を
思い出してください。

最強の弱者になることにより、
「特別な存在」になり、

周囲を、人生を思い通りにしたいという
(あるいは周囲から特別な庇護を受けたい)
「エゴ(煩悩)」が潜んでいるケースもあります。


もし、薬物療法や
傾聴カウンセリングを

何年・何十年行っていて
何の進展も無いケースは、

今回の仏教心理学のお話などを
参考にしていただき、

違った角度から、心のトラブルに
切り込んでみるのも一つの手です。


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では仏教心理学
(マインドフルネス仏式瞑想)は
どんな手法をとるのでしょう?
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周囲を、人生を思い通りにしたいという
「エゴ(煩悩・我)」を

不動明王となりて、粉々に粉砕します。



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*お不動様の右手の
倶利伽羅剣(くりからけん)は
そういった意味を持ちます。
(倶利伽羅剣は煩悩を切断し、
粉々に粉砕します)


お不動様は「たとえ話」ですが、

その「煩悩を粉砕」する作業が
マインドフルネス仏式瞑想です。

仏像というものは、
そういった「思想のシンボル」です。

*ちなみに左手の縄は
「禅定・三昧(瞑想)」の縄をもって、
迷える凡夫を引っ張り導くを意味します。
(諸説あり)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~
仏教瞑想では、
そもそもこの浮世は

諸行無常で、常に移り変わっており、
形を留めておくことはできませんし、

また、自我(エゴ)の
思い通りにならない事が多いもの(無我)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・・・と、瞑想を実践し、
はじめから潜在意識レベルで

頭の理屈ではなく、
身体で分かっておりますと、

思い通りにならない現実が目の前に来ても
少しは落ち込みますが、

健全なレベルの落ち込みで終わり、
うつ病にはなりません。


最初から思い通りにならない人生に対し
免疫があるからです。



これを免疫効果といって、

最初からこの世は苦(苦聖諦:四苦・八苦)で、
思い通りにならない(無我)と認知していれば、

いざ目の前に、そういった
苦(ストレス)がやってきても

少しは落ち込みますが・・・
すでに「心の免疫」がありますので、
病気レベルにはなりません。



ここの煩悩の大元(無知・無明:むみょう)が
引っ掛かっていますと、

たとえば、こんなケース。

職場を、環境を思い通りにしようとして
「永遠の理想郷」を求め
職場で、やたらトラブルを起こしたり、
転職を繰り返したりする人もいます。

ですが「完璧に清らかな、聖者ばかりの職場」
「全て自我の思い通りになる理想郷」など
この世に存在しません


そして転職先でまた
自我の思い通りにならないと
精神的不調になり、

また退職し、
次なる「理想郷」を求め転職します。

ですがこの世に
そんなもの(理想郷)は存在しません。

これを青い鳥症候群と言います。

*永遠のありえない理想郷(青い鳥)を求め
さまよい続ける事をいいます。


転職が叶わないと、
他の手段を使うケースもあります。

それは「最強の弱者・赤ちゃん」に退行します。
そういった人達がよくやってしまう心理行動は、

「かわいそうな私。被害者の私(弱者)」にしがみつき、
ほんの些細なことで

「パワハラ!モラハラ!ブラック企業!」と
まくし立てたりします。

昨今、会社の管理職の人達を悩ませる
いわゆる「ベビー社員」と言われている人達です。

その「ベビー社員」の深層心理は
本日の内容です。



この仏教心理学の瞑想は、

「かわいそうな私。不幸な私。弱者である私。
愛されるはずの私。望めば全てが叶う私・・」

わたし・わたし・わたし・わたし・わたし・わたし・
わたし・わたし・わたし・わたし・わたし・わたし・・・・

「わたし(我)」を
一つづつ手放していきます。

*西洋系の心理療法や哲学は、
このわたし(自我)を強化していきますが、
東洋の心理療法は無我。
真逆の方法をとります。


「守るべき私」が無くなってきますと

「不幸な私。かわいそうな私。弱者である私」など
武装する必要がなくなっていきます。


「わたし(我)」という
「人生の呪縛」から自由になり、

「わたし」という
「人生の重荷」から自由になり、

「わたし」という「ゴミ」を捨て・・

本当の自由で安楽な人生が始まります。


もちろん山でカスミ食べて生きている
仙人や聖者ではありませんので

俗世で生きる限り、
「完璧な無我(無私)」にはなれません。

ですが、この心理臨床用・仏教瞑想は
無理な事はやりません。


==================
心の病・人生のトラブルになるまで
肥大してしまった自我(わたし)を

各個人の「病気にならないレベルまで」
自我を緩めていけばOKです。
==================


悟りや無我に至らなくてもよいので、
この心理臨床用・仏教瞑想は、

一生を軽く朗らかに、
幸福に生きられればOKです。


瞑想を修練し、
幸福に生きる事が出来ている人は、

本日のお話のような、

心理防衛(幼児退行など)
する必要がなくなりますし、


幸福に生きている人に
うつ病患者はいないでしょう?


また幸福に
生きる事が出来ている人は、
「青い鳥」を求めなくて済む。

なぜなら

~~~~~~~~~~~~~~~~~
青い鳥は求めるものではなく、
「そこに在り、そこにいた」からです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~


仏教心理学(マインドフルネス仏式瞑想)の
うつ病・神経症へのアプローチは

通常の心理療法とは
少し違った方法論をとります。




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【2017/01/31 00:27】 | 心の病  「禅カウンセリングの視点」
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