マインドフルネス・森田療法を使った、「元うつ病患者カウンセラーによる」新しいタイプのカウンセリング(コーチング)
一昔前、マスコミ等が煽りたて、
「うつ病=頑張らない」が
流行っていた時代がありました。


当活動は、この「うつ病=頑張らない説」が
大流行していた13年くらい前から、

この「うつ病=頑張らない説」に対し

元うつ病患者の視点から
異論を唱え、警鐘を鳴らしておりました。


現在では、国民の皆様が
この概念のおかしさに気付き

もはや誰もこの概念は
使っていないと思いますが。


今回のお話は、

この「うつ病=頑張らない」により、
治るはずのうつ病患者さん達が

長期化・難治化・慢性化してしまっている問題」を
再度考察していこうと思います。

それではよろしくお願いいたします。



まずこんな投げかけをいたします。

==================
「頑張る事 自体が絶対悪
ではなく・・・

頑張り方に問題は
なかったか洞察してみます」
==================


マスコミ・精神科が
「うつ病=頑張らない」と言っている

だから(権威が言っているから)
頑張ることは絶対悪である

ゆえに「私は頑張らない」
「頑張っちゃダメ!」


・・・え!?


マスコミの言う事を全て
「鵜呑みにして」 いとも簡単に
洗脳されるのですか?


物事・情報は鵜呑みにする前に
「なぜ?」を入れてください。

それはたとえ
権威・偉い人が言った事でも。


当ブログでよく出てくる概念ですが、
これを心理学では
「クリティカル・シンキング」と言います。


当マインドフルネス仏式瞑想の講義でも
授業中「なぜ?」を奨励しております。

伝統瞑想法が、こうやっているのだから
無条件に行う・・・ではなく、

この瞑想技法は「なぜ」行うのか?

という疑問に対し、
一つ一つ丁寧にお答えしながら
授業を進めるスタイルをとっています。

*ただし大人げない、
いわゆる「小児的なあまのじゃく」は除外します。



先日映画ビリギャルを観て
思ったのですが、

これは瞑想の授業でなくても
優秀な学習塾でもそうですね。

例えば、この方程式は「なぜ」こうなのか?
この歴史の出来事は「なぜ」こうなったのか?

「なぜ」を考察しながら勉強しますと
勉強が楽しいですし、加速度的に身につきます。



うつ病のお話に戻しますと、

何でもかんでも「頑張らない」は
少し無理がある思想かと思います。


「本当に何でもかんでも頑張らなかったら
人生どうなりますか?堕落しますよ」


やはり人生、頑張らなければならない時は、
頑張る事が大切かと思います。

人生は要所要所に
「踏ん張りどころ」が
あるのではないでしょうか。


例えば、うつ病で発症したての

急性期・回復期(前期)は、
本当に頑張らず
お薬を飲んで、寝ていた方がよいのですが、


薬物療法で落ち着いた
回復期(中~後期)は

急性期のノリで頑張らず一日寝ていますと、
うつ病が長期化・難治化・慢性化します。


そうではなく、この時期は
心理療法・メンタルトレーニングなど
「少し頑張らないと」
いつまで経っても社会復帰できなくなります。


仮に薬物療法でモチベーションが上がり、
治ったと錯覚して(寛解状態)
社会復帰したとしても、

「心の反応パターン」が変わっていませんと
また同じような場面で
「過剰なストレス反応」をしてしまい


うつ病再発

急性期に転落・・・を
繰り返してしまいます。


また「頑張らない思想」を鵜呑みにして
社会復帰したとしても、

現実問題・・
昨今の雇用情勢は非常に厳しいです。


きちんと腰を据え頑張れない人は
企業側も、そういった人材を雇い続ける

「財政上のスタミナが
なくなっているのは現実」
です。


バブル前でしたら、企業の財政も潤っていて
年功序列・終身雇用でしたが、
現在、民間企業ではその概念は通じません。

*私もこの世界に入る前は、
中小企業のサラリーマンでしたので
現実社会の事情はよく知っております。


そういった現代日本の厳しい情勢の中で
たくましく生きていく
メンタリティーを養っていきませんと

「頑張らない」社員、
会社の情勢などの
空気が読めない社員は、

現実問題、やはり、
会社に煙たがられると思います。


そして会社で冷たくあしらわれ
当然、日常にストレスが溜まっていきます。

やがて慢性的ストレス脳になり

脳の病気になり

うつ病再発してしまうと思います。


また多少のストレスも
上手にさばけるメンタルトレーニングを
身に着けておかないと

行く先々の人生で、
ストレスイベントがある度に

うつ病急性期に転落して、
休職していましたら

それは少なくとも、幸福な人生とは
言えないのではないでしょうか。


少し厳しいお話でしたが

現実から目を背け続けるのではなく、
現実社会を
冷静に分析する「洞察眼」も必要です。



----------------------------
「頑張る」について
----------------------------

頑張ることは絶対悪!

ゆえに、何でもかんでも
「頑張らない!」という思想は

現代日本では
「実用性が無い思想」

もしくは
「人生を堕落させる危険思想」かと思います。


何でもかんでも頑張らない・・ではなく、

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
頑張り方を心理学・脳科学・瞑想的に
工夫してみてはいかがでしょうか?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~


マインドフルネス仏教瞑想では、

正精進(八正道)・精進覚支(七覚支)・
精進波羅蜜(六波羅蜜)など・・・

精進(頑張り)は、とても大切にします。
精進(頑張り)は、全てのベースです。


これは俗に言う、
単なる頑張りとは違います。

また、やみくもに感情を爆発させ
意味不明に頑張ったり、
煩悩を元にした頑張りでもありません。

瞑想的に頑張ります。


~~~~~~~~~~~~~~~~~
頑張って
精神的に病んでしまうのは、

「煩悩に振り回され頑張っている」
かもしれません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~

本当の「頑張り」は
疲れるけど朗らかで爽やかです。



もし頑張って
精神的に病んでいるのならば、

煩悩を元にして、感情・エゴを爆発させて、
頑張っていないかチェックしてみます。

*煩悩: 無明・無知・自我(我・エゴ)・
自己(自我)保存欲求など。


また現代日本の
社会情勢に適応していくために、

心理学や脳科学の理論を取り入れた
「頑張り方」をマスターしていきます。


「頑張らない」という
人生に役に立たない思想はもう捨てて

人生に役に立つ「頑張り方」を
トレーニングしていきます。


「何でもかんでも頑張らない」ではなく、

「頑張り方を心理学・仏教瞑想的に
チューンナップしていく」
の方が

実用的で、今後の人生
幸福になっていく道ではないでしょうか。



~「うつ病・休職中の
正しい頑張り(正精進)」~


うつ病・休職は、
実はラッキーです。

なぜなら、新しい生き方を身につける
絶好の機会だからです。


私自身も、かつてうつ病で
1年と少し引きこもり、

鬼のようにマインドフルネス仏式瞑想・
森田療法を修練して
人生観が180度変わりました。

うつ病で倒れなかったら、
今頃どうなっていただろう。


うつ病を境に、
人生が好転したと思います。

うつ病・休職は人生大転換の
大チャンスかと思います。


ただ「大人の夏休み」(休職中)は、
頑張らず、一日中ゲームをして
ズルズルと寝て過ごすのではなく、

「大人の宿題」(心理療法)を「頑張り」
休職期間を有意義に過ごします。


また大人の夏休みは
一人ですと、
サボってしまいがちかと思います。

例えば、一人暮らしで、
一日中寝ていても
誰にも注意されない環境ですと

どうしても人はサボってしまいます。


そういう場合は、
心理カウンセラーやコーチなどの
専門家についてもらいますと
モチベーションが維持できます。

人は誰かから気にかけてもらっていると
モチベーションが上がります。

これを心理学では
「ホーソン効果」といいます。


逆に誰にも見られていない、
誰にも管理されていない状態ですと、

人はモチベーションが
下がりがちになります。


分かりやすく言いますと、
会社の管理職がいる時は、
皆シャキッとして仕事しますが

管理職がずっと不在ですと、
サボったりします。

*これは、お勤めされたことがある方は
皆、経験があるのではないでしょうか(笑)




最後にお願いといたしまして、

現在もなお、
「うつ病=頑張らない」思想を固持している
精神科などがありましたら、
そろそろ、その理論を手放してみてください。


患者さん達の将来を
本当に考えているのでしたらば、

薬物療法で落ち着き、
うつ病、回復期後期以降も

「頑張らず安静に過ごす」のを
指導するのではなく、


今後の人生で、ストレスイベントが来ても
崩れないような
メンタリティーを身につけるために

心理療法を「少し頑張る」を
すすめてみてください。



もちろん精神科・心療内科の枠内で、
一回数時間。

そして何週間・何ヵ月もかかる
心理療法のお稽古は不可能かと思います。


ゆえに、精神科は
患者さんが薬物療法で落ち着きましたら

心理療法を受けたくなるような
モチベーションが起きるような

工夫・動機付けを模索してみてください。


病院のお仕事は、

急性期で危険な状態の方を
薬物療法の力で安定に持っていく。

そこまで出来ましたら
私達、心理療法家にバトンタッチします。


薬物療法一本主義の方法論を
固持するのではなく、

==================
薬物療法で現在の辛さを
一時的に散らしつつ・・・

薬物療法に並行し、
心理療法をコツコツ行い、
根治に向けた作業をしていく。
==================


私のところでは13年前から
一貫して主張しておりますが、

この概念は、メンタルヘルス先進国欧米・
世界基準では
すでに「当たり前」の概念です。

なぜか日本の心療内科などは
薬物療法一本主義が多いのが現実です。


13年くらい前は
「うつ病=抗うつ薬で治る!」が
一般的でしたが、

*「患者に効くタマ(業界用語で薬の事)が
みつかれば、すぐ治る」を主張する、
トンデモ医師の、トンデモ本も横行しておりました。

(彼らは薬の専門家であり、
こころの専門家ではありません)


現在では薬物療法と
心理療法の併用の論説に

追い風が吹いてきておりますね。



回復期後期以降・
安定期に入っているのに、

何年・何十年・・・
医師に言われるがまま

ただ黙って薬を飲み続ける時代は
終わりました。


うつ病患者さんの意識に
「イノベーション」を起こす時です。




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【2017/01/17 00:33】 | うつ病 「休職のススメ」
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